オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく国際婚活記録。。そのVol.8 (Vol.7はこちら)
農家の仕事を終え、街に戻ってきたY氏。
以前仕事していたスーパーに顔を出すのだが、そこに待っていたのは・・
以前、暮らしていた街に戻ってきた。
都会は快適だ。うまい飯も欲しい物もなんでも手に入る。
まずは、知ってる顔に会いたいなぁという事で、
以前お世話になってたスーパーへ行ってみる。
しかし、働いているのは、知らない顔ばかり。。
声をかけるにも、知ってる顔があんま見当たらん。。
そうか、4ヶ月も経ったから、結構スタッフも入れ替わっちゃったんだなぁ。。
そう、しょんぼりしていた時、
視界に小柄で見覚えのある少女の姿が入ってきた。
ああ。。。。
そう、福ちゃんだ。
福ちゃんの前に行き、ちょっと緊張しながら声をかけるY氏。
「ひ、久しぶり!なんかスタッフ結構変わったよねぇ!」
むむ何奴と渋い顔を一瞬して私の顔を確認するので、
ありゃ、怒ってるのかなぁ。。(汗)と焦るY氏であったが、
次の瞬間口元が解けてニコっとする福ちゃん。
福「Y~!帰ってきたぁ。フフフ♪」
とどうやら怒ってないようで、一安心。(ホッ)
福「うん、スタッフ結構辞めちゃって、今じゃ私がここで最年少の最年長者なのよん♪」
「最年少の最年長!?」うーん、そう言えば、福ちゃんって童顔だけど、
何歳だっけ?あれ?歳の事とか深く聞いてなかったなぁ。。
まあ、それは置いておいて、
Y「あのさ、これ、お土産!あとさ、近いうちに、ご飯一緒に行かない?」
ドキドキ。。
福「もちろんだよぉ。私仕事5時には終わるから、メールしてね。」
Y「うん。じゃあ、仕事頑張って。」
良かったーー(泣)。
福ちゃんとまた会えたし、福ちゃんとまた仲良しに戻れる~(つдT)
Y氏は心から福ちゃんという女神に感謝した。
4ヶ月ぶりの再会に、笑顔で暖かく迎えてくれた福ちゃん。
本気でこの子を彼女にしたいと思った。
でもY氏がこの後、また神のいたずらによって、
世界の中心で、愛を叫ぶはめになる事をまだ本人は知らない。
次回、福ちゃんの驚愕の事実「最年少で最年長」の意味が明らかに。
そして、Y氏はその事実を受け入れて福ちゃんを彼女に出来るのか?
Vol.9に続く。。