【こじらせ国際恋愛 Vol.13】思ったよりイケメンじゃなくて残念!の女

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オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく国際婚活物語 Vol.13。(Vol.12はこちら)

前回、変な女にちょっかい出して、大失敗したY氏。
正直、もう彼女探しにも、いい加減疲れてきていた。
しかし、神はここでさらに気まずいゲームを仕掛けてくるのであった。


ここんところは、語学学校でクラスの仲間と英語の勉強を頑張っていた。
そこで、同じ学校に先日偶然入学してきた、私のシェアメイトの韓国男のS(S男としよう)が
こんな事を言ってきた。

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空気読めないS男のかき回し

ある日、シェアハウスにて。。

「Y氏~、今日もワックスでツンツン頭にして決めてんな。いいじゃねぇか、それ。

実は知り合いに結構カワイイ韓国女がいてよ、
そいつ、今度、俺たちの語学学校に入学してくるっていうんだよ。

だから俺、その女にさ、
イケメンの日本人がいるから期待しとけって言っといたからさ、

そいつが来る時に、ビシっと髪型決めて、デコレーションして行けよ~。
Y氏もチャンスだぜ!」

「ファッッ!?」

お前は、一体何を言ってるんだS男(汗)!?

そもそも、俺は女紹介してくれとか、一言もこいつには言ってないし、
なんで俺をイケメン貴公子みたいに、勝手に吹き込んでるねん!!

イケメンとか言ってくれたのお前だけだぞw

あのなぁ、こういうのは、期待を高めれば高めるほど、ハードル上がって、
いざ会った時にガッカリするもんなんだよアホーー!!

こんなふうにな。。(ハガレンの某シーンのように。。)

と、脳みそパッパラパーのS男のお節介に参る私。

噂の女がやってきた

その美女が来るという日は、もうハードルが上がりまくってるので、
逆に私は、頭ボサボサ、ひげボーボーのいかにも冴えない感じで、学校へ行った。

うん、これで変に意識される事もないし、
こちらもどう思われてもいいやという気持ちでいられる。

実際、自分のクラスには、S男の宣告通り、新しい女が入ってきた。
確かに他の方々に比べると、整ったお顔、ややお高そうな女なのは伝わってきた。

なんか偶然、私の隣に座る事になり、
その女が話しかけてきた。

「あなたが、S男が言ってた日本人ね。うーん、でもS男が言うほど、イケメンってほどでもなくて残念~。」

プチッ。。

とちょっと頭来て、顔が引きつるY氏。

なんだこいつ、うぜ~~~!!

そういうてめぇも思ったほど美人じゃなくてガッカリだよ、ばーーか!って
口に出そうと思ったけど、心の中で言いつつ、

「フン」と鼻で笑ってやった。

でも、ほんと、ヒゲボーボーで来て正解だったかも。
だって、決めっ決めで同じ事言われたら、ダメージもっとデカイじゃん(汗)。

先生が、「Y君、隣の新入りさんに教科書を一緒に見せてあげて」というので、
仕方なく、そのムカつく女と自分の教科書を共有。

まあ、この後は、可もなく不可もなくって感じで、授業は進み、

休み時間は、クラスの他の女の子達と談笑して、
別にお前に好かれなくてもモテてるよバーカ!アピールをしておいた
(爆:結構心にぐさっと来たのね。。)。

まんが 青ひげ 残念でしたー!

結局、この新入女とは、それ以降は、特に大きな接点もない感じで、
そのうち、その女も違うクラスに移っていった。

ちなみに、後日談だが、
この学校を卒業した後、久しぶりにクラスメイトとお茶する機会があって、
その時、前々回出てきた身持ちが固いバリアちゃんと、
もうひとり仲良くしてくれてたおばちゃんの二人が、

「ねぇ、Y氏、あんた実は裏ではすごい人気だったのよ。ある女なんか、『あんた達、Y氏といつも話してて仲良いみたいだけど、Y氏って彼女いるの?連絡先知ってるなら教えてよ』って言ってきてさぁ~、断ったけど。(´∀`*)ウフフ」

と言っていた。マジかよ。。って、あの女じゃねーだろうなぁ。。。
と思わず勘ぐってしまった。

あ、でもあの女だったら、S男経由でウチくる事もできるし、それはないか。。
自意識過剰でした。

次回、Y氏は、頭パッパラパーなS男から、あるとんでもない提案を受ける。
S男の提案に乗るのか乗らないのか、風向きが変わり始めるVol.14へ続く。

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