【日帰り】とかしくビーチへの行き方、オススメ交通手段と料金比較!

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亀が出没する事で有名な沖縄県渡嘉敷島のとかしくビーチ。
私もとかしくビーチでシュノーケリングをしてきましたが、
2頭の亀さんと泳ぐ事が出来ました。デカニモも普通にいて、本島とはスケールが違いました(汗)

亀さん出没ポイントなどは下記の記事で詳しく書いてます。

1週間の沖縄旅行のシメとして、日帰りでフェリーに乗り、渡嘉敷島に行ってきました。 渡嘉敷島というと、多くの人は阿波連ビーチに行くのですが、...

この記事では

  • 渡嘉敷島へのフェリーの選び方、注意点
  • 渡嘉敷港からとかしくビーチまでの交通手段

についてお話ししていきます。

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渡嘉敷島へはフェリーで!

まずは、沖縄本島から渡嘉敷島へ行くためにフェリーに乗る必要があります。

フェリーは

  • マリンライナーとかしき
  • フェリーとかしき

の2種類があります。

マリンライナーの方はわりと小型の高速フェリーで約30分ほどで
那覇の泊港(とまりん)から渡嘉敷港まで到着します。
小型で早い分、フェリーよりマリンライナーの方が揺れが若干激しい感じがしました。

逆にフェリーとかしきは、大型のフェリーで、車を積む能力すらあります。
ただ速度はマリンライナーよりゆっくりで、1時間ちょっとかかります。
こちらは大型船なので揺れも少なめですが、酔いやすい人は酔い止めをやはり飲んでおくべきです。

片道料金所要時間
マリンライナーとかしき2490円35分
フェリーとかしき1660円1時間10分

料金はマリンライナーの方が高速な分高いです。

どちらも朝夕一本づつしかありません。

夏の運行時間だと、

那覇とまりん→渡嘉敷港

とまりん渡嘉敷港
マリンライナーとかしき9:009:35
フェリーとかしき10:0011:10

渡嘉敷港→那覇とまりん

とまりん渡嘉敷港
フェリーとかしき16:0017:10
マリンライナーとかしき17:3018:05

となっており、もし日帰りで朝から晩までより長く渡嘉敷島にいたいのであれば、
マリンライナーを往復で使う必要があります。

マリンライナーを往復で使えば、日帰りでも約8時間も渡嘉敷島で遊ぶ事が出来ます。
その分、フェリー往復より値段は1660円も高くなります。

逆にフェリーで日帰り往復だと、約5時間の渡嘉敷島滞在となり、ちょっと短いです。

行きはフェリー、帰りはマリンライナーのように組み合わせれば6時間20分の渡嘉敷島滞在となり、それなりに海で泳ぐ時間は確保できます。

私は行きはフェリー、帰りはマリンライナーを利用して、約4時間とかしくビーチでシュノーケリングでき、亀やニモと戯れる事が出来ました。

実際、渡嘉敷港から渡嘉志久ビーチや阿波連ビーチまでは車で10分の距離なので、
2、3時間シュノーケリングをしたいだけなら、ちょっと忙しいですが往復フェリーでもまあ時間はありますね。

ただ、ここで日帰りで渡嘉敷島を考えている人に1つ注意点があります。

7月以降のマリンライナーは当日買うのは無理です。

というのも、マリンライナーはフェリーより小型なので、人数が乗れないのと、
想像以上に人気で、あっという間にチケットは売り切れます。

私も最初は往復でマリンライナーを買おうと思っていたのですが、
行きは1週間先まで全部売り切れでフェリーのチケットしか買えませんでした。

帰りはほんの数席だけ残っていたので買えました。

フェリーも売り切れてしまう日もあるので、特に夏は注意が必要です。

フェリーは1時間ちょっとかかりますが、
ゆったり島や飛行機を眺めながら写真撮影したり、お弁当食べたりなんかしてるうちにあっという間に着いちゃいます。

マリンライナー、フェリー、どちらも冷房が効いたテレビ付きの室内もあるので快適です。

↑マリンライナーとかしきの室内

↓フェリーとかしきのデッキからの眺望

四方にあるデッキから島々を眺められるのはフェリーの強みです。

マリンライナーはほんと速攻着いてしまうのと、デッキもないので、
ただ乗って揺れでうとうと寝てしまったら着いてたという感じになります。
眺望をゆっくり見学って感じの船ではないです。

ただ、1秒でも長くとかしくビーチで泳ぎ回りたいというのであれば、
往復マリンライナーを使うのはアリですね。

早めの予約を!

