自転車保険で失敗しないための注意点3つ&実は不要かも!

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一年前、イオンバイクで自転車を買いました。

その時、イオンの安心パックというのに入りました。

私が入ったイオンの安心パックは

  • 2年間点検・調整無料
  • 購入時防犯登録がセット
  • 2年間修理工賃50%OFF
  • 2年間パーツ購入10%OFF
  • 2年間の盗難保険
  • 1年間の賠償責任保険・傷害保険

という内容でした。

そして、1年経過し、賠償責任保険・傷害保険が切れてしまったので、
また自転車保険を新たに契約しなくちゃマズイなと思ったのです。

基本的に私自身が自転車乗車中にコケたり、追突したりして怪我したり、
自分の自転車が壊れたりする分には保険は必要ないと感じています。

というのも、自分が怪我した場合、普通に国民健康保険が効くからです。
大きな怪我をして入院なんて事になっても、高額医療費制度があります。

高額医療費制度を市役所の保険年金課などで申請する事で
自己負担額を減らす事が出来ます。

自身の収入にもよりますが、
1ヶ月の医療費の自己負担額が10万円以下に大抵なります。

そう考えると、私の場合、この35年間、海外生活も含めて骨折や入院などの大きな怪我はないので、

今後大きな怪我があるとしても、頻繁にあるとは考え難く、確率的にこの手の余計な保険に入るより、余計な保険に入らないで実費+健康保険支払いの方が、トータルコストが明らかに安くなります。

なので、自転車の傷害保険は要らないのですが、
心配なのは、他人に怪我をさせてしまった時の賠償です。

こればっかりは、ほんの不注意でやってしまう事は十分考えられますし、
相手から多額の損害賠償を求められる可能性も加味すると、
自転車という殺傷武器になりかねるものを使う以上、賠償責任保険は入っておくべき保険だと思っています。

そんな賠償責任保険がいつの間にか切れてました。。

本来なら、イオンの安心パックの時の保険会社である朝日火災海上保険から
継続のご案内とか来るはずなのですが、一切連絡なし(爆)。

随分とやる気のない保険会社だなぁと思いつつも、
もっと安くて良い保険があるんじゃないかと探してみた結果、

格安保険の意外な注意点が見つかった事や
自分はそもそも自転車保険に入る必要がない事も分かってきたのです。

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自転車保険がそもそも必要ない人がいる

世の中、ほとんどの人は、自分がどんな保険に加入していて、
それがどんな条件で役立つのかを実は知らない人がほとんどなんです。

私もその1人でした。

例えば、私は賃貸アパートに住んでいます。
私が住んでる賃貸は大和リビング系列の賃貸で、
契約時にリビング補償制度というのが付いてきました。

これは、家が火事やガス爆発などの事故にあった場合、
その時の被害をカバーしてくれる保険です。

で、その保険の中に、なんとこんな記述があるのです。

日常生活での賠償事故などを補償

ご丁寧に自転車の追突の挿絵まで入っていて、自転車での事故もカバーされる事が分かります。(車や電車などはカバーされず、人力での乗り物ならカバーされるとの記述がありました。)

これは一緒に住んでる家族もカバーされるので、私と妻、どちらも自転車保険に入らずとも、すでに賠償責任保険に実は入っていたという事なんです。

なので、新たに自転車保険を契約する必要がない事が分かりました。

イオンの安心パックにも購入時に入りましたが、
今思えばこれは必要なかったかな!?と微妙な所ではありますが、

私の場合、すでにブレーキの交換を工賃半額、部品代10%割引でやってもらったり、
毎月チェーンの調整や空気圧チェック、ブレーキ調整などを無料でやってもらってるんで、

元は取れてるかなという感じです。
まだ盗難保険も効いてますし、まあアリかなという感じです。

他にも自動車保険に入っている場合、そこに家族の自転車での事故も補償するプランもあったりするので、自分の保険ではそういうプランがあるかをチェックしてみると、格安で追加出来たりしますし、そもそもそういうプランに自分が入ってたけど知らなかった忘れてたなんて事もよくあります。

さらに他にもクレジットカードによっては、保険が付帯してますから、
その保険の中に事故関係の保険が付帯している可能性もあります。

まあ、クレジットカードの保険は大抵海外旅行保険だけなので、
なかなかないとは思いますが、

クレジットカードに追加料金で格安で自転車保険を追加できるパターンもあるので
クレジットカード名と自転車保険で検索してみるのも手です。

例えば、JCBカードだと、JCBトッピング保険というのがあります。

JCBカードと言っても、YJカードや楽天カードのJCBブランドのように、ただのJCBブランドのカードではトッピング保険に入れません。JCBが直接発行しているカードである必要があり、ソラチカカードも含みます。

先日、陸マイラー御用達のクレジットカードである、ANA TO ME CARD PASMO JCB (ソラチカカード)を申し込みました。ソラチ...

