ルータ?ONU?光回線に必要な物と入手方法を超分かりやすく解説!

インターネットの光に加入する時ってすごくややこしいですよね。
ルーター?光回線終端装置ONU? え、なにそれ?モデムはどうするの?ADSLモデムじゃダメなの?
私も加入する時、こんな感じでかなりパニックになりました。

ここでは、それぞれの機械の違いや、必要な物の揃え方について超分かりやすく解説します。

光回線の開通には1、2ヶ月待たされる。でも1週間ちょっとで開通できた方法とは?

光インターネットに必要なもの

光回線のインターネットを使うためには、大きく分けて2つのマシンが必要です。

1つは光回線終端装置(ひかりかいせんしゅうたんそうち、別名:ONU)です。
そしてもう1つは、無線LANルーター(WiFiルーター)です。無線LANルーターの代わりに無線LAN付きホームゲートウェイという機器を使う場合もあります。

ONUと無線LANルーターの2つがひかり回線の使用に必要

基本的にはこのONU、無線ルーターの2つがあれば、光回線は使えます。
ちなみにモデムルーターは使えません。これも解説します。

光回線終端装置はNTTから提供される

このONU=光回線終端装置は、電気屋とかでは見かけません。というのも、NTTから直接提供されます。

私の場合は、NTTが回線工事に来た時に設置していきました。

VDSL装置ONU

ちなみに我が家のにはVDSL LAN装置と書いてあります。基本的にはONUと同じ役割をするものと考えれば良いです。

貸与という形なので、光回線を解約する時にもちろんこの端末をNTTに返す事になります。

特に追加料金などは取られません。NTTの光回線使用料金に含まれてると考えれば良いでしょう。

プロバイダや業者から光回線契約した場合は、そちらから貸与される可能性もありますが、基本的にはNTTが工事に来た時に設置されると考えれば良いです。

無線LANルーター(WiFiルーター)は自分で用意

もう一つ、無線LANルーターというものが光回線を使うために必要です。
呼び方は無線ルーターとか、WiFiルーターとか呼んだりもしますがどれも一緒です。(ただモデムルーターだけは別物なので注意)

無線LANルーター
無線LANルーターは自分で電気屋などで買って用意するか、プロバイダから貸してもらいます。

プロバイダ経由で光回線に契約すると、無線ルーターをレンタルするかどうかを聞かれます。
自分で買うのとレンタルするのとどちらがお得かというと、正直どっこいどっこいです。
(無線ルーターの選び方のポイントはこの後話します)

無線ルーターは、先程の光回線終端装置から発せられる光信号を複数の端末で使えるようにする機械です。

つまり、スマホ複数台、パソコン、タブレットなど、沢山の機器で1つの光回線を使うために、その割り振りをやってくれるのがルーターなのです。(ルートを作るからルーター)

あと、WiFiを使えるようにしてくれるのもこの無線ルーターです。無線ルーターが無線通信を可能にしてくれます。

じゃあ、有線でパソコン1台だけにつなぐ場合、ルーターって要らないの?って思いますよね。ルーターなしでつなげる事は可能と言う人もいますが、実際に私が試した所、ルーターなしではエラーが出てつなぐ事は出来ませんでした。なので、ルーターは必要と考えた方が良いです。

注意:モデムルーターは使えない

例えば、以前ADSLを使っていた人などは、モデムルーターを持ってるかもしれません。私も持ってました。てっきりこれを使えば良いなと思ってたのですが、実はモデムルーターは光回線では使えません。

というのも、モデムルーターのモデムの部分をONUが光回線ではやってます。
つまりモデムは必要ないのです。だからと言って、モデムルーターのモデム機能だけOFFにするとかそういう事は出来ないのです。

モデムルーターはあくまでADSL用に作られているので、光回線では流用出来ないという事です。(一部プロバイダでは、モデムルーターを使ってる光回線もあるようですが、基本的には使えないと考えた方が良いです。)

なので、買う時は、無線LANルーター(WiFiルーター)と書かれたモノを探します。くれぐれも「モデム」という単語が入ってるものを選ばないように。

ホームゲートウェイって何?

WiFiルーターの代わりに、無線LAN付きホームゲートウェイという機器を使用しても、ルーター同様にWifi接続して光インターネットを使う事ができるようになります。

ホームゲートウェイは、ルーターにひかり電話を使えるようにする機能を付加した機器だと考えてください。

ホームゲートウェイも、ちゃんと無線LAN付きというものでないとWifiが使えませんから、ちゃんと「無線LAN付き」と書かれたものを使う必要があります。

無線LANルーターの選び方

ルーターと言っても、電気屋さんサイトなどを検索すると、沢山出てきて、どれを買えば良いか分からないですよね。

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値段も数万円~千円台とピンキリで「一体何が違うのさ?」と迷ってしまいますね。

どれを選ぶかは、最大速度、部屋の広さ、その他おまけ機能で決めます。

最大速度

インターネットには速度があります。光回線を使う理由は速度が早いからですよね。速度はbpsで表現されます。

例えば、契約した光回線自体が2Gbps(2000Mbps)出るのに、ルーターが100Mbpsまで対応だと、100Mbps以上の速度が出ないという事になります。(本来の20分の1の速度しか出なくなる)なので、最大スピードを満喫するために2Gbpsに対応しているルーターを買うべきでしょう。

