ちょっとした旅行などに行った時に限って、スマホのバッテリー残量がみるみる減っていって、思い出の写真が取れない!Googleマップが使えない!やばい!って経験ありませんか?
なぜ旅行の時などに限ってバッテリーがガンガン減るかというと、旅行の時によく使う
- カメラ機能
- GPS機能(マップ機能)
などは、非常に電池を消耗する機能なんです。
なので、いざ写真をパシャパシャ撮りだしたり、マップをナビ代わりに付けっぱなしにしてたりなんかすると、あっという間にバッテリ残量が20%とかになっちゃったりするんです。
通勤通学でも、ビデオなどを観ている場合は、バッテリー残量が気になる所だと思いますので、そんな時にやはり1つは持っておきたいのが、モバイルバッテリー(携帯USBバッテリー/外付けバッテリー/パワーバンク)ですよね!
ここでは、失敗しないオススメのモバイルバッテリーを紹介していきます。
やはり、毎日携帯する上で重すぎず、それでいて十分な容量があるというバランスの良いものを選ぶ事が買った後に後悔しないために大事です。
バッテリーは、「お!安い!」という理由だけで飛びつかない方が良いです。
なぜなら容量表示ほど充電出来なかったりする事が多々あるからです。
(これも後述します。)
あとで後悔しないためのチェックポイントを書いていきます。
もくじ
格安中華製モバイルバッテリーに気をつけろ!
楽天でモバイルバッテリーと検索すると、格安で、超薄型で、大容量(10000mah以上)を謳った商品がドバドバと出てきます。
実際に、レビューもぱっと見、4つ星以上の沢山のレビュー数が載っているものがほとんどで、すごく売れているのが分かります。
私もこの画面を見て、「超薄型で20000mahの奴にしようかな。しかも超安いし!これはすごいな!」と思ったのですが、
実際にレビュー画面を開いてみると、高評価と共に低評価もかなりの数が載っていたんです。
試しに低評価のレビューを読んでみると
- 1回の充電でもう充電出来なくなった
- 20000mahでスマホ4回充電出来るなんて嘘。実際は1回するのがやっとで5000mah程度しかない。
- 1ヶ月で壊れました。やはり中華製。信頼のアンカーブランドにすれば良かった。
- 交換してもらったのに、それもまたすぐ壊れた。。
- 使用してたら、だんだん膨らんできて、怖くて使うの辞めました。
などのなどのレビューが非常に多い事多い事。。
実際に良いレビューも沢山あるのですが、良いレビューはまだほとんど使ってない人のレビューばかりだったり、たまたま当たりが引けた人が多い感じでした。
つまり、当たり外れが激しいんです。
ただ、格安のバッテリーで、不具合が多い場合でも、報告すればすぐに代替品を送ってくれるお客様目線のショップや、1年保証を設けているショップなどもあるので、買うなら少なくともそういうお店で買いましょう。
もしくは、アンカーなどの有名ブランドや、日本製セル内蔵のものなどを選ぶのも、不良品を掴む確率が減り、安全性も上がって良いです。
アンカー社が出しているモバイルバッテリーは、18ヶ月の製品保証が付いており、その期間中に充電が出来なくなった場合などは、ウェブサイトから問い合わせる事で、交換してもらう事も可能です。
Amazonでモバイルバッテリーを買った場合は、基本的には不具合などあれば、30日以内であれば返品可能なので、Amazonで買うのもありですね。
モバイルバッテリーを選ぶ時はココを注意(重要)!
モバイルバッテリーを選ぶなら、特に絶対に気をつけたい部分があります。それは
- 重さ(本体重量)
- 容量
- 耐久性(ブランド、評価、保証)
この3つが上から順に重要ですね。
重さと容量の選び方
モバイルバッテリーには、5000mahとか10000mahとか、そういう表記がありますよね。
これはあなたもご存知の通り、バッテリーの容量です。
数字がでかくなればなるほど、沢山の容量になりますから、充電も沢山出来ます。
しかし、だからと言って、数値が大きいものを選ぶと、バッテリーもどんどん重くなります。
バッテリーって想像以上に重いです。
例えば、20000mahのバッテリーであると、大抵350gくらいあります。
350gという事は、365mlの缶ジュースと同じくらいの重さがあるという事です。
特に肩掛けカバンや手持ちのスーツケースなどを使っている人にとっては、こんな重い物を毎日持ち歩くのは気が引けると思います。肩凝っちゃってたまりません。
- 思ったよりデカくて重い
- この重さを毎日持ち歩くのは厳しい。失敗した。
こんなレビューを結構散見します。
旅行でも無駄なお荷物になってしまうと思いますし、
もし車やレンタカーで旅をするのであれば、モバイルバッテリーは小さいものを使いつつ、
車のUSBシガーソケットを買って、そこで充電する方が荷物にならず良いでしょう。
例えば、これなんかは、出力が合計4.8Aもあるので、タブレット2台同時充電が可能なほどのパワー供給力があり良品と言えます。
数百円の安物もありますが、2口付いてても、実際にはアンペア不足で1台しか充電出来なかったり、充電速度が遅い(もしくはパワー不足でそもそも充電できない)なんて事が結構あるので、気を付けて欲しいです。
12V車専用と書いてありますが、大抵の車(普通車)は12V電源です。トラックなどの大型車、商用車、外車には24V電源のものもあるので、そういう場合は購入前に車のシガーソケットを確認しておいた方が良いです。
そもそも大容量のバッテリーは本当に必要?
