BTCやXRPをずっとガチホしてるんだけど、これ銀行預金みたいに利息付いたらいいのにって思わん？
ああ、実は最近、仮想通貨を預けると利息が付くサービスが結構あるんだ。しかも5%とか。
な？5%？銀行に現金預けても0.01%くらいしか付かないこの時代に？でもファーミングとかいうヤツみたく、メチャややこしいんじゃろ？
いや、銀行と一緒で預けるだけ。超簡単。変な話、USDTとかで預ければ外貨預金状態だね。しかもいつでも引き出せるんだ。
というわけで、BTCやXRPなどの仮想通貨を預ける事で、利息がもらえるサービスをリスクや注意点も含めて紹介していきます。
*この記事は投資を推奨したりアドバイスするものではありません。投資は必ずDo Your Own Research(自分でよくリサーチ)して、自己の責任で行ってください。損失が出ても当サイトは一切の責任を負いません。
仮想通貨を預けると利息が稼げる銀行とは？
初心者には難易度高すぎなDEXでレンディング、POOL、ファーミングで稼がずとも、
銀行の普通預金のように、仮想通貨を預けるだけで利息が付いて、しかもいつでも引き出せるサービスも出てきています。
それが、BlockFi, NEXO, のようなサービスです。
BlockFiとNEXOは仮想通貨の銀行！
特にこの業界で有名で、日本からでも使えるのが、BlockFi(ブロックファイ)とNEXO(ネクソ)です。
- アカウントを作る(無料)
- 仮想通貨をアカウントに送金する
これだけで、利息が勝手に付きます。
それぞれ、預けられる通貨の種類や利息の付き方、メリットデメリットに違いがあるので、比較しながら解説していきます。
| BlockFi | NEXO | |
| 対応通貨 | BTC, ETH, LTC, USDC, GUSD, PAX, PAXG, USDT | BTC, ETH, XRP, USDT, USDC, PAX, TUSD, DAI, HUSD, BCH, LTC, EOS, BNB, XLM, PAXG, LINK, TRX |
| 引出 | 毎月1回無料 | |
| 引出にかかる日数 | ホワイトリストは1日後、その他は+7日 | 即座 |
| 利息配当日 | 毎月1日 | 入金後47時間後、その後は24時間毎。 |
| 預金のトレード | 可 | スマホアプリでのみ可(XRPは不可) |
| サイト言語 | 英語 | 日本語対応 |
| キャンペーン | このリンクから登録し、初回100ドル分以上のコインを預けて1ヶ月間保持し続けると、次の15日に10ドルのボーナスがもらえる | なし |
通貨の種類で言えば、GUSD以外は全部NEXOでも扱われてる。また引き出し手数料もBlockFiだと毎月1回だけ無料なのに対し、NEXOは無制限で無料(改悪されました)。この辺の便利さはNEXOが圧倒的だけど、金利ではまたちょっと優劣が変わってくるよ。
BlockFiの引出し日数のホワイトリストって何？
BlockFiはすごくセキュリティを高くしてるんだ。だから、まず最初に引出し先アドレスをホワイトリストとして登録しておく必要があるんだ。登録後、7日経たないとはそのアドレスには送金できない。
例えば君のアカウントをハッカーが乗っ取ったとする。で、ハッカーは自分のアドレスに君の預金を送金しようとするわけだけど、ハッカーがアドレス登録しても7日間はそのアドレスには引出できないわけ。で、7日間のうちに君が「あ、これハッキングされてる」って気付けば通報して、引き出される事はないって事。プラスで2段階認証もあるしね。
あとホワイトリストに登録済みのアドレスでも、ハッキング対策として引出申請からさらに1日待たされるシステムになってるんだ。
BlockFiのセキュリティの高さは安心だけど、それだとさ、いざBTCが暴落して、急いで売りたいって時、引き出せなくて困りそうだね(汗)
実はそれを自分はすでに経験してる(爆)。でもね、裏技がある。すぐに下ろせない代わりに、預けた通貨はBlockFi内でトレードできるんだ(レートはそんな良くないけど)。
だから預けたBTCが暴落したら、すぐにUSDTと交換する事で、送金するより早く暴落回避する事も可能なんだ。
NEXOもスマホアプリ上では同じくトレードが可能だよ。
NEXOは引出放題なのは嬉しいけど、セキュリティは大丈夫なの？
NEXOはまずハッキング被害に備えて100億ドル以上の保険をかけてるのが安心点。あと、引出時には、ちゃんと2段階認証+Email認証の2重確認があるから、その点同様に安心だと感じてるよ。(ただ送金時のミスによって、セルフGOXしても補償してもらえないから注意 *後述)
BlockFiとNEXOを利息で比較
じゃあ、利息を今度は比較していきましょう。
| BlockFi | NEXO | |
| BTC | 6%(2.5BTC以上は3%) | 5%(NEXOで7%) |
| ETH | 5.25% | 5%(NEXOで7%) |
| LTC | 6.5% | 5%(NEXOで7%) |
| PAXG | 5% | 5%(NEXOで7%) |
| USDT | 9% | 8%(NEXOで10%) |
| USDC, PAX | 8.6% | 8%(NEXOで10%) |
