アンチ浜でのシュノーケリングでイカ出現!隠れお魚天国の詳細と注意点。

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沖縄本島の北部、美ら海水族館の近くに、瀬底島という離島があります。

青矢印が美ら海水族館で、赤矢印が瀬底島です。

この瀬底島、ご覧の通り橋がかかっていて、車で行ける離島なんです。

この付近でシュノーケリングスポットと言えば、地図上のホワイトホテルの近くにあるゴリラチョップという所が有名なんですが、

離島のビーチもどんなもんだろうという事で、今回は瀬底大橋を渡った橋のたもとにあるアンチ浜という隠れビーチにてシュノーケリングをしてきたので、そこで見れるお魚や周辺の設備、注意事項などを話していきます。

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橋を渡ってすぐ左折!

瀬底大橋を渡って20mほど進むとすぐに左側に駐車場があります。

Googleストリートビューからも分かります。この駐車場は無料で使えますし、トイレもあります。ここに停めてアンチ浜まで歩いていくのが良いでしょう。

先程の駐車場から坂を下って歩いていきます。100mちょっと歩いていくと橋のたもとに到着します。

橋のたもとにも駐車場はありますが、有料で500円くらいかかります。
またそこにはビーチハウスやお店もあり、シュノーケリングセットのレンタルなどもできますし、バナナボートなどを楽しむ事も出来ます。

シャワーも300円で使う事が出来ます。

橋のたもとにはこんな感じの素敵なビーチが広がっています。
この岩場付近は比較的浅くて、子供連れも結構遊んでました。
ただ、危険も結構あります。

アンチ浜でシュノーケリングする際の注意点

このビーチはご覧の通り、島と島の間にあり、海だけど川のような構造になっています。
なので、このビーチには流れがあります。

特に橋の下の流れは普通に川と同じで早く、流されます。

なので、沖の方に向かってあまり行かない方が良いです。
フィンを付けてれば、それなりに流れに逆らって泳げますが、
結構流れは早いので下手するととんでもない所に流されちゃいます。

また、同じ浜からジェットスキーとバナナボートが出動したり、
橋の下を船が普通に通ったりします。

その後、急に波が荒くなったり、海面が上昇したりします。

「うわ!なんか波荒くなってない?怖!」って突然なったりします。
そして急いで浜の方に戻って、数分するとまた静かな海面に戻ったりします。

流れや波の変化が激しいので、ライフジャケットは必ずしましょう。
確かに比較的浅瀬が続いてるビーチですが、急に流された時にライフジャケットがないと命取りになります。

想像以上にお魚の種類が豊富!!

このアンチ浜、さすが離島ってだけあって、お魚の種類がなかなか面白かったです。

まず、海に入った瞬間に現れたのは、なんとイカです(笑)。
イカが4匹まっすぐ整列して泳いでいるのです。

いかって立ち上がって泳ぐんじゃなくて、水面に寝るように泳ぐんですね~。これはたまげた。

これ、浜から1mくらいの所で、足が付く深さの所ですよ。いきなりこんなの見れちゃうアンチ浜の凄さに衝撃を覚えました。。

こんなのもいますね。長ーい魚。ヘラヤガラというそうです。

岩場沿いにはメダカ系の小魚の群れが見れます。

ニモ(クマノミ)も見かけました。しかもちょっと大きめサイズの奴!イソギンチャクもいて、そこに隠れているのもいました。

他にも、ハリセンボンなんかもいて、美ら海水族館で見た魚、ほぼ網羅した感じでした(汗)。

基本的にはちょうどよい浅さなのに透明度も抜群、お魚の種類も豊富という、シュノーケリングにはもってこい過ぎる場所でした。シュノーケリング初心者も子連れもライフジャケットなどの浮力体を持ってれば、安心して楽しめる場所と言えます。

ちなみにこれらの水中写真は防水カメラNIKON S33で撮影しています。
使用2年目ですが、不具合なく動いてくれてます。

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現在はW100という名称に変わって売られています。
防水カメラの中では全メーカーで一番安い機種でありながら、性能はなかなかです。

