ここ数年、暖かい地域へ旅行に行くと、毎日シュノーケリングばかりする旅になってます。
シュノーケリングは泳ぎに自信がない人でも、フィンでスイスイ進めるうえに、
シュノーケルで呼吸も常に出来るので、万人が楽しめるアクティビティと言えます。
ただ、そんな手軽なシュノーケリングですが、
毎年シュノーケリング中に溺れて亡くなっている人も多数います。
私も過去、何度もシュノーケリング中に溺れかけた事があります。
- マスクの隙間から水が入って、海水が鼻にツンと来てパニック
- シュノーケルの先端から水が入って誤飲しパニック
- 危険生物を見て、逃げようとパニック
- 魚に噛みつかれてパニック
- フィンでうまく立てなくて浅瀬でパニック
- フィンが思ったのと違う方向に働いて体勢を崩してパニック
案外慣れない海上ではちょっとした事でどうして良いのか分からなくなり、
それで足が付くような浅瀬ですら溺れかけてしまう事もあります。
だからこそ、シュノーケリング中は必ずライフジャケットやシュノーケリングベストなどの浮力体を身に着ける事が大事です。
上記画像のように、浮き輪に捕まりながら泳ぐっていうのもありなんですけど、
これはこれで手が使えなかったり、思うように方向転換出来なかったり、手が上げっぱなしになって疲れたりで不便なんですよ。
ただ、1つライフジャケットには問題が。。
どーん!
そう、めっちゃかさばるんです(汗)。他の荷物が入らなくなる。。
重さ自体は軽いんで、飛行機荷物の重量制限には困らないのですが、
いかんせんでかすぎて旅行に携帯するには、不便です。
シュノーケリンググッズだけ買って、
現地でライフジャケットは借りるという選択肢もありますが、
ライフジャケットレンタルがないビーチがある事も考えると、
常に持っておきたいものでもあります。
そこで、携帯性、実用性、両方を兼ね備えた
旅行時のシュノーケリングに最適なシュノーケリングベストを紹介していきます。
もくじ
旅行に最適なシュノーケリングベストオススメランキング
1位:Reef Tourer シュノーケリングベストスリムRA0402
スノーケリングベスト REEF TOURER/リーフツアラー スノーケリングベスト スリム RA0402|スノーケル シュノーケル シュノーケリング スノーケリング ベスト シュノーケリングベスト フローティングベスト フローティング
価格:3200円(税込、送料別) (2017/7/21時点)
上の写真は子供が写ってますが、サイズは大人子供兼用で、SMLとあります。
楽天市場AQROSダイビング&シュノーケリングウェブサイトより引用
このシュノーケリングベストは、本来のライフジャケットに比べると、かなり浮力体の大きさを減らしてます。
左がちゃんとしたライフジャケットで、右がリーフツアラーのシュノーケリングベストスリムです。
まず、本来のライフジャケットには、肩部分と脇腹部分にもそれぞれ浮力体が入ってますが、このシュノーケリングベストスリムには入ってません。丈も短めです。
というのも、このリーフツアラーシュノーケリングベストスリムは「救命胴衣ではありません」とハッキリと書いてあります。あくまでシュノーケリングベストですと。
そう、シュノーケリングの補助用具として売ってるものなんです。
のちほど、その浮力具合は画像でお見せするとして、
まず、これが1番オススメな理由は3つあります。
- 荷物としてのかさばり具合が大幅減!
- 空気で膨らますタイプのように、穴が空いて遊泳中に壊れる心配がない
- 身体にフィットして実際のライフジャケットよりかなり動きやすい!
という3つの旅行時のシュノーケリングに対するメリットを満たしてるからなんです。
ご覧の通り、本来のライフジャケットに比べて3分の1程度のスペースで収納できます。
この大きさで本格的に安心感を得ながらシュノーケリング出来るので、本当に素晴らしいです。
そして、ライフジャケットと同じ浮力体ですから、浮き輪のような空気の浮力体にありがちな「途中で岩場にぶつかって空気が抜けてきて怖い思いをした」などのトラブルがありません。
『じゃあ、実際のとこ、どれくらいちゃんと浮くの?』という事で実際私も使ってみました。
身長168cmで、Mサイズを購入しました。
なにより良いのが、身体にすごくフィットして、ゴワゴワしないので、肩や首の稼働を全然邪魔しないんです。
例えば、ライフジャケットを来てて感じるのが、ライフジャケット本体だけが上に浮いて来ちゃって、首元にずれてくる事。
ライフジャケットには、ライフジャケットだけが浮いてしまって、身体から外れてしまう事を避けるために、股下にもバックルを通す事が出来るようになってます。ただ、これが結構不快だったりもします。
また分厚いので、結構肩や首の動きに干渉するのも嫌だったりします。
それに比べて、このリーフツアラーのシュノーケリングベストスリムは
浮力体が最小限だからこそ、バックルを引っ張れば、身体にガッチリフィットして、本体だけ上に浮いてくるなんて事がないんです。
ウェスト部分のバックルで、ズボンのベルトのようにしっかり固定されます。
また肩部分に浮力体が着いてないため、
肩や首が自由に動かせて、まったく違和感がありません。
見た目もプロっぽくてカッコイイのもまた良いです。
実際のとこ、どれくらいちゃんと浮くの?
