ジョン万ビーチでシュノーケリング!お魚具合や安全性は?サメ対策は!?

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沖縄本島のシュノーケリングスポットというと、
中部の恩納村にある真栄田岬や、美ら海水族館などがある北部方面の方が有名ですが、
南部にもシュノーケリングが楽しめるビーチがあります。

それが大度浜海岸、別名「ジョン万ビーチ」です。
(濡れた防水カメラで撮ったのでぼやけてます。すいません。。)

その昔、ジョン万次郎というアメリカに渡った日本人が再び船でたどり着いたのが、この沖縄の大度浜海岸なんだとか。

さて、このジョン万ビーチでシュノーケリングを実際してきたのですが、
結構注意するべき事もあったので、それらも含めてお話ししていきます。

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無料駐車場は、すぐ満車になる

このビーチは那覇から車で下道で45分程度でたどり着ける事もあり、
割りと行きやすいビーチです。

Google maps より引用

国道331号線を走っていると、大度浜海岸という看板が出ますので、そこを曲がります。
あとは道なりに行けば、小さな看板がまた出てきますのでたどり着けます。

この先は若干細めの道で、側溝もあるので、車を端に寄せすぎて側溝に落ちないように気を付けてください。まあ、交通量は単純にこの海岸目当ての車だけなので、あまりすれ違う事もありません。

変な観光スポット化された沖縄のビーチに行くと駐車場代1000円とか取れられる所もあります。しかし、ここジョン万ビーチはなんと駐車場無料で、トイレ、シャワー、ちょっとした売店もあります。シャワーは300円です。コインロッカーはないようです。自販機もあるので飲み物は安心。

ただ、駐車場はそんなに大きくないので、特に土日は朝9時にはもう満車です。
ただ、その無料駐車場のとなりに300円の大きな有料駐車場も用意されてるので、そこに停められます。

300円ぐらいだったら、別に払ってもいいですよね。

サメに注意の看板が。。

有名な看板ですが、こんなのが入り口に貼ってあります。

なんでも2015年にサーファーが襲われたんだとか。。

と言っても、このビーチ、ちょっと特殊な構造で、
しばらくは浅瀬が続きます。

シュノーケリング自体も浅瀬でできるので、
シュノーケリングする海域でサメの心配はまあないかと。

そうは言いつつ、私と妻は足にしっかりシャークバンド巻いてましたけどね。

サメよけバンドです。

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そんなん効果あるの?って思った方は下の動画参照。

Sharkbanz Tech in Action Series | Episode 3: Bernie and the Bull Sharks

シュノーケリング中に怪我をする脅威と言えば、モンガラやクラゲ、ガンガゼ(ウニ)、サンゴなどですが、これらは接触してもまだ手足を失うほどのダメージではありません。

しかし、サメは万が一襲われてしまえば手足をまるごと失うほどの脅威です。
なので、保険としてこのシャークバンドを身に付けておくのも悪くないです。

運悪くサメと出くわしてしまっても、襲われる確率は大幅に減りますからね。

ビーチというより、岩場です。

このジョン万ビーチは、砂浜というより、激しい岩場です。

こんな感じで、ずっとゴツゴツした地面が海中まで続いてます。
しかも滑りやすいです。なので、マリンシューズは必須です。

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私が履いてる黄色いのは↑コレで、普段靴のサイズは26.5ですが、マリンシューズは25cmを履いてます(妻は普段の靴もマリンシューズも24cmを履いてます。同じブランドのものです)。私は足が幅広で靴が合わない事も多いのですが、マリンシューズは伸縮する素材なので全然気になりません。水中に入るとやや膨張するので、個人的には小さめサイズでちょうど良かったです。

滑りやすい岩場などでもちゃんとグリップしてくれますし、
ガタガタの岩場や砂利でも足裏が痛くなくて非常に良いです。

マリンシューズの上からフィンも履けるので、シュノーケリングには必須アイテムとも言えます。

マリンシューズを履くと、フィンのサイズも一回り大きいものになります。
詳しくは下記の記事で解説してます。

今回はシュノーケリング初心者の方向けや、旅行でシュノーケリングする方向けに シュノーケルフィンの選び方やオススメのものを紹介していきます。...