マリンライナー及び、フェリーのチケットは2ヶ月前から予約が出来ます。
予約はウェブサイトから出来ますし、キャンセルや変更も無料で出来ます。

渡嘉敷島フェリー公式Q&A

渡嘉敷島フェリー、マリンライナー予約ページ

予約ページの「Boarding reservation」という所から予約が出来ます。
また予約の確認や変更、キャンセルなどは「Confirm reservation」から出来ます。

予約後は当日チケットを購入

予約後は出発当日に泊港(とまりん)の1Fでチケットを買います。

写真の左端のマリンライナーとかしき、フェリーとかしきと書いてある所でチケットを買います。

まず列に並ぶ前に、用紙があるので、それに予約時の名前と電話番号を記入します。
そして並んでる時に係の人が予約確認してくれます。

ちなみに、往復両方ともマリンライナーだけ、フェリーだけという人は
ここで往復チケットが買えますが、

行きはマリンライナーで、帰りはフェリーのように、違う船に乗る場合は、行きのチケットしかここでは売ってもらえません。また当日券しか売ってくれないので、日帰りでない場合は、帰りのチケットは渡嘉敷港で乗船当日に買う事になります。

渡嘉敷港のチケット売り場。乗船当日のチケットしか買えませんので、「明日分のチケットください」と言っても買えません。

なので、渡嘉敷港に着いたあと、そのまま渡嘉敷港のチケット売り場で帰りのチケットを買うか、帰り際に渡嘉敷港で買います。

正直とかしき港のチケット売り場は混んでないので、そんなに心配はいらないです。

ただ、時間に余裕を持って移動した方が良いですね。

チケットやご飯を買う時間も考えて、
泊港では45分前くらいには港に着いておくと良いでしょう。
渡嘉敷港では30分前に着いておけば大丈夫でしょう。

お弁当を買っておこう

とまりん1Fには、ローソンと「マーミヤかまぼこ」というお弁当屋さんがあります。

私がお弁当屋さんで買ったゴーヤチャンプル弁当。かなり美味しかったです。このボリュームで450円でした(安)。

渡嘉敷島に行くと、あまり食事を買える場所もないので、
ここで朝食とお昼などをゲットしておくと安心ですね。

渡嘉敷港からとかしくビーチへの交通手段

さて、実際に渡嘉敷港に着いたら、今度はそこからとかしくビーチへどう行くかが問題です。

移動手段としては

  • 徒歩(山道)
  • バス
  • レンタルバイク
  • レンタル自転車
  • レンタカー
  • フェリーに車やバイク、自転車を積んでくる
  • 日帰りツアー
  • タクシー

などがあります。

徒歩、自転車はおすすめしない!

まず、渡嘉敷港からとかしくビーチまで車やバイクであれば10分で着きます。
しかし、徒歩だと1時間、自転車でも30分くらいかかると思ってください。

というか、これを見てください↓

とかしくビーチの真後ろはすぐ山です。
つまり渡嘉敷港から山を越えないと、ここまで来れないんですよ。

急勾配の山道を徒歩やレンタル自転車で行くとなると、もう泳ぐ体力なんて残らないですよ。
なのでお金節約とか言って、徒歩やレンタル自転車を使うのは得策と言えません。

それよりも車やバイクで10分で着いて、残りの時間は思う存分、亀やニモと泳ぎましょう。

バスはあるの?

渡嘉敷港からバスも出ているのですが、問題があります
それは、基本的にはバスは阿波連ビーチには行くのですが、渡嘉志久ビーチには行かないのです。

渡嘉志久ビーチはご希望により経由いたしますので、運転手へ申し出てください。

渡嘉敷観光バスウェブサイトより引用

上記に書かれている通りで、人数や時間帯によっては寄ってくれたりくれなかったりのようですから、あまり良い選択肢とは言えないと思います。料金は片道400円、往復で800円と言った所ですね。

まあ、値段は一番安く、楽に行けそうですが、
そもそも帰りのバスはどうなるの?ってのが疑問です。
だって、阿波連ビーチからとかしくビーチを経由してバスが来るわけじゃないので。。

変な話、帰りにバスに乗りたかったら、電話で頼むか、
阿波連ビーチまで歩いて、そこから乗るしかないと思います。

正直リスクが高すぎると思います。

ただ、一応タクシー会社も渡嘉敷島にはあるので、
帰りはタクシーを呼ぶという方法もありかもしれません。

タクシー米浜交通
098-987-3215

レンタルバイクやレンタカーは?

