【こじらせ国際恋愛 Vol.29】8等身美脚美女の誘い

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オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく国際恋愛浪漫譚 Vol.29。(Vol.28はこちら) <Vol.1はこっち>

魔性のタイ女チェリーとは、一応彼氏彼女という間柄に名目上なっていたY氏。
しかし、チェリーの奇行や秘密主義に疲れ始めていて。。
そこに、意外な美女からのお誘いの連絡が。。


ちょうど、この頃、Facebookが海外で流行り始めた頃だった。
ミクシィしかなかった頃は、外国人と繋がれなかったが、
Facebookのおかげで、オーストラリアで出来た仲間とも気軽に繋がれるようになった。

そんなおり、クラスメイトだった8等身美脚美女のアルバから
珍しく連絡が。。

「今度、クラスメイトで集まって、ご飯食べるから、Y氏も来ない?
恋愛相談にも乗ったるから♪」との事。

そりゃ、あなたのような美女からのお誘いがあれば、
喜んで行かせて頂きます!はい。(ヒャッホー!)

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アルバの助言

というわけで、その会合のレストランへ。

今日は、先日のバーで会ったメンバーとは違うメンバーが多い。

私の話し相手をしてくれたのは、
アルバとエディ(男)だった。

実はエディはかなり魔性チェリーとも仲が良い、いや、良かったが正しいかも。

そう、私が学校に入ってくるまでは、
エディはチェリーを狙ってたらしく、
頻繁に連絡を取り合って、プライベートでも会っていたそうだ。

しかし、チェリーは突然私になびいてしまったので、
エディは別の女にターゲットを移したらしい。

(ごめんよ、エディ。取るつもりは全くなかったぞ(泣) あんたにあげるよ。。)

アルバが艶めかしい目で私を見ながら切り込む。

アルバ「Y氏、最近、チェリーと大変らしいじゃない。そういう噂、入ってきてるのよ」

Y氏「ハハハ、全部筒抜けなのね(汗)。正直、あいつ何考えてるか分かんないし、心開いてないっていうか。。」

タイ人の怖い所は、噂話が一瞬で広がる所だ。
例えば、デートしたら、次の日には全員に内容も含めて知れ渡っていたりする。
別にFacebookに一言も書き込んでいないのにだ。
ゾンビウィルス並の感染速度には、狂気しかない。。

どんだけゴシップが好きやねんあんたら(爆)。

アルバ「そんなY氏にもたまにはリラックスしてもらおうと思って誘ったのよ。」

Y氏「あざーす(T_T)」

アルバの超絶モデルボディをここぞとばかりに間近でガン見しながらリラックスするY氏
(いや、興奮するって?)

でも、ゴシップの出処はどこだ?チェリーが自ら散布しているのか!?(汗)
この界隈は狭いので、目撃されてる事も多いが。。

Y氏「アルバ、俺、どうすればいいのかなぁ。
チェリーと進展しそうにないんだけど。マジな話」

アルバ「そうでしょうね。だって、チェリーは処女だもんね。ウフフ」

(ぐほ、アルバちゃん、直球(爆)。そんな事まで皆さんすでにご存知なのね。。)

Y氏「そう、俺の言いたい事、すでに分かってるのね、アルバちゃん。
でさ、どうすればいいのよ、ここから一歩進展するには?アルバちゃん(T_T)」

アルバ「うーん、あの子はやっぱりちょっと私達とは違うから、アドバイスが難しいわね。。そうね、でもY氏にだって別のチャンスは来るわよ。」

エディ「そそ。あっちがダメなら、こっちってね。」

うーむ、アルバ、エディ、つまり、
チェリー攻略は君たちも難しいと感じているという事なのかな!?
その~、他の女も同時に探っていけと。。

ちなみにタイ人は浮気も大好きらしい。

男女問わず「ギック(ギッ)」というセフレ、愛人を作るのが割と当たり前らしく、
クラスでも「あの女にはギックがいっぱいいるのよ」とかそんな話ばかりしていた。

だから「あの女はデンジャラスだ」ってゲイ男もよく釘を刺してきていた。

ゴシップ大好きだから、みんな浮気してる奴の事は知っている。
なのに浮気が相手にバレないのが不思議だ。
いや、もしくはお互いギックがいて黙認なのか!?(爆)

別にアルバとエディは私にギックを作れとはアドバイスしてこなかったが、
やはり手広く行って、もっと良い相手も同時に探せという事っぽい。。

すると、その噂のチェリーもレストランにやってきた。(彼女も呼ばれていた。)

チェリーは不敵な笑みを浮かべながら、
私を素通りして、別の仲間と飲み始めた。

Y「ほら、あの調子だよ?どうすればいいのさ(汗)」

アルバ「頑張れよ!Y氏!アハハ」

アルバとエディのおかげで、私はちょっと励まされたが、

最近はチェリーにからかわれているようにしか
感じなくなってきていた。

何を聞いてもシークレットで、
心を開く様子が全くないからだ。

頭に浮かぶあの女

アルバの言うように、私はチェリー一人に絞ってるわけではない、
手広く、もっとうまく行きそうな女を探っている。

しかし、私の頭に最近こびりついて、
どうしようもなく欲しくなるのは、
あの職場の天然メガネのテッサだ。(Vol.25で登場)

自分でも本当になんでこんな清純系処女キラーなのかと
心底恐ろしくなってくる(爆)。

本音を言えば、一秒でも早く
普通の彼女を作って、毎日獣のように求め合う
性欲の満たされた生活になりたい。
(私にもそんな彼女がいた時もあったのだ。。はるか昔だけど。。)

しかし、私が今惹かれる(もしくは引き寄せる)のは、
身持ちが異常に堅そうな処女っぽい女、
ヘンテコ天然な女ばかりだ。

何がどこでそうなってしまったのか、
自分でも分からない。

次回、着々と男達を骨抜きにする
メガネ姉妹の姉テッサがついに仕掛けてくる!!
その毒牙にY氏は為す術がないのか!?

そして、魔性チェリーとの関係がついに終わる!?
Y氏に本当の春は来るのか?続きはVo.30で!

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