上手いトレーダーのビットコインFX(先物)を完全自動でコピートレードできちゃうサービスBitCopyを使ってみたよ
BitCopyって実際どうなの?その手のサービスやツールで本当に稼げた事がないんだけど・・でもすごい気になってるんだ。
あなたもBitCopyというサービスがあると聞いて、使ってみたいけど
- 本当に稼げるの?逆に大損しない?安全なの?
- 設定の仕方が分からないし、誤作動しないか不安
- 証拠金やレバレッジをどれくらいにすればいいのか分からない
と情報が少なくて踏み出せなかったりしませんか?
というわけで、その辺を超分かりやすく例と図で解説していきます。
BitCopyはこんなサービスだよ
BitCopyは無料で利用できるコピートレードサービスです。あなたが選んだトレーダーと同じ注文がAPIという仕組みを通して自動で入るようになってます。
一応分かりやすくビットコインFXという言葉を最初に使いましたが、このサービスが使えるのは、Bitcoin perpetual futures (ビットコイン無期限先物)です。
これが日本で言うビットコインFXにあたります。ようはBTC/USDのレバレッジ取引です。
BitCopyが使える取引所
BitCopyが使えるのは、FTX、Bybit、Deribit、OKEx の4つの取引所だけです。
BitCopyを使うための手順は
- 取引所のアカウントを作る
- BitCopyアカウントを作る
- 証拠金を取引所に入れる(BTCやUSDTなどで)
- BitCopyと取引所のAPIを紐付けて、スタート
という流れになります。
取引所はFTXを私は愛用してます。
理由はBinanceに追いつかん勢いで拡大していて、アメリカのマイアミにはすでにFTXアリーナが存在するほど大きな取引所だからです。
これだけ資金がある大手取引所だから潰れる心配とかなくて安心。
非常に使いやすいUIの取引所で、BTCやUSDTなどの仮想通貨の送金手数料なんと無料(ETH、ERC20系だけ条件を満たすと無料)。そして追証(借金)がないのも安心な所なんです。
追証っていうのは、資金がマイナス、つまり借金になる状態の事。
例えば、FXで突然の暴落で借金数億を請求されたみたいな話聞いた事あるでしょ?
FTXはあなたの資金が10万円なら、10万円以上に負ける事はないように、強制ロスカットが先に働く仕組みになってる。相場の急変が起きてもマイナスにはならない仕組みなんだ。すごく安心できる点だよね。
Bitcopyを使うには、FTX口座を開設して、KYC(本人確認)も済ませておく必要があるよ。
BitCopyでかかる手数料は?
BitCopy自体の利用はなんと無料です。BitCopy側の利用でなにか料金を取られる事はありません。
ただ、もちろん取引所の
- 売買手数料(取引手数料)
- FR(ファンディングレート)
の2つはかかります。これはBitCopyを使わずとも、先物取引をするなら必ずかかる手数料です(FRは逆にもらえる事もあります)。
FRは、決まった時間に負けてる側に支払われる手数料の事。例えば、ショート有利な状況なら、ショートの人からロングの人に手数料が払われる仕組み。FTXの場合はポジションを持っていると1時間おきにこのFRが取られる(もしくはもらえる)よ。
画像の通り、ポジションの0.0009%とかそれくらいの金額。
BitCopyって稼げるの?