例えば、それぞれのスマホに内蔵されているバッテリーの容量ですが、
iPhone6 で 1810mah
S7 edge で 3600mah Xperia XZ1 で 2700mah |
という具合。
スマホを1回だけフル充電したいなら、3000mah程度の容量のバッテリーを買えば、十分できちゃったりします。
と言っても、表記されているバッテリー容量ほど実際は充電出来なかったり、今後の劣化を考えると、5000~10000mahくらいあれば、1回のフル充電は確実に出来る上、家族や恋人、友人の急な電池切れ時にも分け合えますよね。
iPadなどのタブレッドなども外で使うヘビーユーザーで無ければ、無理に重い10000mah以上のバッテリーを持ち歩く必要はないと思いますし、
それだったら、5000mahのモバイルバッテリーを複数買った方が、分担できる分、持ち運び的には便利かもしれません。(その分、モバイルバッテリー自体を充電する時に、より多くのUSBポートが必要になるというデメリットはありますね。)
重さも、5000-10000mahのモバイルバッテリーであれば、スマホと同じくらいの重さか、それよりちょっと重い程度(130g~250g程度)なので、重さと容量のバランスを考えて選ぶ事が重要です。
形状も大事だが、やはり重さが重要!
モバイルバッテリーにもいろいろな形がありますよね。
- 薄型だと、スマホと重ねて持ちやすい。
- 円筒形だとかさばらないし、ぶら下げたままでも外れない。
- ケース型だとコードが邪魔にならず便利。
などなど、それぞれの形にもメリットがありますが、
「薄型」と言いつつ、実際にはすごく重くて、重ね持ちなんてやってられなかったりと、
結構「重さ」で後悔する人は多いので、買う時は、本体重量が示されている商品をオススメします。
本体重量が表示されていないモバイルバッテリーは、大抵レビューに「想像以上に重くて参った」と後悔の言葉が述べられているので、極力軽く、そしてまともに動くものを選びましょう。
信頼性の高いブランドのものを
極力失敗したくないのであれば、アンカーなどのモバイルバッテリー界では信頼性の高いブランドのものを選ぶ事をオススメします。
無名ブランドのでも、中身のセルが日本製のものや保証が付いてるものを選ぶ事が安心につながります。
最近、モバイルバッテリーが突然発火して、電車が止まったっていう事故多いですよね。
そういう事も考えて、ちゃんと過充電対策などがされていて、長く使っても劣化しづらい信頼性の高いバッテリーを選ぶと良いでしょう。
特に安物は
- 表記されているほど沢山充電できない(20000mahと言いながら実際は5000mah程度しか充電できない)
- 自然放電されてしまって、使いたい時に充電が切れてる
- 数回使ったら壊れた。なのに保証もなく交換もしてくれない
- 膨らんできた。発熱がすごい。怖い。
- 接触が悪い
などなどが頻繁にあるので、そういう製品を買う場合は、よくレビューを読むなど、注意して買ってくださいね。
実際は数値ほど充電できない!?
バッテリーというのは、どうしても使う度に劣化しますし、送電ロス(電圧変換ロス)などにより、毎度電圧(ボルト数)を変換したりする事で、多くの電力をロスしてしまうそうです。
なので、質の悪いものになると、10000mahと表記されているのに、実際は4000mah程度しか充電できないなんて事が起こるのだそう。
自然放電や過充電、過放電による劣化など、そういった対策をしっかりされているものを選ぶ事が、繰り返し使うためには必要と言えます。
そうなると、やはりアンカーなどの老舗ブランドのものや、長期保証が付いている(=メーカーが自信を持っている)物を買うのが、結果的に長く使えてコスパも良いと言えます。
というわけで、個人的にオススメなモバイルバッテリーを紹介していきます。
オススメのモバイルバッテリーはこれだ!