このJCBトッピング保険の中に

  • 日常生活賠償プラン 150円/月
  • 自転車プラン 280円/月

というのがあります。一番安い日常生活賠償プランでも、自転車乗車中に相手に怪我を負わせてしまった時の損害賠償保険が効きます。しかも保険は家族も含まれているので、自分の妻や子供が事故を起こして誰かに損賠賠償するという場合でも保険が効きます。(最大1億)

そう考えると月に150円、年に1800円で家族全員の自転車事故の賠償責任保険がカバーできるというのは、かなり得だと思います。

こういった保険もあるので、クレジットカードをお持ちの場合は、
そういった得な保険がないかチェックしておくと良いです。

格安保険の落とし穴、注意点

他にも、格安の保険は探せばいろいろ出てきますが、注意点があるので、必ずそこをチェックしてから契約するようにしてください。

例えば、圧倒的に安い楽天の自転車保険があります。契約内容は

楽天ウェブサイトより引用

となっており、自分一人なら月170円(年払いなら月163円)、
家族全員保険に入れても、月300円(年払いなら月281円)と超格安と言えます。

しかし、だからと言って気軽に契約しないでください。注意点があるんです。

まず、この楽天保険の場合、実際に保険が適用されるのが、申込みから1ヶ月後なんです。

楽天ウェブサイトより引用

今入っている自転車保険がまだ切れておらず、1ヶ月以上残っているのであれば良いですが、

すでに切れていて、今入ったら、1ヶ月間は保険が効いてない状態となります。
この1ヶ月のうちに事故ったら保険は効きません。

こういう事実があるので、保険がすでに切れてる人には全くオススメできない保険です。

自転車保険の注意点1

保険開始日がいつなのかをチェック!

というわけで、保険によって、即日効果が出るもの、翌日から効果が出るもの、1ヶ月後から効果が出るものなど、様々なので、必ず保険開始日をチェックしてから契約してください。

また、多くの自転車保険でそうですが、

自分が怪我した場合の保険金が降りるのは、「傷害死亡、後遺障害」や「入院」です。
つまり、後遺症が残るような大怪我、入院するほどの大怪我でないかぎり保険は降りないという事です。

打撲したとか、骨折したとかでも、後遺症が残るほどではない、入院もなしの怪我となれば、
結局はお金は実費という事です。なんだかあまり意味ないなぁと思います。

だからと言って、車道を自転車で逆走して、車と正面衝突して重症を負った場合、
保険が降りるかというと、降りない可能性が高いです。

というのも、「明らかな法令違反や重大な過失」の場合、保険は降りないという旨が書かれている事が多いです。

ちゃんとルールを守って走っていれば、入院するほどの大怪我にはまずなりませんし、
逆に車などに突っ込まれた場合は、相手に賠償請求する事ができます。

ただ、当て逃げ、ひき逃げのような目にあった場合や、
相手から支払いが得られない場合、急にめまいなどで倒れて轢かれた場合、ぼーっとしてて突っ込んだ場合などは、こういった保険が役立ったりするでしょう。

この辺は確率の問題ですね。最初に話した高額医療費制度もあるので、その辺を加味して決めると良いと思います。

自転車保険の注意点2

ただの怪我では保険金は出ない

ただの怪我でも保険金が出る保険もあるでしょうから、そこもしっかりチェックしてください。

また保険会社によっては、安くても、契約期間1年縛りなどがあったりもします。
逆に今回の私のように、契約が満了しているのに、保険会社から連絡がなく、いつの間にか保険が切れてたなんて事もあります。

なので、保険の契約期間や縛りというのも、契約前にしっかりチェックしておきましょう。

自転車保険の注意点3

契約縛りがないか、逆に契約満了日はいつかをチェックしておく

こういう契約満了日などはスマホのリマインダーやカレンダーなどにアラーム付きでしっかり書き込んでおいた方が良いです。そうすれば、契約更新ミスなどをしなくて済みますので。

というわけで、この3つ

  • 保険開始日はいつ?
  • どんな怪我から補償される?
  • 契約期間は何ヶ月でいつ終了?

という部分を最低でも必ずチェックしてから契約しましょう。

結局、私は今の賃貸から引っ越すまでは、自転車保険にもう入らない事にしました。
ただ逆に引っ越す時に自転車保険に入り直す必要がある事を忘れないように、Evernoteなどにしっかりメモっておこうと思います。