「じゃあ、BitCopyって実際のとこ稼げるの?」って部分ですが、
- トレーダー選びに失敗しなければ稼げる
- 手数料負けしなければ稼げる
- トレーダーが負けてるタイミングで恐怖でやめなければ稼げる
- 途中でガチャガチャいじらなければ稼げる
といった感じです。
トレーダー選びに失敗しなければ稼げる
BitCopyにはトレーダーランキングがあり、ランキングからコピートレードしたいトレーダーを選びます。
あなたが選んだトレーダーがトータルでプラスを出し続けてくれていれば、あなたも同じようにトータルでプラスになっている事になります。(手数料負けする可能性はあり。後述)
例えば、下の画像はBitCopyでランク1位のトレーダーであり、安定してトータルでプラスを積み上げているAlexさんの概要ページなのですが、彼は2019年からBitCopyでトレードを提供し始めてトータルで80000ドル(800万円以上)稼いでいます。
最近は10000ドルの証拠金で、月に4000ドル前後(40万円位)稼いでいます。
ただ、上の最大ドローダウンって所を見ると、$4622って出てますよね。これ、最大で資産がどれくらい一時的に減ったかを意味してます。
ランク1位のAlex氏でも、負けが連続で続いて、4622ドル(約50万円)もマイナスにしてしまった時期もあるという事です。
だから例えば、あなたがAlex氏のコピートレードを設定した直後に、Alex氏が急に負けがこんできたとしましょう。もちろんあなたの証拠金は減っていきます。もしAlex氏と同じ倍率でやっている場合、資産が一時的に-50万円になってる可能性もあります。(倍率を変える事で増減を減らす事は可能。後述)
で、そこであなたが「これ以上資金が減るの怖いからもうやめよ・・」と恐怖してコピートレードを解除してしまった場合、-50万円負けて終わりになってしまいます。
ただ、Alex氏はトータルでは勝ち続けています。先程のグラフや過去のトレードを見ていくと分かりますが、基本的に月で見ると最終的にプラスで終わってます。
実際、Alex氏はこの2年で100万円の資金を800万円にしてるわけですから、変に負けがこんでるタイミングでコピートレードを恐怖心でやめてしまわなければ、ちゃんと稼げる可能性は非常に高いと言えますよね。
実際に自分もAlex氏だけをフォローしてるよ。1ヶ月以上経ってどうなったかの結果を今後追記していくよ。稼ぎたいなら、プラスになってるタイミングでやめるか、3ヶ月以上の長期で見ていく事が大事だね。
トレーダーがちゃんと損切してるかが重要
ランク1位のAlex氏のように、ちゃんと損切してるトレーダーを選ぶ事は実はすごく重要なんです。
例えば、トレーダーによっては、損が少ないと思いきや、ひたすら含み損に耐えて、ナンピンするトレーダーもいます。
上のとあるトレーダーのページだと、1年の合計利益が$96994(1000万円)で、最大ドローダウン(連続負け合計額)も$-2846(-30万円)なので、一見すごい成績の良いトレーダーのような感じがします。しかし、ポジションを見てみると、2ヶ月前にINしたオーダーがなんと$-5933(-60万円)の含み損になってます。
確かに1年合計の成績はすごいですが、仮にあなたが2ヶ月前にこの人をフォローし始めた場合、利益どころか現在-60万円の含み損に耐えてる状態というわけです。
このまま含み損が膨らんで-100万円となっても、トレーダー自身は潤沢な証拠金がありますから、それでも耐え続ける事ができますが、あなたの証拠金が少ない場合は、トレーダーは耐えられても、あなたは証拠金不足で強制ロスカットされて全額失う可能性があるって事です。
なので、トレーダーのトレード履歴やポジションを見て、損切をやらずに耐えるタイプの場合は注意が必要って事です。
結局稼げるかどうかは、コピーするトレーダー次第って事。よく分からない場合は、ちゃんとほぼ毎日利確損切して、戦績も安定してるランク1位Alex氏を選ぶのが無難。
手数料負けしなければ稼げる
最初に話した通り、トレードを行うたびに
- 取引手数料
- FR(ファンディングレート)
の2つがかかります。
なので例えば、あなたが選んだトレーダーがスキャルピングみたく何度も何度も小さな取引を繰り返すタイプだとしますよね。
すると、もし1トレードの利益が少ないのであれば、手数料ばかりかかってしまって手数料負けする可能性もあるって事です。
BitCopy上に表示されているトレーダーの合計利益には、これらの手数料は加味されてないので、そこも注意した方がいいです。
Botトレードのように、1日に何度も細かい取引を繰り返すタイプをフォローする場合は手数料負けしてないか逐次確認した方がいいね。
トレード回数や毎回の利確損切額などもBitCopyの画面で確認できるからそこもよく見た方がいいよ。
トレーダーが負けてるタイミングで恐怖で辞めなければ稼げる
これも先程解説した通りです。
2年で100万円を800万円にしたAlex氏ですら、途中-50万円近く負けが連続した事もあります。
なので、負けてるタイミングだけ見て「あれ~、やっぱこの人イマイチだな~」とやめてしまうと、仮に良質なトレーダーを選んでいたとしても稼げないという事になっちゃいます。
木を見て森を見ずにならないようにね!