遠浅の岩場がしばらく続く

そしてこのビーチ、遠浅です。浅い岩場がずっと続いてる感じなので、
そこでは子供も安心して遊べます。

ところどころ、天然のプールみたいになっていて、
そこで泳いでるだけでも魚はちょこちょこ見れますし、
サメの心配もないので安心ですね。

浅瀬でもこんな綺麗な模様の熱帯魚達に普通に会えます。
ただ、浅瀬だと透明度はイマイチですね。他の沖縄北部のビーチと比べるとガクッと透明度は落ちるイメージがありました。浅瀬を抜けて深い所に行けば、透明度はしっかり上がります。

この写真を見ると分かりますが、岸からすごく離れてるのに人が立ってるでしょ?
位置によっては岩がずっと沖まで続いてるんで、安全に泳げます。

ところどころ岩が低くなってて、そこが天然のプールになってます。

浅瀬だけで遊ぶのであれば、ライフジャケットやフィンなしでも十分楽しめる感じでした。

浅瀬を越えると魚はいっぱい!

この浅い岩場を越えていくと、岩がなくなって、ガクッと深くなる場所があります。

そこからは普通にサンゴリーフになっていて、
他のビーチ同様、沢山のお魚と出会えます。透明度もかなり上がります。

特にエサなど無くても寄ってきますし、水深もそんなに深いわけではないので、近くで見れます。

こんな感じの中型魚も現れます。

鯛(タイ)!?

深くなる部分からは波もそれなりに出てますので、ライフジャケットは必須になります。
流れも少々あるので、1人で遠くまで泳ぐのはやめましょう。サメが現れる危険性も徐々に高まりますしね。

ただ、ところどころ巨岩があったり、突然浅瀬になるので、
岸に戻りやすいビーチではあり、サメを気にしなければ比較的安全にシュノーケリングできるビーチだなと感じました。

サメ以外の脅威としては、どこのビーチにもいるムラサメモンガラぐらいでしょうか。

これです。このひし形のたらこ唇でぎらぎら綺麗な奴がちょこちょこいるので、
見かけたら距離を置くようにしましょう。

まだジョン万ビーチのモンガラは小型ばかりでそんなに脅威ではありませんが、
こいつは産卵期は凶暴です。
テリトリーを侵されたと感じると、突進してきたり、噛み付いたりしてきます。

ちなみに私が今回泳いだ7月中旬は特に襲われる事はありませんでした。

まあ、こいつはこいつで見てて綺麗なんですけどね。
でもマジマジ近くで見てるとキレられます(笑)。

眺めはイマイチ(汗)

ビーチからの海の色は、そんなに綺麗には見えません。

反対側はこんな感じ。ビーチ自体は広く、そんなに混み合ってなくて良いです。

やはり綺麗な海を眺めたいなら、沖縄本島中部や北部ですね。もちろん渡嘉敷島などの離島に行けばその比ではないくらい綺麗です。

というわけで、無料で家族で思う存分お魚見学できるジョン万ビーチ、
シュノーケリングにはかなりオススメのビーチです。

シュノーケリング初心者が浅瀬で練習するのにも良いと思います。
鼻に水が入ったりして溺れかけてもすぐに岩場に捕まって戻れますしね。

ただ、シュノーケリングのレンタルなどがないので、
すべて持参する必要がありますけど。

ビーチ自体が広く、人も多すぎないので、のんびり楽しめますよ。

ただ、浅瀬だけだと他のビーチに比べて物足りなくなります。

なので、遠浅を抜けて沖の方まで出るのであれば、
ライフジャケットとシャークバンドは忘れずに!

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ジョン万ビーチまとめ

  • ファミリー向け、カップル向け、
  • シュノーケリング初心者向け、練習にもってこい。
  • 穴場でビーチはそんなに混んでない。
  • 無料駐車場あり。有料駐車場は300円
  • トイレあり、自販機あり、小さな売店あり、シャワー300円あり、更衣室は特になし。
  • サメ注意、モンガラ注意
  • 岩場なので足元滑りやすし。マリンシューズ必須、裸足では厳しい。
  • 浅瀬はフィン、ライフジャケットなくても泳げる
  • 沖は波、流れややあり。ライフジャケット必須
  • 眺めいまいち、海の色いまいち、沖の透明度はOK
  • 日陰は岩場に少々。もしくは上に上がった公園に屋根付きテーブルあり。
  • 魚種豊富、サンゴリーフは沖にあり。
  • 那覇から車で下道で45分ほどとアクセスも楽

この記事の水中写真は防水カメラNIKON S33で撮影しています。

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現在はW150という名称で売られています。全メーカーの防水カメラで一番安い機種ですが、この記事の写真のように、それなりに良い写真が撮れます。

私は過去にiPhoneにCatalystという有名な防水ケースを使って過去2回も水没、交換を経験してます。特に海水はパッキンを痛めますし、回路を一撃で壊しますから、たとえ防水スマホでも海水での撮影はおすすめしません。

大切なデータが消えるばかりか、スマホは修理や買い替えも高いですから、
防水カメラを1つ持っておく事を強くおすすめします。