先日、グアムに行ったのですが、グアムから帰ってきて家に着き、
一息ついて、自分のスーツケースのカギを解錠し開くと、
なんとなく違和感を感じました。
別に荷物は偏りもなく、詰め込んだ時のまんまなのですが、
何かが違う。。
ん、というか、なんだこの紙は?
あれ、こんな所にパンフレットかなにかを入れたっけな!?なんで左右どちらに収まるわけでもなく、中央部の隙間にこの紙がサンドイッチされている。。
その入れた記憶がない紙を手に取り、なんだっけこれはと読むと衝撃の事実が分かりました。
スーツケースが検査官に開けられていた!
いや~びっくりしました。
毎年海外に行ってますが、これは初めてです。
「NOTICE OF BAGGAGE INSPECTION (荷物検査のご連絡)」。つまり空港で荷物を預けた後、X線検査で中身が怪しいと感じたので、勝手に開けて調べさせてもらいましたよ~っていう奴ですね(笑)。
うわ~本当に勝手に開けられる事ってあるんだ~とビックリしました。
開けられたのは、グアム空港です。
幸い、私のスーツケースはTSAロックだったので、カギが壊される事もなく、普通に解錠されたようです。
触られた形跡がない!
面白いのは、全くと言って良いほど触られた形跡がない事。綺麗に自分が入れた通りにピッチリ戻されていました。
かなり満パンに入れていて、怪しいブツを調べるためにいろいろ出したら、戻してスーツケース閉めるの大変だろうにと思う所ですが、
そこはプロなのでしょう。綺麗に元通りに戻されており、違和感はまさにこの「お知らせの紙」が封入されていた事だけでした。
一体何が怪しかったのか!?
過去開けられた事など無いのに、今回開けられたという事は、以前とは違う何かかなり怪しいものが我がスーツケースに封入されていたという事でしょう(笑)。
思い当たるものと言えば
- 缶ジュース、ペットボトルのジュース
- 瓶のBBQソース
- 調味料(粉)のパッケージ
やはり、この中でも、一番怪しく見えるのは、調味料の粉かもしれません。
今回、BBQの素みたいな下味用の粉や、グレイビーソースの素と言った粉のパックを複数買ってスーツケースに入れていました。
小さなパッケージに粉末状のモノがX線で沢山映れば、「あ、あやしい。。。」と思われるのも確かに仕方ないかも!?
ただ、さすがにそれら粉のパッケージを勝手に開けられて、粉の成分を調べられたみたいな事はありませんでした。
次に考えられるのは、ジュースやソースなどの液体でしょうか。
別に液体や飲み物をスーツケース(預け荷物)に入れてはいけないというルールはないので、
これは考えにくいのですが、
ただ、もしかしたら持ち出し量によっては税金や規制があるお酒かどうかをチェックするために開けられた可能性はあるかも!?
でも、お酒が免税範囲かなどの部分は、むしろ持ち込まれる日本の空港がチェックする事だと思われるので、これはないかもしれません。そもそも計3本のジュース。大量ではないし。
特にどれが怪しいから開けたという事は紙には書かれていなかったので、推測しか出来ませんが、やはり調味料(粉)が怪しかったのかもしれません。
ちなみに検査が厳しい事で有名なオーストラリアのシドニー空港では、スーツケースを勝手に開けられた事はないものの、整列させられて麻薬探知犬にクンクンチェックされた事もあれば、 日本からのお土産に買っていったお菓子(ごまたまご)の箱を開封され、その中の一つを手に取るとナイフで切り刻みながら成分チェックされた事などもあります(笑)。その1つだけ捨てられて、他のごまたまごはOKと返却されました(笑)。 |
やはりTSAロック!
今日本で売ってるスーツケースなどは、もうほぼ90%くらいはTSAロックな気がします。
TSAロックとは、アメリカの空港で荷物検査の時に、空港の合鍵で勝手に解錠可能な鍵の事です。
写真のように、TSA対応のものは、赤いひし形みたいなマークが付いてます。
まあ、あくまでアメリカの空港(ハワイ、グアム含む)でのみ有効な鍵なので、
別の国で、緊急荷物検査となった時は、鍵を破壊される可能性もあるわけですが、
今回実体験してみて、スーツケース壊されなくて良かったなぁ。TSAロックで良かったと思いました。
まあ、南京錠を破壊されるくらいなら構わないですが、
スーツケースのボディに埋め込まれてる鍵を破壊されたり、
スーツケースのジッパー部分など本体側を破壊されたら、次回からの使用に支障が出ますし、それは勘弁願いたい所ですので。
スーツケース選びやTSAロック(南京錠)については、こちらでも詳しく紹介しています。