途中でガチャガチャいじらなければ稼げる
これも上と同じ事ですが、途中で「やっぱりこっちの人の方がいいかな」とトレーダーを頻繁に入れ替えてみたり、倍率や証拠金(後述)をガチャガチャ変えてしまうと、それはもはやコピートレードでもなんでもありません。
コピーではなく、我流ごちゃまぜトレードです。
一度、トレーダー、倍率、証拠金を決めたら、もういじらない事が大切って事です。
ガチャガチャイジると、誤発注する可能性も
例えば、フォローしてたトレーダーをフォロー解除した場合、その時にまだポジションを持ってる場合は自動的には決済されません。そのポジションを自分で手動決済する必要があります。
それを忘れてて、再フォローなんてした日にゃあ誤発注されかねないので、とにかくガチャガチャいじると良い事ないです。
そのトレーダーの手法にもよるけど、最低でも3ヶ月は触らない方がいいね。もし戦略を変えるなら、中途半端にガチャガチャ変えず、一旦全部停止してから、1からまた新戦略でやり直す事が大事。じゃないと正確なデータが取れないし、結局資金を減らす事になるよ。
BitCopy用に証拠金とレバレッジはいくら必要?
そもそも、証拠金いくら入れておく必要があるの?レバレッジは?いくらが正しいのか分からなくて超心配なんだけど・・
BitCopyのトレーダーの概要を見ると、トレーダーがどれくらいの証拠金でトレードしているかが表示されてます。
画像はランク1位のAlex氏のものですが、彼の概要を見ると、推奨証拠金は10000ドル(約110万円)となってます。
もちろん「え?でも自分は10万円程度しか用意できないんだけど」ってなりますよね。
もちろん、10万円の証拠金でAlex氏と同じ倍率のトレードをやったら、即強制ロスカットを食らって終了です。
実際、上の画像に最大ドローダウン$4622と出てます。これはAlex氏が立て続けに負けた時に合計-4622ドル(50万円前後)も資金を減らしてしまった事があるという意味です。なので10万円の証拠金では割と速攻で全額吹っ飛び兼ねません。
それを避けるには、
- 倍率を下げる
- レバレッジを上げる
の2つの方法があります。
倍率を下げる
BitCopyで実際にコピートレードを始める時には倍率を設定します。
例えば、私がAlex氏のコピートレードをするとします。
倍率が1なら、
- Alex氏が0.1BTCの買いを入れたら、
- 私のFTX口座も自動的に0.1BTCの買いオーダーが入る
といった具合です。
そこで、倍率を0.1に設定しておけば、
- Alex氏が0.1BTCの買いを入れたら、
- あなたの口座は0.01BTCの買いを入れる
という設定になります。このように、倍率を調整する事で、軍資金に合ったコピートレードをする事ができます。
例えば、上の画像では、私はFTX取引所に計10000ドル分のUSDTやUSDCを入れているので、推奨倍率が0.99(約1)と出ています。
ただ、Alex氏の最大ドローダウンを考えると、自分がコピートレードを始めた途端に、Alex氏がちょうど負けが続いたりすると、10000ドルの資金が5000ドルくらいになってしまう可能性も十分あります。
もちろん、その後もずっとコピートレードを続けていれば、2年で100万円を800万円にする猛者ですから、プラスに転換してくれるでしょうが、私が「もう彼は今後勝てないんじゃないか?このままさらに減り続けたらどうしよう・・」とお金が減る恐怖でコピートレードを突然辞めてしまう可能性があります。
こういうお金が一時的に減る恐怖心に「いくらまでだったら耐えられるか?」を考えた時に、「50万減るのは怖いけど、半分の25万くらい減る程度だったらメンタル的に耐えられるな」と感じたので、私は倍率を0.4に設定しました。
仮にあなたの資金が10万円なら、倍率を0.1に設定すれば、Alex氏が-4000ドルまで負け続けても、あなたのマイナスは400ドル(4万円程度)で済むというわけです。