やっぱり大事なのは、ここですよね。
写真で比べてみましょう。
この写真が分かりやすいと思うのですが、ライフジャケットが、しっかり胸ぐらいまで水から出ているのに対して、シュノーケリングベストスリムを身に着けている私は顎ギリギリくらいが海面から出てるのが分かると思います。
これがこの浮力体のパワーという事です。
普通に泳いでいる時に、首を持ち上げれば、ちゃんと口を海面より上にキープ出来ますし、
本格的に海面でマスクの曇りを取ったり、シュノーケルなしで呼吸したい場合は、
仰向け気味になると、ちゃんと口と鼻を海面から出した状態をキープできます。
ただ、波が高めだと、やっぱりちょっと海水が口元に来ます。
なので、やや仰向けになりながら、立泳ぎのようにフィンをバタバタさせてやると、ちゃんと首まで海面から出す事が出来ます。
なので、泳ぎに全く自信がないという場合は、安全性を考えて普通のライフジャケットが良いかと思います。
- ある程度泳ぎに自信がある人
- 過去シュノーケリング経験があって、慣れがある人
- 本当は浮力体なんかなくても泳げるけど、念のために付けておきたい人、
- 立泳ぎを併用して浮力をUPさせる能力がある人
こんな人に、このリーフツアラーシュノーケリングベストスリムはオススメです。
スノーケリングベスト REEF TOURER/リーフツアラー スノーケリングベスト スリム RA0402|スノーケル シュノーケル シュノーケリング スノーケリング ベスト シュノーケリングベスト フローティングベスト フローティング
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値段がお手頃なのも良い点ですね。
2位:リーフツアラー旅行用シュノーケリングベスト
先程と同じリーフツアラーというブランドのものです。次にオススメなのが、これですね。
空気で膨らますタイプのシュノーケリングベストです。
見た目はまあ。。ちょっと先程の本格的なシュノーケリングベストに比べれば大きく劣りますが、これはなんと言っても、旅行時の携帯性の素晴らしさと、動きやすさですね。
- 移動時は小さく畳めるので、場所を全然取らない
- 空気の量を調整する事で浮力を調整出来る
- シンプルなので動きやすい
という3つの理由で2位です。
携帯性は空気を抜けますから、もちろん最高です。
そして普通の浮き輪でシュノーケリングするより、圧倒的に使いやすいです。
首周りに浮力を集中させているため、顔をしっかりと海面から出す事ができ、呼吸にも安心感があります。
また、ベストだけ浮き上がらないように、股に通すベルトも付いてます。ただこれがやっぱり心地悪いという意見もありますね(汗)
一番の利点は、空気の量を調整して、浮力調整が出来る事です。
空気を満ぱんにしてしまうと、むしろ顔が浮きすぎて海中を見づらいという意見が多く、
半分くらい膨らますだけでも十分との事。
そういう意味では溺れるのが怖い人は、満パンに入れとけば安心感はより大きいですね。
ただ、怖いのは突然岩などにぶつかって穴が開いたりしたら空気が抜けていく事。
それを考えると、やはり先程のちゃんとしたシュノーケリングベストやライフジャケットの方が安心感は高いと思います。
空気でない浮力体のシュノーケリングベストやライフジャケットは、長年使えます。
しかし、空気の浮力体は何度か使ってるうちに穴が空いて壊れます。
そんなにシュノーケリングをし続ける予定がない場合や、
どうしても荷物を減らしたい場合などは、これを予備で持って行って、
ライフジャケットレンタルがない時などに使うのもありですね。
こちらは大人用、子供用、それぞれのサイズがあります。
荷物を気にしないのであれば、ちゃんとしたライフジャケットを!
妻(156cm)が身に付けているのは、大人用Mサイズです。身長168cmの男性の私も問題なく着れます。
ライフジャケットを選ぶ際に気を付けて欲しい部分があります。
- サイズ
- バックルの位置と数
です。
まず、サイズですが、自分の身体よりやたら大きいサイズを買ってしまうと、
ライフジャケットが遊泳中にスッポ抜けぎみになり、肝心の身体が浮かなくなってしまいます。
なので、ちゃんとM、L、XLとサイズが揃ってるメーカーや店で買う事が大事です。
安いライフジャケットだと、XLサイズしかないなんて事が多々ありますが、
そんなフリーサイズのライフジャケットは役に立たないので、買わないでくださいね。
この写真の通り、ライフジャケットはどうしても上に持ち上がります。
なので、バックルでしっかりと身体に密着させる必要があるのと、
ちゃんと股下のバックルがあるライフジャケットを選ぶ事が大事です。
股下にバックルを通す事で、この浮き上がりを最小限に留めて、しっかり身体を浮かせる事が出来ます。(写真の妻も股下バックルを使ってこれです。バックル無しだと、もっとライフジャケットだけ浮き上がります。)
またライフジャケット自体がジッパーで前を閉じる方式だったり、バックルが胸の部分に1つだけだったりすると、ちゃんと身体に密着させる事が出来ませんから、スッポ抜ける可能性が高まります。
それだと、すごく泳ぎづらい上に、いざって時に全然助けになりません。
複数のバックルで身体にフィットさせるから写真のように肩まで海面から出て、安全に身体を浮かす事が出来るのです。
なので、
- 身体にあったサイズで
- 複数のバックルと股下バックルが付いている
ライフジャケットを必ず選んで安全なシュノーケリングを楽しんでくださいね。
ライフジャケットはかさばるので、現地レンタルでも良いのですが、
シュノーケリングは一度ハマると旅先で毎日やるので、買ってしまった方が大幅に安く済みます。
というのもレンタルしたって1000円位かかるので、2回も使えば元が取れますし、
なにより繰り返し長年使えるというのも良い点ですね。
というわけで、旅行向けのシュノーケリングベストランキングでした。
その他シュノーケリングの装備は下記の記事でチェック!