民宿かりゆしという所でレンタルバイクやレンタル自転車、レンタカーもあります。

民宿かりゆしウェブサイトより引用(2017年7月現在の料金)

2人で行くなら、2ケツできる100ccのバイクを半日借りる事になると思います。
それだと3000円といった所ですね。(中型自動二輪免許が必要ですが)

荷物が少ないなら、レンタルバイクもありですね。

レンタカーだと4500円です。
駐車は路駐か、とかしくマリンビレッジの駐車場を借りる事になるかと。

ちなみにフェリーに車を積んでくるのは倍以上のお金がかかりますから、
得策とは言えません。

オススメは日帰りツアー

で、もう一つ交通手段があります。

それは日帰りツアーです。

実は私もこれを利用しました。

Boat Service Coast (我喜屋商店)という所がやっている送迎ツアーです。

1人1380円(税込1490円)で、渡嘉敷港からとかしくビーチまでの往復をフェリーの時間に合わせてマイクロバスで送迎してくれます。

また、この料金には、とかしくビーチにあるビーチハウスの使用料金も含まれているので、
ビーチに着いたら、そこで着替えたり、屋根がある所で食事したり、トイレ、シャワーが使えたりします。

ここで持ってきたおにぎりなどを食べる事も出来ます。1Fには冷房の効いたカフェもあり、ランチも売っていて、私が買ったタコライスは650円位でした。

そこで冷えた無料のお水も飲む事が出来ます。

貴重品を預けるロッカーもありますが、これは税別300円別途かかります。

例えば、カップルで来た場合、
単純に渡嘉敷港からの往復送迎目的でこのツアーを使うのであれば、2人でトータル2980円で済みますから、半日レンタルバイクやレンタカーを借りるより安く済みます。

+シャワーやトイレも使えて、屋根がある所で休む事も出来るので、
かなりお得ではと思います。

各種シュノーケリンググッズなどの貸出や亀探しツアーなどもあります。

Boat Service Coast (我喜屋商店)サイト

前日までの予約であれば、この料金ですが、
当日予約だと割増なのだそうです。

ただ、このツアーはキャンセル料もかかるそうなので、
前日に天気などを見て、大丈夫そうであれば、電話で予約すれば良いかと思います。

(料金は当日利用後に現地で現金払いでした)

とりあえずフェリーだけはキャンセル料もかかりませんから、
最低でも2週間前位には予約してしまって、

そして渡嘉敷港から渡嘉志久ビーチまでの移動は前日にでも決めれば良いと思います。

実際に私が渡嘉志久ビーチ日帰りで使った時間と費用

   
10時とまりんでフェリー乗船、出発

フェリー料金1人1660円

お弁当450円
おにぎり120円
飲み物150円

11時10分渡嘉敷港到着、そのまますぐ帰りのチケットも買う。マリンライナー料金1人2490円
11時20分我喜屋商店さんのバスに乗り込んで送迎してもらう。 
11時30分とかしくビーチ到着。着替えてビーチへ! 
11時45分~1時シュノーケリング。亀やニモと遭遇。 
1時から1時半ビーチハウスでお昼ごはんタコライス702円
1時半~4時ひたすらシュノーケリング。また亀と遭遇。 
4時~4時半シャワーや帰り支度。ツアー代金の支払いツアー代金1人1490円
ロッカー代324円
4時40分とかしくビーチからバスで出発。ちょっと眺めの良い所にも寄り道して記念撮影してもらう。 
5時渡嘉敷港到着。売店でアイスなどを買って船を待つ。 
5時10分

マリンライナーが入港。乗り込む。

 
5時半

マリンライナーが渡嘉敷港を出発。

 
6時5分

とまりんへ到着。

 

移動にかかる料金の目安としては、
マリンライナー代 片道2490円
フェリー代 片道1660円
ビーチまでの往復送迎1490円

というわけで、1人当たり4810円~6470円

位と考えると良いでしょう。

私は行きはフェリー、帰りはマリンライナーで、
渡嘉敷島での滞在時間は6時間20分でしたが、
シュノーケリングはトータルで3時間45分もできたので、大満足でした。
というか、もう最後の方はへばってましたけど(汗)。

実際私も自力で亀を探して、2匹見る事が出来ました。
それ以外にも本島よりデカイ魚がわらわらいます。

なによりも海の色(ケラマブルー)と、透明度の高さに感動しました。
ぜひとかしくビーチに行く時の参考にしてもらえれば幸いです。