1. Anker PowerCore II 6700(128g)
信頼のアンカーブランドで、6700mah。重さは128gとiPhone6とほぼ同じ重さ。価格は2599円(2018年3月時点)
*Amazonの発送重量に222gと表記されていますが、あくまで箱や付属品の重量を合わせてなので、本体の重さは128gです。
6700mahあれば、iPhone7で3回フル充電、iPhoneXやXperiaXZ1でも、2台フル充電できるほどの容量があります。(ただ、実際には送電ロスなどで表記容量ほどは充電できないので、iPhone7で2回ちょっとぐらいに考えておくと良いです。実際に私が試してみたレビューがありますので、そちら参照)
LED6段階でバッテリー残量表示されるのも良い部分です。
128gで、これだけ小型のバッテリーであれば、カバンに入れて毎日持ち歩いても、かさばらず、重いなぁと感じる事もほとんどないでしょう。
長めのコードであれば、バッテリーはポケットに入れて、そのままスマホを使う事も出来ますね。
以前はこのサイズだと5000mahがほとんどでしたが、技術の向上により、6700mahまで上がったのは、非常にありがたい所。
旅行で、写真をパシャパシャ撮って、あっという間に充電がなくなってしまったという場合も、さすがに2回もフル充電できる容量があれば、1日持たないなんて事はないでしょうし、
友達や恋人、家族のケータイが突然バッテリー切れを起こした時に貸してあげても、自分も充電できる余裕が残るので、非常にちょうどよい容量だと言えます。(旅行に行くと大抵コレあるんですよ(汗)。だから2台は充電できる容量は欲しい。)
また、本体を充電し忘れていたなんて時も、このバッテリーなら、2回フル充電できるくらいの容量はあるので、そんな時でも残りの電力で充電できるなんて時もあるでしょう。
こういったバッテリーケースが付いてくるのも、アンカーのモバイルバッテリーのありがたい所。傷、破損防止にも良いですし、一緒にUSBケーブルも常に入れておけば、コード忘れた!って事もないですしね。(元々長さ約60cmのUSB-MicroUSBケーブルは付属してます。)
アンカー製品はもともと独自技術のボルテージブーストで、端末に合ったボルトを選び、バッテリーを高速充電してくれますが、
他のQCモデル(クイックチャージ)などと比べると、速度は早くないとも言えます。
*このモデルは最大5V=2Aまで。
QCモデルなどを探している場合は、他のモデルの方が良いかもしれません。
2. Anker PowerCore Speed 10000 QC / PowerCore 10000(206g/180g)
こちらは、Quick Charge 1.0/2.0/3.0 対応モデルで、10000mah、重さは206g、価格は2999円。
高速充電が可能なQCモデルですが、お使いの端末がQCに対応していないと、意味はないです。
例えば、iPhone系は基本的にQCに対応していないので、他のアンカーモバイルバッテリーより高速充電できるかというと、そんな事はないです。
お使いの端末がQuick Chargeに対応しているのであれば、多少重さが増えても、さっさと充電して取り外せる事を考えると、このモデルは一考に値します。
Quick Charge無しの10000mahモデルもあります↓
こちらは、180gとQCモデルより26g軽く、価格は2599円。
Amazonのモバイルバッテリーの中でダントツ1番売れているモデルだったりもします。
ヘビーユーザーで、10000mahほど欲しくて、重さ大きさも適度で、価格も無難なものとなると、これになるといった具合です。スマホ3台フル充電できる容量ですね。
先程も話しましたが、QuickChargeモデルで無くとも、ボルテージブーストが付いてるので、それなりに高速な充電は可能です。
アンカー社のモバイルバッテリーは、18ヶ月(1年半)の保証が付いています。
モバイルバッテリーというと、半年もすると、弱ってきて、1年以内に壊れるイメージがありますが、1年半は最低でも使えると考えると、コスパも悪くない商品と言えますね。
実際に、「18ヶ月保証で交換してもらった」というブログは検索すると結構出てきますし、
充電出来なくなってしまった場合は、ちゃんと故障対応してくれるようで、さすが大手という感じです。
アンカーのモバイルバッテリーを買う時の注意点
アンカーのバッテリーは、保証を受けるためにも必ず正規店から買いましょう。Amazonと楽天には、アンカーダイレクトというショップがありますので、そこが正規店です。
しかし、楽天店の方が1000円近く高く、品揃えも悪いです。実際、楽天で買ってもAmazonの箱で届くとかなんとか(笑)。
期間限定の楽天スーパーポイントが余ってて困ってる場合以外は、Amazonで買う事をオススメします。
私も楽天ポイントは結構貯まるんで、楽天を愛用していますが、