| GUSD | 8.6% | – |
| XRP, TRX, LINK, BCH, EOS, BNB, XLM | – | 5%(NEXOで7%) |
| TUSD, DAI, HUSD | – | 8%(NEXOで10%) |
なるほど、BlockFiの方がおまけももらえて利息もいいけど、次の配当までに降ろしちゃうと、利息がボッシュートされちゃうわけか。
対して、NEXOは利息が劣るけど毎日付く。毎日付くから、月の途中で引出しても、それまでの利息はガッチリもらえるわけ。もしくは利息をNEXOトークンで受け取って+2%の利息を楽しむのもありだね。
迷っちゃうなぁ～。
個人的にはリスク分散も兼ねて両方に半々入れて使ってるよ。やっぱり仮想通貨を1箇所に集中して預けとくって、なんかあった時怖いからね。
USDコインを使えば、高金利外貨預金が可能！？
変な話、米ドルと常に同じ価格になるUSDTやUSDC、DAIなんかのコインを買って預けとけば、金利8%の銀行に現金預けてるのと同じようなもんじゃないか？これすごい裏技ちゃうんか！？
その通りなんだけど、リスクはあるよ。例えば、100万円をUSDTに変えて預けたとするよ。で、利息がたっぷりもらえたとする。
でも、もしドル円レートが1ドル105円→100円に下がったら、円に戻した時に、100万円→95万になっちゃうよ。
ドル円レートまで加味しないと得するとは限らんのか(汗)。なるほどね～。
あと、USDT(テザー)は今、アメリカとちょっと揉めてるから、テザー社が実は裏で悪い事してましたみたいな事になると価格が暴落する可能性もゼロじゃない事は頭に入れておいてね。
アメリカと友好的にやってるUSDCの方が安全かなと個人的には思ってる。
BlockFiやNEXOを使う際のリスクや注意点
BlockFiやNEXOは、基本的には銀行預金のように気軽に預けて利息がもらえる素晴らしいサービスなのですが、リスクがゼロとは言えないので、以下の点に注意してください。
コインを送る時のチェーンを必ずチェック！
例えば、BTCやXRPなら特に気にする必要はないのですが、USDTなどのステーブルコインには実は最近複数種類があります。
例えばこれは、世界最大の海外取引所のバイナンスのウォレットなんですが、
USDTを出金しようとすると、複数のTransfer networkから選ぶ画面が出てきます。どういう事かというと、USDTには、ERC20バージョンや、元々のバージョン(OMNI)、さらにはBinanceSmartChain(BSC)バージョンなど、複数種類があるんです。
これ、対応してない形式でBlockFiやNEXOのアドレスに送ると、GOX(行方不明)する可能性があります(汗)。
じゃあ、どうやって確認するかというと、例えば、NEXOの入金アドレスを見ると、
USDTの場合、Oxから始まってます。Oxから始まるアドレスの場合は、ERC20です。なので、ERC20のネットワーク経由で送金する必要があるという事です。
下の画像はBlockFiの場合。BlockFiも注意書きでEthereum Network Onlyと書かれている場合は、ERC20で送れという事になります。
最近はイーサリアム系ネットワーク、バイナンスネットワーク、バイナンススマートチェーンネットワーク、元々の通貨のネットワークと、複数種類のネットワーク(チェーン)があるので、間違えて違うチェーンで送ってGOXしないように注意してください。
日本の取引所から直接BTCを送る場合は、そのまま送れば心配ないよ。XRPを送る場合は、注意が必要だよ↓
タグやメモを忘れないように注意
特にXRPやBNBを送る時は、送金先アドレスだけではなく、タグ、もしくはメモといった番号も入力しないと、行方不明になる可能性が高いです。
上は、NEXOのXRP入金アドレス画面ですが、宛先タグが表示されるので、送金時は必ずタグも忘れず入れるようにしてください。
倒産やハッキングなどのリスクを理解した上で利用しよう
今回紹介したBlockFiやNEXOは、どちらもDeFi(ディファイ、分散型金融)ではなく、1つの企業が運営している銀行サービス(中央集権)です。
こういうお金が集まるところはもちろんハッカーも狙ってますから、ある日突然これらのサービスがハッキング被害にあって、一時的に預金が引き出せなくなる、なんて事もあり得ます。
もしくは運営が厳しくなり、突然倒産なんて事も同じくあり得ます。
なので、必ず信用できるのか自分でもリサーチしたり、信用できてたとしても、安全のために資金を分散して預けたりと、できる限りの対策はしておきましょう。
BlockFiはVISAと提携して仮想通貨がもらえるクレジットカードを発行する予定、かつアメリカでは最大手という安心感。
NEXOも100億ドル以上の保険をかけてて、バックにヨーロッパ系の銀行が付いてる。CEOも毎月顔出して預金者達とオンラインで対話してるから結構信用できると個人的には思ってるよ。
うん、仮想通貨は自己責任の世界だからね。卵は一つのかごに盛るなだね。僕もガチホしてる一部を預けて利息を稼いでみるよ。
BlockFi公式ぺージ(←このリンクから登録して、100ドル以上分のコインを預けて、1ヶ月保持すれば、10ドル分の仮想通貨が付与されます)
