ゲーム・オブ・スローンズ最終章最終回。(ネタバレ含みます)
唯一生き残ったドラゴンであるドロゴン。
ドロゴンは剣がささって動かなくなったデナーリスを見て、
怒りと哀しみで咆哮すると、
そこにいたジョンスノウを睨みつけ、
ドラカリス(火炎)を口から吐き出しますが、
その火炎によって焼かれたのは、ジョンではなく、
その横に佇む鉄の玉座の方でした。
ドラカリスによって、鉄の玉座は跡形もなく
ドロドロに溶かされてしまうわけですが、
なぜ、ドロゴンは、デナーリスを殺したジョンを焼かずに
鉄の玉座(アイアンスローン)を焼いて、飛び去ったのでしょう。
ドロゴンがジョンスノウを焼かずに鉄の玉座を焼いた理由
これは、私の推測になりますが、
デナーリスの胸に刺さった剣を見て、
剣の集合体である鉄の玉座がデナーリスを殺したとドロゴンは考えたのではと考察してます。
ドラゴンには、いまいち剣という定義が分からなかったでしょうし、
デナーリスの胸に刺さる物体がある。その物体の集合体みたいな奴がすぐ横にいる。
あいつがデナーリスを殺したのか、許せん!みたいな感覚だったのかと。
ドロゴンは、ジョンがデナーリスを刺したシーンを見たわけでもないですし、
デナーリスの元に行く途中、門番代わりになってたドロゴンがジョンの通行を許可したわけで、ドロゴン自身もジョンを信用しています。
そういう意味では、ジョンが殺したと思わなかった。ドロゴンはジョンがデナーリスを剣の魔物から助けられなかったと考えたのかもしれません。