私は過去、iPhoneにCatalystという高い防水ケースで2回水没、交換を経験してるので、
スマホで海中撮影はオススメしません。特に海水は塩でパッキンが劣化する上に回路を一撃で破壊してしまうので、たとえ防水スマホであってもオススメしません。

スマホ水没はコストが高く付く上に思い出の写真やLINEなどの大切なデータもすべて消えるので、やはり水中撮影するなら、防水カメラを買った方が良いです。

唯一の危険生物はモンガラか

まあ、沖縄のビーチは何処行っても必ずいるのが、ムラサメモンガラですね。
アンチ浜にもご多分に漏れずこいつが浅瀬にいました。

こいつは、産卵期になると凶暴になり、テリトリーに入ると突進したり噛み付いたりしてきて危険です。ただ7月中旬に泳いだ私は別に襲われる事はありませんでした。

アンチ浜のムラサメモンガラはサイズも小柄のが多く、そんなに脅威ではありませんが、
時期によってはアタックしてくるので、見たら早めに離れましょう。

特に彼らの縄張り付近で立ち上がると攻撃される可能性が高まるので、
浅瀬だからと立ち上がる時は周囲にこいつがいないか確認してからにしましょう。

アンチ浜は無料で楽しめる隠れ名所だった!

絵になる絶景で、海の色も素晴らしい!橋の上から見る海もまた絶景と、まさに沖縄の海を体感できるのがアンチ浜だと思いました。

ちょうどよい深さで、透明度も高く、魚種も豊富。ニモにイカ、ハリセンボンまで見れてしまうという、とんでもビーチでした。

砂浜の砂はあら目なので、裸足ではちょっと辛いです。シュノーケリングするならマリンシューズがあった方が良いですよ。

そのままフィンが履けるのですごく便利です。

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↑これが実際に私も使ってる奴です。普段、靴のサイズは26.5cmですが、このマリンシューズは25cmを履いてます。(妻は普段の靴もマリンシューズも24cmを履いてます。)私は足が横広なので、普段の靴は多少大きめのを履いてるという理由もあります。伸縮性があるので気にならないですし、水に入るとさらに伸びるので、私の場合は小さめのサイズでちょうどよかったです。

アンチ浜まとめ

  • ビーチ自体は無料で使える。
  • 岩場は浅く、子供やシュノーケリング初心者でも楽しめる
  • 川のような流れがあるのと、船が通ると波が荒くなるので、橋の中央に向かって泳ぐのは危険。岩場沿いで遊ぶのであれば比較的安全。
  • 絶景。海の色も綺麗。カップル向け、家族向け。
  • 魚種豊富。まるで美ら海水族館の水槽内。クマノミ(ニモ)も大きめのがいる。
  • 浜まで歩くが無料駐車場あり(トイレもある)。浜辺にも有料500円の駐車場あり。
  • シャワーは有料300円。売店、シュノーケリングレンタル、バナナボートなどあり。更衣室は特に見当たらないので、トイレやシャワールームを利用か。
  • 流れと波があるので、ライフジャケットなどの浮力体は必須。流された時に素早く岸に戻るためにもフィンもあった方が良い。
  • ビーチ自体は小さい。人も少なめ。穴場。
  • 危険生物は少ないが小型モンガラがいるので産卵期はやや注意
  • 日陰はあまりないが、橋の下に行けばOK。パラソルのレンタルもある。

ここに来る前にゴリラチョップでも泳いでますが、正直ゴリラチョップよりこっちの方が魚はいろいろ見れた印象です。

ゴリラチョップはゴリラチョップで色とりどりのサンゴが見れて面白いのですが、
お魚天国はさすが離島、瀬底島のアンチ浜に軍配が上がると感じました。

岩場沿いで遊んでる分には腰くらいの深さなので、子供やシュノーケリング初心者でも安心して遊べますしね。

なにより売店もあって、無料駐車場もあるので、お金がかからず楽しめるのがいいですね。
辺にリゾート化もされてないので、人も少なめですし、じっくり楽しめますよ。