最近は、実店舗でも楽天ポイントが使える店はどんどん増えてきていて、楽天ポイントが使えきれなくて困るという事は全くなくなりました。
ファミレス、コンビニ、薬局、電気屋、ガソリンスタンドなどなど、かなり幅広く使えるので、無理に1000円も高い楽天ショップでアンカーのバッテリーを買う必要はないと思います。
3. RedHill 10000mah(198g)
10000mahで、重さも198gとアンカーの同容量と拮抗する軽さ、1980円で、2台同時充電可能という所でかなり使い勝手は良いと言えます。
こちらは、無名ブランドのバッテリーですが、レビューの内容が比較的よく
- 不良品が届いたが、すぐに代替品を送ってくれた
- レビューで不具合を書いたら、それを見て向こうから交換を提案してくれた
- ちゃんとスマホが3台フル充電できた
- 1週間放置してたけど、自然放電されておらず、ちゃんとフル充電できた
などのショップの対応の良さや、性能の良さを証明する書き込みが多数ありました。
また、こちらのモバイルバッテリーは1年保証だそうです。
ちゃんと過充電対策などもされており、性能はなかなか。
バッテリーは、アンカーのような大手も含めてどうしても不良品混入率が高いので、
ちゃんと長期で保証してくれる所、すぐに対応してくれるショップのものを買いたいですね。
PS. 同ショップにこれより軽い168gの10000mahモデルもあるのですが、 そっちは保証が付いてないのと、まだレビューも少ないという点で、オススメに値していない感じです。その商品はこちら |
同じショップのバッテリーでも、それぞれ保証期間が違うので、別のモデルを選ぶ時は注意が必要です。
正直このサイズになってくると、「やっぱ重いな(汗)」と感じるようになってきます。
タブレットも外で使うようなヘビーユーザーであれば、必要だと思いますが、
平日の使用だとモバイルバッテリーはなくても大丈夫という場合であれば、もうちょっと小型のものの方が、普段遣いには持ち運びが楽です。
4. Cheero Power Plus 3 stick 3350mAh(70g)
★あす楽対応★ 超コンパクト チーロ モバイルバッテリー cheero Power Plus 3 stick 3350mAh 各種 iPhone / iPad / Android 急速充電 対応 |
こちらも有名ブランドチーロのバッテリーで、小型軽量のものです。3350mahで重量はわずか70g。価格が1500円前後と、毎日の通勤通学時の予備として持つのに非常に有用なサイズです。
このサイズで無名の格安のバッテリーだと、2600mahが普通ですが、そこはチーロ、3350mahと容量にも余裕があり、スマホフル充電1回はしっかりできる容量があります。(s7edgeなどの大型画面クラスだと満充電は厳しいが)
また、このサイズには珍しく、残量インジケーターまで付いてる所が素晴らしい点、
チーロのこの商品には、メーカーの1年保証が付いてます。
私もこのサイズを1つ所持してますが、毎日の緊急用として持ち歩くには、全く重さを気にせず持ち歩けるので、非常に優秀だと感じています。
こちらは、私が使っている類似品ですが、65gで2600mahです。
このように、コードでぶら下げたまま使っても全然すっぽ抜けないほど軽く、このサイズは邪魔にならず非常に便利です。
逆にこのサイズのモデルは高速充電などには対応しておらず、どのモデルも1Aのスピードなので、画像のようにつなげっぱなしで使うイメージです。
また、このサイズだと、1回の充電で、基本的に充電を使い切ってしまうので、
友達と分け合ったりするのはほぼ無理なのと、
毎回使った後に必ず充電する几帳面さが求められます。
また、S7edgeのような大容量バッテリーだと、1度のフル充電すら不可能なので、
画面大きめのスマホを使っている場合は、このサイズだと役不足感が否めない点はありますね。
ただ、基本的にモバイルバッテリーなしでも今まで困らなかったけど、最近はバッテリーの減りが早くなってきたし、ちょっと遠出する予定もあるし、緊急用の予備を持っておきたいという人には、やはりコレです。
肩掛けカバンで通勤など、重さを感じる時間が長めの人には、1つ毎日持ち歩く用としてこのサイズを持ってて損はないです。
モバイルバッテリー比較
というわけで、紹介した5つを並べると
1.Anker PowerCore II 6700 18ヶ月保証付き | 128g | |
2. Anker PowerCore Speed 10000 QC | 206g | |
3. RedHill 10000 | 198g | |
70g |
重さと容量のバランスが良いのが、Anker PowerCore II 6700(128g)なので、こちらが一番のオススメです。(私も持っているので、後日レビューを書きたいと思います)
重さと携帯性のバランス、そして決して爆発しない安全性と耐久性を持ったモバイルバッテリーを選んで、スマホライフをバッテリー切れの不安なしに過ごしたいですね。