日本に住むための結婚ビザ手続きを自分で実際にやってみた具体的な手順

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ウチのかみさんはタイ人なんですが、我々夫婦はオーストラリアで出会い、その後10年近くオーストラリアで生活してきました。

この度、日本に住んでみようという事になり、じゃあ結婚ビザってどんな風に取るんだ?という事で、自分達で調べてやった事を書いていきます。国際結婚されてて、一緒に日本で暮らしてく事を考えてる方は参考になるかと思います。

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必要なのは2つ! 在留資格認定証明書とビザ

よく結婚ビザとか配偶者ビザとか聞きますけど、どうやって手続きするのかが、いまいち分かりづらいんですよね(汗)。私もかなり右往左往しました(笑)。

まず、外国人の妻や夫が日本に住むためには、2つの手続きが必要です。

1つ目が、在留資格認定証明書交付申請で、
2つ目が 在留資格認定証明書に基づく査証申請というビザ申請です。

この、在留資格認定証明書とビザの2つ合わせてどうやら結婚ビザと巷では呼んでるようです。

結婚ビザっていうビザは実際には無いようで、上記のように「在留資格認定証明書に基づく査証」って呼び方のようです。だから、実際に大使館とか領事館で申請する時は「在留資格認定証明書に基づくビザを申請したいんですが。」と頼めば分かる感じですね。まあ結婚ビザとか配偶者ビザって言っても大使館の人は分かるはずです。

まあ外国人の人が日本大使館に行って申請するわけですから、
「I want to get the visa for certificate of eligibility.」って言えばOKですね。
というか、在留資格認定証明書を見せて「I need VISA!」って言えば分かるはずです。

で、ビザはこの在留資格認定証明書が無ければもらえないので、まずは在留資格認定証明書をゲットする事が最初の作業になります。

在留資格認定証明書は入国管理局で申請!

で、その在留資格認定証明書っていうのは、日本国内にある入国管理局ってとこで申請します。
入国管理局のサイト
http://www.immi-moj.go.jp/soshiki/index.html

つまり日本人配偶者であるあなたが代わりに書類一式全部書いて、そしてお近くの入国管理局に出向いて書類を提出するって事です。申請者本人(外国人)は国外に今いるわけで、その人が日本国内の入国管理局に出向くってのは実質不可能なわけですから、必然的に日本人配偶者が手続きする事になりまっす。

ただ、注意点としては、在留資格認定証明書が発行されてから、3ヶ月以内に日本に入国する必要がありますから、いつ申請するかをよく考えた方が良いです。

夫婦ともに海外にいる場合はどうする?

例えば、うちらの場合は私も妻もオーストラリアにいたので、申請どうするのって感じだったわけです。まあ私だけ日本にまず帰って、そして申請して、受理されるまで待つってのもありだったわけなんですが、入国管理局に問い合わせた所、「理由書(後述)」を書けばウチの両親が申請してもOKって事だったんで、書類自体は入国管理局のサイトから一通りPDFでダウンロードして私が書いて、そんで書いた書類を日本の実家へ国際郵便で送付。その書類をうちの母が入国管理局に持って行って手続きしてくれました。

もちろんこういう手続を代行してくれる弁護士さんのサービスもあるんで、親に頼めない人なんかはそういうサービスを使うのもありかと思います。まあ弁護士さんの方が、審査に通るための基準とか詳しいでしょうし、心配な人はそっちに頼むのが無難かと。ただやっぱ高いですよ。10万位はかかるみたい。そういう意味で親に感謝ですね。ちなみに誰かに代わりに申請してもらう事を考えている場合は入国管理局にそれが可能か直接問い合わせてみると良いですね。

ややこしい在留資格認定証明書交付申請の書類群

必要な書類一式は下の法務省のリンクに書いてあります。

在留資格認定証明書交付申請(日本人の配偶者)
http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/ZAIRYU_NINTEI/zairyu_nintei1.html

で、これ以外にも私の場合は、「理由書」っていうのを書きました。

私の場合は、私の母が申請に行ったので、ちょっと特殊なわけです。だからなんで母が申請に来たのかっていうその理由を書いた理由書っていうのを作成する必要がありました。

と言っても、書式は自由で、Wordでも手書きでも良いので、
A4用紙に「理由書」っていうタイトルを付けて、
その下に「カクカクシカジカな理由で配偶者の母である〇〇が代わりに申請致します」みたいな事を書くだけです。何か私のように特殊な事がある場合は理由書を作って書いておくと分かりやすくて良いと思います。

私の場合はこんな感じで書きました。

2016-07-23_11h00_32

で、それぞれ必要な書類について言及していくと、

1 在留資格認定証明書交付申請書 1通

うちの場合は、実際には母が申請に行くため、3枚目の申請人(代理人)の記入欄は実家の住所や母の名前、母の署名を記入しました。

あと注意して欲しいのは、申請人(外国人)のパスポートの期限!
パスポートが有効期限を書く所があります。切れかけのパスポートの有効期限を書くのは、ちょっと印象悪いと思います。だって、これから日本に行くのに、パスポート切れかけってマズイわけで。

うちがまさにそうで、いざ申請しようと思って、書類揃え始めた時に「お前、パスポート切れるじゃん!更新しとけよ!」となり、その更新作業のせいで申請予定が1ヶ月伸びちゃいました(汗)。早めに手続きしておいた方が良いですよ。

2 写真(縦4cm×横3cm) 1葉
3 配偶者(日本人)の方の戸籍謄本 1通
これは、親に市役所から取ってきてもらった。

4 申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書 1通
これはタイの結婚証明書を持ってたんだけど、その原本提出しちゃうと、今後別の手続きの時に困るだろ(汗)って事で入管に問い合わせたら、カラーコピーで全然構わないとの事。原本提出する必要はないって言われました。はぁよかった。。

5 配偶者(日本人)の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書(1年間の総所得及び納税状況が記載されたもの) 各1通

これは、私の父の納税証明書を使う予定でしたが、私は海外にいながら日本にも納税していたので、親に税務署に行ってもらって、私の所得税の納税証明書を出してもらい、それを提出しました。

6 配偶者(日本人)の身元保証書[PDF] 1通

これは日本国内の住所の身元が分かるようにって書類なので、私の父に書いてもらいました。
父が私の妻の身元を保証するぞいって感じですね。

7 配偶者(日本人)の世帯全員の記載のある住民票の写し 1通
これも私は海外にいて、住民票抜いて来ちゃってるんで、実家の住民表を提出しました。

8 質問書[PDF] 1通
これが一番の難所ですね。あとで詳しく書きます。

9 スナップ写真(夫婦で写っており,容姿がはっきり確認できるもの)2~3葉
やっぱり我々は偽装結婚じゃないですよ!っていうのをハッキリしめすような写真が良いなと思ったので、タイでやった結婚式の時の写真、それと前に日本へかみさんが来た時の写真(富士山を背景に)、それとオーストラリアで生活してましたってのを証明するためにオペラハウスをバックに取った写真などを入れました。どれもツーショット写真です。長年付き合ってますよっていうのが分かるように、撮った時期が違うものをあえて入れました。

とにかく審査に通るために大事なのは偽装結婚じゃないですよ!っていうのを証明する事なんで、親族も一緒に写ってる写真なんかも入れると良いと思います。私はこのツーショット写真以外にも質問書の方にそういう写真はプリントして付けました。

10 392円切手(簡易書留用)を貼付した返信用封筒

11 その他
(1) 身元保証人の印鑑
実家の印鑑を母が持参
(2) 身分を証する文書等 提示
これも申請に行く際、母が自分の写真付きの身分証明を持っていきました。

ちなみにこの在留資格認定証明書交付申請では特に料金はかからなかったと思います。ビザ申請ではかかるはずですが。

無事審査に通ったぞ!

そんなこんなで、母が入管に申請に行くと、「大体1ヶ月後位に結果が届きますので」と言われたとの事。1ヶ月から3ヶ月間位かかるのが普通らしいですね。

で、本当に1ヶ月過ぎたあたりで封筒が実家に届きました。
ドキドキ封筒を開けてみると入っていたのは、在留資格認定証明書1枚と、成田空港に着いたら、在留カードっていうのをもらう事になりますよっていう案内のみ(汗)。

え、その証明書に関するなんの説明もなしですか(汗)っていう(笑)。
証明書を見てみると有効期限は3年となってました。つまりウチのタイ人のかみさんは晴れて3年は日本への滞在が許可されたわけです(で、さらにここからビザ申請が必要なわけですが)

在留資格認定証明書

審査に通った決め手とは?!

まず、さっきも言いましたが、入国管理局が心配してる事は偽装結婚が1番である事は間違いないでしょう。なんでも実際の申請の75%前後が本当に偽装結婚らしいです(滝汗)。でもこれはマジだと思います。実際私がオーストラリアにいた時もみんな永住権欲しさにオーストラリア人との偽装結婚がどーたらという話をウヨウヨ耳に挟んだ事があります。

だから、私達は絶対に偽装結婚ではないですって事を証明する事が大事ですね。あと資金。マジな結婚であっても、日本で生活していける資金がありますよ。稼ぎ口がありますよ、もしくは親か誰かがサポートしてくれますよっていう証拠も必要かなと。

まず、私達の場合は、質問書に正直に出会いの経緯を書き、双方の親族と一緒に写ってる写真も添えました。私達の場合は、オーストラリアの語学学校で同じクラスになって、それで知り合ったので、その学校の名前、住所、電話番号まで書きました。で、そのクラスで取った写真も添えました。ちなみに一旦不仲になって別れそうになった事もありまして、それも正直に書きました。まあ別にこの部分は省いてもいいかなとも思ったんですが、そこが我々の結婚を意識し始める転機でもあったので、こんな事書いたら不利かな~とも心配しつつも書いときました。

結局、なんで結婚しようって思ったのかっていう部分が重要なんで(偽装じゃないですよって事が証明できるように)その辺は正直に書くのがよいと思います。

まあ、質問書には婚姻届を出すまでの経緯を書くわけなんですが、私達の場合、婚姻届を出してから2年後に結婚式をあげたんですね。で、その結婚式の事もちょっと書きたかったんで、親族との写真を交えながら書いちゃいました。とにかく偽装結婚じゃないですよっていうのをアピール出来る所は徹底的にアピールしたかったので、具体的な日付や場所が分かる所は日付や住所を入れながら書きました。トータルでA4用紙4枚分位に渡って写真付きで書きました。ワード上で書いて、それをプリントアウト、添付って感じです。

あと、十分な生活資金がありますよって事を証明するために、かみさんの銀行預金の残高をプリントアウトして、それも付けました。

そうやって、一つ一つ記入した事に対する証拠なんかを付けてくと信ぴょう性が増して良いのではと思います。

申請書の方にも、ウチの親兄弟とかみさんの親兄弟の名前や電話番号を書く欄があるのですが、それも全員のケータイ番号を書きました。うちはなかったですけど、場合によっては実際に入管が電話かけて、我々の結婚の事実を知ってるかとかそういう質問をする場合もあるらしいです。

そんな時に普段誰も出ない固定電話番号だけ書くよりも、ケータイ番号も書いてあった方が絶対良いわけです。実際に親族が電話に出て語ってくれた方が本物の結婚ですよっていう信ぴょう性は増すわけですから。

在留資格認定証明書交付申請書の記入で迷った所

・氏名

うちの場合、英語表記とカタカナ表記の両方書いておきました。
というのも、パスポートは英語表記だし、でも婚姻届や戸籍謄本上はカタカナ表記だったので、両方書いておきました。

・申請人の勤務先等

「勤務予定なし」とだけ書きました。実際にそんな予定ないので。なにせかみさんまだ日本語全然話せないし(英語は話せるけど)。

・滞在費支弁方法

これは本当にどう書いたものか悩みました。
とりあえず、本人負担の所にはお小遣い程度の金額、在日経費支弁者負担(私の負担)の所には、二人で普段かかるであろう生活費の総額(今まで毎月かかってた大体の金額)を記入。
あと、かみさんの貯金が海外にありますので、海外からの送金欄にも現在の貯金額から実際にこれから使うかもなぁって思った金額を記入しました。(で、一応その海外の貯金口座の残高をプリントした紙を証拠として勝手に添えときました。←別にやる必要はないが、あった方が信ぴょう性が出ると思ったので)

まあ、この滞在費の部分はいくらを書いても良いと思うんですけど、後でもしも入管から突っ込まれた時のためになんでこの金額を書いたのかっていう理由は考えておいた方が良いと思います。例えば、本人負担に5万円って書いたなら、「これはかみさんは貯金があるので毎月5万円支出はその貯金からで、私のサポート額と合わせれば、生活費には十分なので」とか、そういう風に言えるように考えた金額を提示すればよいかと。

あと外国からの携行か送金かとかは、現時点ではきっとこうしそうだなって予想で書いとけば良いみたいです。だって実際には送金しないでクレジットカード使用で生活する場合もあるだろうし、気が変わって現金で持ち込むかも知れないですし、分からないわけですから。ようは日本で暮らす際の十分な資金がありますよって事をここで証明すればいいんで、海外に貯金があるなら、外国からの携行か送金の所に、いくらか書いておくと良いのではと。

次はビザ申請だ!

で、日本の実家からタイのかみさんの実家に在留資格認定証明書を送ってもらいます。
在留資格認定証明書がかみさんの手元に届いたら、今度は在タイ日本大使館に行って、日本行きのビザ申請をするわけです。

必要書類は各国おのおの違うと思います。お近くの日本大使館、領事館のサイトに必要書類は載ってると思いますし、何が必要なのか電話で問い合わせておくと良いです。
ちなみにタイの場合は、下記リンクで分かります。

在留資格認定証明書に基づく査証申請に必要な書類一覧
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/visa9.htm

これでビザが降りれば、晴れて日本に行けるわけです。

そんなわけで、ハラハラ・ドキドキでしたが、無事スムーズに一発で申請が通って安心しました。とにかく「我々は偽装結婚じゃないし、生活費も大丈夫ですよ」ってのをしっかり証明する事が大事だと思うんで、それが証明できるものは徹底的に付けると良いと思います。

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