【こじらせ国際恋愛 Vol.2】復縁元彼 VS 略奪男!彼女が選んだのは現実だった。

スポンサーリンク

オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリー。(Vol.1はこちら)

出会いのパラダイスで次々と女友達を増やし、ぷちリア充化したY君だったが、
そこからがうまくいかず!?


あるフードコートで働いていた時に、5歳くらい年下の笑顔のかわいい香港出身の女の子がいて、その誰にでもフレンドリーで愛くるしい姿にどんどん惚れていってしまいました。

しかし、その子、仕事帰りによく複数の男子が迎えに来て、一緒に帰っていきます。
うーん、彼らは何?あの中に彼氏が?

顔が引きつりながら激しく嫉妬しつつも、職場では話も合うし、
日本語が話せる女の子ですごく楽しいので、
思い切ってカラオケに誘ってみたら、2人きりで行ってくれました。

いろいろ話を聞いていくと、よく店に迎えにくる男達はルームメイトなんだとか。
実際、中華系の人って、こういうふうに複数の男子の取り巻きをよく引き連れてる女の子がいて、

でも、彼らとは恋愛関係ではなく、あくまで海外生活を助け合う仲間(友達)なんだとか。
まあ、確かに暗がりを女の子一人で歩いてると危ないしね。

実際、そのルームメイトのブラザー達とも話した事あるんだけど、
私を笑顔で懇切丁寧に迎えいれてくれて、それぞれ彼女がいるとも話していました。

うーん、結構中国って男女交友がうまいんですね~。みんな異性の友達連れててさ。
恋人いても異性の友達と普通に遊んでOKみたいな?

なんか叶姉妹的な生活だよね(笑)。

スポンサーリンク

勝負は今だ!略奪だ!

そうやって親交を深めていくうちに、どんどん好きになってしまって、
しかも彼女日本語も結構話せるもんだから、もうその片言の日本語が可愛すぎて骨抜きに。。

そんな香港娘に彼氏はいるのかなど、勇気を出して聞き込んでいくと、意外な展開に。

どうも、彼氏はいる、というか、いたけど、
その彼氏に最近フラレてしまったとの事。

でもその子の価値観としては、とにかく独り身になるのが一番嫌で怖い事なんだと。

常に彼氏がいる状態じゃないと辛くて、あんまり好きじゃない彼氏だけど、
いないよりはマシみたいな感覚らしく、復縁してくれと懇願してるけど、
今の所、距離は縮まず~みたいな感じらしい。

え?それって俺、チャンスじゃね?

ますます恋の炎が燃え上がる私氏。
復縁?冗談じゃないぜ~、俺がいるじゃねぇかぁ~馬鹿野郎!
と毎日のように電話したり、デートに誘って、もうアタックしまくりました。

国へ一時帰国する彼女

なんだか仲もだんだん良くなってきて、
クリスマスも実は彼女を私のシェアハウスに呼んで、
私が手料理とケーキでもてなし、2人でプレゼント交換してお祝いしたりして、

シェアメイトにも「昨日来てたの、お前の彼女?羨ましいなぁ!」と
祝福される状態に(実際にはまだ付き合ってません;)

毎日幸せいっぱいの私であったが、
実はちょっとここで不穏な過去のデジャブが起こり始めていたのです。

ちょうど年末で、彼女はオーストラリアから香港へ一時帰国して、
ご両親とゆっくり過ごすとの事。

彼女は留学生なので、またオーストラリアに勉強のために戻ってくるとの事。

ここまではその子と会えないのは、せいぜい1ヶ月程度だから、
別にまぁいっかって感じだったんですけど、

問題だったのは、彼女はその年に
今度はオーストラリアの学校を卒業して、
進路を決めなくてはいけないとの事で、

学校卒業後はきっと香港に帰って就職すると話していたのです。

かく言う私も、今の所、オーストラリアにいられるのはせいぜい2年。

そう、本気で彼女と恋愛するなら、私が今度は香港生活を始めたりとか
そこまで考えなきゃダメだよねって事。

Vol.1でも話しましたが、私はこの経験、すでに学生時代にしてます。
あ~、また同じようにビザの問題でお別れは絶対に嫌だなぁと。
(いや、まだ付き合ってませんからね。)

ちなみに遠距離恋愛という選択肢は私には全くないです。
すでに経験済みであれほど不毛で辛い事はないと骨身に染みています。

そもそも遠距離恋愛だっていつかはどっちかが引っ越すわけでしょ?
じゃあさっさと決断して引っ越そうよと。

距離にもよるけど一生バラバラで、月1とか会って満足?え?
私の価値観ではそれはありないです。そもそもセッ(略:もうやめとこう

そして、彼女も同じ事を考えていて、
私はすでに彼女と本気で交際を望んでいる事を伝えていて、
彼女も私の気持ちを知ってます。

でも私と本格的に付き合い始めたら、将来どうするの?って部分を心配していて、
それで私との交際に踏み切れない様子でした。

「なんとかなるよ~」と言っても、相手は納得してくれませんでした。
この辺は婚活してる女性と一緒でかなり現実的に彼女は若いのに考えてました。

私も中国語は多少話せますけど、香港は広東語メインのとこだし、
私の中国語はほとんど通用しないとも言えます。

広東語をイチから勉強し直さないと、香港で仕事探して、彼女と暮らしてなんて
なかなか現実問題として難しいというのが、
お互いの頭の中にモヤモヤとあったわけです。

そんなこんなで彼女は香港へ1ヶ月の一時帰国をしていきました。

元彼復縁 VS 略奪愛の勝敗は。。

その後も頻繁に国際電話をかけたり、チャットしたりと、
彼女とのラブラブな状態は続くようにも思えてましたが、

裏では、少しずつ動きがありました。

なんと、彼女の元彼が「もう一度やり直したい」とアタックしてきていると言うのです。

その元彼も中華系の人で、こちらはちゃんとした職があって、ビザもあって、
財力もあるし、言葉の壁もありません。

現在、私という日本の男と彼女が良い感じなのも知ってるそうです。
それでもチャンスを来れ、君とやり直したいんだ!と復縁を懇願しているそうで。。

ああ、ヤバイですね。私も自己アピール頑張りました。

でも、最終的に彼女が選んだのは。。

元彼でした。。

そうだよね、うん、分かる、
だってさ、私と元カレさんを現実的な視点、ちゃんと将来も見据えた視点で見たらさ、
私と付き合っても、絶対に将来は破滅する事はほぼ見えてたわけよ。

なんとかなるって口では言っても、
その証拠をしっかり揃える事が全然出来てなかった。

英語力も全然だし、広東語も全くだし、中国語だってまだまだちょびっとだし、
結局、彼女が日本語話せるから、それに甘えて日本語でばっかり話して、
自分の語学力全然上がってなかったし。

自分はオーストラリアでフラフラしてるフリーターだし。。

なんかフラレて現実にしっかり戻れた感覚があった。

そう、私は何のためにオーストラリアに来たんだ!
ちゃんと語学力を高めて、自信を付けてどこでも生きていけるようになるんだ、
自分の新しい夢とか目標とか見つけるんだって思ってオーストラリアに来たんだ。

なんだか、初恋の人とほぼ同じようなパターンになっちゃったけど、
これは俺が越えなきゃいけない壁なんだって痛感した出来事だった。

この中途半端な冴えないフリーター君人生から、
果たしてY氏は脱却して、無事彼女ゲットできるのか?

捨てる神あれば、拾う神ありで、新たな激カワ娘が次々と襲来!?
続きはVol.3で!

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク