今回はシュノーケリング初心者の方向けや、旅行でシュノーケリングする方向けに
シュノーケルフィンの選び方やオススメのものを紹介していきます。
ちなみにシュノーケルとマスクやライフジャケットについては下記の記事で紹介してます。
去年、タイのサムイ島に行った時にシュノーケリングをやっていたのですが、
その時、シュノーケルとマスクだけ持参して、フィンは借りればいいやと思って用意していかなかったんですね。
そしたら、サムイ島ではフィンを売ってる所や貸し出してる所が全然無いんです(汗)。
そもそもとして、場所によってはサンゴをフィンで蹴らないように、フィン禁止の所もある関係で、シュノーケルとライフジャケットは貸してくれてもフィンの貸出がどこもないんでビックリしました。
しかも、テスコロータスなどの日用品店でもやっぱりシュノーケルやライフジャケットは売ってるのにフィンだけは売ってないんですよ(汗)。
まあ、フィン無しでも全然遠浅のビーチとかでシュノーケリングする分には楽しめますけど、流れがある所なんかはやっぱりフィンがないと辛いです。
そんな事があってからは、ちゃんとフィンも買って持参するようになりました。
ただ、フィンもいろんなタイプや種類があって、迷いますよね。
というわけで、初心者シュノーケラーの方や旅行に持っていく方向けに
オススメの物や選び方を話していきます。
大きさ、素材、タイプ
白いのが実際に私が使ってるもので、青いのが妻が使ってるものです。
フィンの大きさ(長さ)
まず、フィンの大きさですが、
白いフィンのように大きい(長い)方が一蹴りに推進力があります。
ただ、実際に自分が使ってて感じたのは、
大きいとその分、一蹴りが重くて疲れます(汗)。
長いと結構取り回しが大変だったりします(^^;)
むしろ小さい方が、バタ足しやすく、一蹴りも軽く、小回りも効いて初心者にはいいなという印象です。
妻と一緒に泳いでても、大きいのを使ってる私の方がスピードが出るかというと全然そうでもないです。
まあ、自転車のタイヤで26インチを選ぶか、28インチを選ぶかの違いと同じようなものかと。
フィンを履いたまま歩く場合も小さい方が動きやすいというのもありますし、
浅瀬で立ち上がる時なんかも小さい方がバランス良くて立ちやすいです。
(ちなみにフィンを履いたまま歩くとつまづいてすごく危ないです。
後ろ向きに後退するように歩くとうまく歩けますよ。)
単純に旅行の荷物としても小さい方がありがたいですしね。
結局軽くて小さい方が持ち運びも場所を取らず、実際に取り回しも楽なので、私も妻と同じ小さいのを買って、最近はそっちばかり使ってます。
また、フィンによっては横幅が広いものもありますが、
バタ足する時に干渉したりするので、あまりオススメしません。
縦に長い形の方がオススメです。
フィンの素材
フィンには
- ゴム製
- プラスチック製
の2つが大きく分けてあります。
プラスチック製の方が軽いので持ち運びは楽です。
ただ、プラスチック製の方が、水に浮きやすく、足がやたら上がってしまって使いづらかったり、割れて壊れやすかったり、綺麗に本体がしなってくれなくて泳ぎづらかったりします。
なので、重さは増えますが、ゴム製の方がオススメです。
ゴムの方がバタバタしてる時に綺麗にしなってくれるので泳ぎやすいですし、
重い分、水中に沈んでくれるので、立泳ぎなどもしやすいんです。
やはり水中で自在に動くためにも、多少持ち運びの重さは犠牲になりますが、
ゴム製を選び、その分小さいサイズを選べば良いと思います。
ゴム製でデカイ奴だと持ち運びがやっぱ大変ですからね。旅行時はかさばります(汗)。
フルフットか、ストラップタイプか
これも選ぶ際にすごく悩ましい部分だと思います。
フルフットというのは、靴のように履くタイプです。
逆にストラップタイプはスリッパのように履いてかかとのバンドで止めるタイプです。
正直、これはどういった使い方をするかで決めると良いと思います。
フルフットはビーチエントリーでは不向き!?
よく言われるのは、ビーチでフィンを付けて泳ぎ始める人にはフルフットは砂が入って痛いので不向きだという意見です。
確かに、フルフットフィンを裸足で履いて使う場合はその通りで、
履く時や泳ぎ始める時に小石や砂が隙間に入ってくるんで、確かに痛いんですよ(汗)。
でも、それは裸足でフルフットフィンを使う人の話です。
「え?裸足じゃなくても使えるの?」
はい、使えます。
私の写真ですが、フィンの内側に黄色い靴を履いてますよね?