倍率を何に設定するべきか迷うなら、推奨倍率の半分(推奨倍率が0.8なら0.4)くらいにしとくのが、心に余裕が出て良いと思うよ。
でも複数トレーダーを同時にフォローしてる場合なんかは、証拠金が足りなくなるだろうからそれをやるなら細かく計算しなきゃダメだよ。
レバレッジを上げる
また、少ない証拠金でも、取引所側のレバレッジを上げる事で、より大きな倍率の取引をする事も可能です。(と言ってもレバレッジを上げれば、1度に損する額も大きくなりますから、資金が途中で全額吹っ飛んで続行不可能になる可能性もでてきます)
例えば、FTXやBybitの場合、10倍以上のレバレッジが使えます。
仮に資金が10万円でも、レバレッジ10倍なら、まるで資金が100万円あるかのようにトレードする事ができます。
例えば、Alex氏が0.1BTCの買いオーダーを入れた場合、倍率1ならあなたの口座も0.1BTC(約40万円分)の買いオーダーが入る事になります。
もちろん軍資金が10万円しかない場合、そもそも0.1BTCも買えません。
しかし、レバレッジ10倍にする事で、100万円の資金があるのと同じ状態になりますから、0.1BTCの買いオーダーが通るようになります。
しかし、これは非常に危険なコピートレードです。
例えば、100万円の証拠金が実際にあるAlex氏は、仮に持ってるポジションが-10万円の含み損になってても、そのまま放置して上がるのを待つ事ができます。
しかし、実際は10万円しか証拠金がないあなたが、10倍のレバレッジをかけてやった場合、-10万円の含み損になったら、強制ロスカットで全額決済されて、資金がゼロになって終了です。
レバレッジはあくまで買える金額が増えるだけで、強制ロスカット額が上がるわけじゃないからね。
そう、資金がないと耐えられる許容範囲が減りますから、コピートレードが成立しなくなるという事です。
だからこそ、倍率は推奨倍率より必ず低い額に設定しないとダメだよ。
結局レバレッジは何倍に設定すればいいの?
基本的には x1。つまりレバレッジなしでOK。正しい倍率でやってれば、十分な証拠金があるはずだから、買いオーダーはちゃんと通るわけだし。ギリギリの倍率でやるなら、確実にオーダーが毎回通るようにx3にしとけばOKだよ。
どのコインを証拠金に使えるの?
じゃあ、この証拠金ってどのコインが使えるのかですが、これは取引所によって違います。
例えばFTXだと、1つのアカウントに入ってるほぼすべてのコインが証拠金としてカウントされます。
例えば、アカウントに、
- USDC 2000ドル分
- USDT 3000ドル分
- BTC 1500ドル分
の3種のコインが入ってるとします。この場合、この3つを足した6500ドルが証拠金になります。
FTXは、サブアカウントを自由に作る事ができるので、BitCopy用のサブアカを作って、そこに証拠金として使うコインを移して使う事をおすすめします。
自分も現物売買用のメインアカウントと、BitCopy用のサブアカウントに分けて使ってるよ。
そうする事で、サブアカで仮に資金が吹っ飛んでも、メインアカの資金が飛ぶ事はないし、誤ってBitCopy用の証拠金を現物取引に使ってしまうという事故を防ぐ事ができるからね。
BitCopyは稼げるの?実際に使ってみて分かった注意点まとめ
- ちゃんとトータルで安定して稼いでるトレーダーを選ぶ
- 途中でガチャガチャいじらない
- トレーダーの一時的な負けを許容して長期で続ける
- 推奨倍率以下で必ずやる
BitCopyで稼ぐためには、これらをちゃんと守る事がポイントです。そうする事で稼ぐ事が可能になってきます。
次の記事では、実際のBitCopyと取引所の設定の仕方を解説していきます。
よーし、ワシも早速チャレンジしてみよっと!