オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく国際婚活物語 Vol.15。(Vol.14はこちら)
新しいタイ人だらけの語学学校にて新生活をスタートしたY氏。
ゲイ男に、ダイナマイトボディの巨乳姉さんと、
凄まじいキャラ達が続々登場で、圧倒されるY氏は、
今回、さらに固定観念をぶち壊される。。
それにしても、この学校、モデル並にスタイルが抜群な女がわんさかいて、
目のやり場に困る。
でも、モデルの菜々緒のような目が会うと睨みが飛んできて怖そうなお姉さんではなく
(別に菜々緒さんをディスってるわけではなく、そういう役が多いので。。)、
皆、どちらかというとローラみたいに気さくでフレンドリーで、
目が合っても、クスっと微笑み返してくれるので、
菜々緒系のキレイめな女が苦手な私でも緊張しなくて済む。
8等身ボディに釘付け!
同じクラスの8等身美脚美女のアルバも、
私にガムをくれて、
「私、タイにいた時は、日系の商社に勤めてた事があって、
日本人の彼氏がいた事もあるのよ~フフ~」と親しくしてくれた。
うむ、どう考えても、アルバほどのモデル体型美女なら、
どんな商社のイケメン富豪社長でも間違いなく落とせるだろう。。
それくらい美人だ。
でも、私は段々ここで疑心暗鬼になり始めていた。
ある衝撃の事実を知ってしまったからだ。
ダイナマイト姉さんのダイナマイト
クラスでも喋りが上手く、人気者のダイナマイト姉さん。
前回出てきた、ハリウッドスター並のボン・キュッ・ボンのダイナマイトボディを備えつつ、
強力な下ネタも恥ずかしげもなくぶち込んでくる、心も体もダイナマイトすぎる姉さんの事だ。(ここからはダイ姉と呼ぼう。)
私がダイ姉のグループに混じって話していると、
周りが時々、クスクス耳打ちしながら笑う事があった。
私には周りが、一体何をこそこそ噂話しているのか分からなかった。
ある日、仲良くしてくれる武田真治似のイケメンタイ人君が
私の発言を聞いて、「ああ、君、気付いてないのか。。」とニヤリとして言った。
Y氏「ダイ姉、すごいナイスバディだよね。。実は女優出身とかじゃないよね?喋りもうまいし。」
真治「Y氏、気付いてないんだよな君は。。実はだな。。チョメチョメチョメ」
私「は???????」
私はダイ姉を2度見した。
舐めるように、全身をスキャンした。
私「え?え?え?、それってそういう事?!(汗)」
それでも真治の言葉が信じられなかった。
ダイ姉はこちらを見ると、「真治の言ってる事は嘘じゃなくてマジよ」という。
えぇぇぇぇぇぇーーーーーーー!!!!
真治はこういったのだ、「She was a man.」
つまり、「彼女は男だった。」
男。。。だった!?
だった?「だった」ってどういう意味?
え、え、えぇぇぇぇーーーーーーッッ!!!
そう、ダイ姉は、元男。
性転換手術をし、
ハリウッド女優並のボディを手に入れた
トランスジェンダーだというのだ。。。
もちろん、もう玉も竿も撤去済みで、むしろ穴が作られていて、
男性とのおセッセも普通に可能なんだそうだ。(はぅあ!!)
いや、何度見ても、女にしか見えなかったので、本当に驚いた。
確かに言われてみれば、高い声に若干ダミ声がかかってる感はあるが。。
そうだ、言われてみれば、タイと言えば、
オカマの聖地、性転換手術のメッカではないか!
同じクラスにゲイ男とトランスジェンダーまでいるって、
どんな学校に来ちまったんだ(爆)。
うーん、ていうかね、Y氏は、下の形がどうなってるのかの興味が
抑えきれなくなっちゃったよ。
さすがにダイ姉に「あそこを見せてくれないか」とは言えないので(爆)、
Youtubeで性転換手術とか検索して、その模様を見てしまったよ。。
う、うぅ、これはエグい。。けど。。すげぇな性転換手術。。感動した!
疑心暗鬼になって、気が気じゃないY氏
ここで困った現象が私を襲った。
「ねぇ、真治君、他の子はみんな最初から女だよね?ね(汗)?」
そう、私は、この学校の女、全員が本当に女なのかという疑問を抱き始めていた。
それが8等身ボディのアルバのようにナイスバディであれば、あるほどだ。
「アルバは普通に女だよね?ね?」
って、一人一人周りに裏を取っていきたい所だが、
それはさすがに本人に失礼だ。
「私がオカマに見えるとでも言いたいのか!」と流石にキレられそうだ。
うーん、でもタイ人同士では、アイツは実はゲイだとか、トランスジェンダーだとか、全部分かるらしい。とりあえず真治くんといれば、間違いは起きなくて済みそうだ。頼むよ真治君(爆)。。
ちなみに、ダイ姉には、学校卒業後に会った時、
オーストラリア人の彼氏が出来ていた。
相手はトランスジェンダーだと分かってて彼女と付き合っているそうで、
ラブラブであった。愛ってすげぇーーー。
次回、ダイ姉より危険な女達が次々と参戦。
もはや全員オカマに感じてきたY氏は生き残る事ができるのか?
Vol.17へ続く。