そう、こうしてしまえば、ストラップタイプと違いはありません。
この内側に履いてるのがマリンシューズという奴で、
逆にストラップタイプフィンを使うのであれば、むしろ必須となります。
↑これが実際に私も使ってる奴です。普段、靴のサイズは26.5cmですが、このマリンシューズは25cmを履いてます。(妻は普段の靴もマリンシューズも24cmを履いてます。)私は足が横広なので、普段の靴は多少大きめのを履いてるという理由もあります。伸縮性があるので気にならないですし、水に入るとさらに伸びるので、小さめのサイズでちょうどよかったです。
これを最初からビーチに行く時に履いていれば、小石が隙間に入っていたいとか、
フィンを裸足で履くとフィンずれしたり、固くて痛いとかそういう事がなくなってすごく楽です。
実際、お魚って岩場にいますから、シュノーケリングする時って、小石やゴツゴツした岩場を歩く事が多いです。
そんな所、裸足で歩いたら足の裏切ったりして怪我しますし、
ビーチサンダルも滑って危ないし、いざ泳ぎ始める時にどこに置いておくかも困りますよね?
だから、このマリンシューズは絶対あった方が良いです!快適度が段違いです!
そして、マリンシューズを履いたまま、フィンを履けばいいんです。
ストラップタイプのフィンであれば、正直足のサイズはほとんど気にしなくて良いです。
ストラップの締め付け具合でどうとでもなるので。
ただ、フルフットフィンを買うのであれば、気を付ける必要があるのが、
マリンシューズを履いた足のサイズでちゃんとフィンに足が入るかをチェックする必要があります。
裸足サイズで買ったら、マリンシューズを履いてだとフィンが履けなかったなんて事になりかねないのでサイズをちゃんとチェックする必要があります。
ちなみに私の場合、25cmのマリンシューズにLサイズのTUSAのフィンを履いてます。
フィンには
こういう表示があるのですが、素足だと27-28cmの人用って事ですね。
実際に素足で履くとブカブカです。まあスッポ抜けるほどでもないですが。
マリンシューズだと24-25cm位のがフィットしますよって事ですね。
大抵、どこの販売サイトでも「素足サイズ」「シューズサイズ」の2つ表記があるので、
それを参考に買うと良いです。
着脱の簡単さや、サイズの心配の無さ、またフィンの重さも軽いストラップタイプはお手軽で良いです。唯一の心配な点は「泳いでる最中外れて落とすかも。。」という部分です。
まあ、しっかり留めていれば、そうそうありませんが、
ストラップタイプは簡単な装着ゆえに泳いでいる最中に外れる事もあるのが心配な点です。
また、泳いでる時のフィット感を求める人は絶対にフルフットの方が良いですね。
ストラップタイプがどうしてもつま先周辺に力が集中してしまうのに対して
フルフットは足全体でちゃんと泳いでる感覚がありますからね。
サイズが合ってれば脱げる心配もまずないので、安心して泳げます。
フルフットフィンの着脱ですが、
このようにまずかかとを裏返し、
ずぼっと足を突っ込んだら、
ペコンとかかとを元に戻して履きます。
水で濡らしてやると、より簡単に履けます。慣れるとストラップタイプと変わらず楽に着脱出来ますよ。
オススメの組み合わせ
なので、シュノーケルフィンのオススメの組み合わせとしては
マリンシューズ+ゴム製小型のフルフットフィン/ストラップフィン
となります。
値段、デザイン、サイズの豊富さ、実際の使い心地、全て良いのがコレですね。
1つ持ってて損はないです。
私と妻が使ってるゴム製フィンがこれで、大きさや、フィンの柔らかさ、幅、重さなどとても旅行でのシュノーケリングにちょうどよいサイズだと感じています。
値段も高くないのが魅力。
ちなみにサイズ表を見ると、
となってますが、妻の場合は、シューズサイズが24で、フィンはMサイズで履けてます。
サイズ表的にはLがオススメですが、Mで24cmのマリンシューズでもギリギリ履けてる感じでした。かかとを収納するのに若干苦戦してたので、やっぱり実際はLで良いのかなとも思います。
一応参考までに。
AQA(エーキューエー) シー・トレッカー スノーケリング フィン [KF-2477H] |
ストラップタイプであれば、これが機能性やサイズ的にオススメですね。
縦長なので、使いやすさや収納もバッチリです。
シュノーケルとマスクやライフジャケットについては下記の記事で紹介してます。