逆にインターネット回線速度が最大100Mbpsで、2Gbps対応ルーターを買う分には問題ありませんが、その分ルーター代は高くなりますから無駄なお金を払ってるとも言えます。本当はもっと安いルーターでも十分なわけです。まあ、引っ越ししてもっと速度が出るようになった時もそのまま使えるというメリットはありますが。

なので、まず自分の契約する光回線が最大何Mbps出るのかというのを調べてから買う方が良いです。

例えば、私の場合はフレッツ光に申込みました。フレッツ光は公式サイトによると最大1Gbps(1000Mbps)出る事になってます。ただ、実際に契約すると、うちの場合はマンションタイプのVDSLというタイプになり最大100Mbpsのタイプになりました。

これは工事前にNTTが家の立地やタイプ(マンション、アパート、一戸建て)などから、どのサービスタイプになるのかを連絡してくれます。

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なので、自分の家だとどのタイプになるのかが分かってから、ルーターを購入した方が良いです。インターネットを使い始める日までに購入しておけば良いので。

部屋の広さ

無線ルーターの場合は、機種によって無線が届く距離が違います。より値段の高いルーターほど、遠くまで届くと考えると分かりやすいですが、レビューなどを見ると案外そうでもなく、メーカーによってマチマチです。

一応、商品に「3LDK向け」「三階建て向け」のように、大体の対応距離が書いてあるので、それを参考にしたり、実際はどれくらい届くのかはレビューを参考にすると良いです。

その他おまけ機能

他にも、ルーターによってはUSBが挿せるものなどもあります。

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USBが挿せる奴だと、例えばWiFi機能の付いてないプリンタなどでも、プリンタとルーターをUSBでつなぐ事で、パソコンとプリンタをUSBで繋がなくても通信してプリント出来たりします。

もしくは、ルーターと外付けハードディスクをUSBでつなぐ事で、WiFi経由でそのハードディスクにアクセスしたりという事も機種によっては可能です。

つまり、WiFi機能のない機械をルーターとUSB接続する事で、まるでWiFiで繋いでるかのようにパソコンからアクセスができる機能という事です。

こういうおまけ機能が付いたルーターも結構あるので、そういうのが必要な人はそこも考慮すると便利ですね。

また最近では、2.4Ghzと5Ghz、両対応している機種なども増えてきました。
普通は2.4Ghz帯を使うのですが、回線が混み合ってる時に5Ghz帯に接続すると速度が遅くならないよといったような機能です。(この5Ghz帯はスマホの5G回線とは全く別物なので、混同しないように注意ください)

まあこの辺まで気にしだすと、わけが分からなくなってくると思いますので、
あくまで、最大速度と部屋の広さで機種を絞っていけば問題ないです。

これら3つの事を考慮して絞っていき、最終的には値段や信頼できるメーカー、デザイン性などで決定すれば良いと思います。特にメーカーも重要で、安い海外製のを選んだら、初期設定がすごく難しかったなんて事もあるので、買う前にレビューも読んだようが良いですね。

ちなみに私は台湾メーカーASUS(エイスース)のRT-AC1200HPという無線LANルーターを購入して使ってます。

我が家の場合、NTTと直接光回線契約したあと、2年縛りのないプロバイダと契約したので、ルーターレンタルもありませんでしたので購入しました。

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決め手は、インテリアにも合うデザイン性と高すぎない値段(5千円台)。あと、私は使ってるパソコンもASUSだったので、メーカーに安心感があるという理由もありました。

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薄っぺらいので倒れやすいですが(汗)。脚を外して壁掛けも可能です。

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速度は最大867Mbpsまで出ます。USBも付いており(使ってないですが;)、2.4Ghzと5Ghzのデュアルバンド対応機です。

距離は2LDKの端っこから端っこまで余裕でWiFiの電波が届きますし、速度もしっかり出てます。うちは軽量鉄骨の3階なのですが、1階の20m離れた駐輪場でもWiFiの電波が届いたのには驚愕しました(汗)

リビングの端っこにこのルーターを置いて、対角の仕事部屋でドアを閉めてパソコンを使っても電波は問題なく届いてYoutubeやHuluもスムーズに見れてます。

ただ、私のパソコンと時々相性が悪いのか、接続が突然切れる事があります(同じメーカーなのに。。)パソコン側で再接続すると問題なくまた使えます。スマホではそういう事は全然ないのですが。パソコン側のモデムが単純にもうガタが来てるのかもしれません。(ルーターのファームウェアアップデートでこの症状は無くなりました。というかPC側の受信機が壊れてたせいだったので交換しました。)

速度はバッチリです。ADSL時代とは比較にならない位、動画のダウンロードやアップロードが早いので感激してます。Huluなどのストリーミングもバッチリです。

初期設定はすごく簡単でした。パソコンとつなぐと、勝手に設定画面が出て、パパっとパスワードを設定して3分で接続が出来ました。

私は速度はそんなに必要ないので確かにもっと安い物もありましたが、ルーターって形がダサいのがすごく多いんです(汗)。そういう意味では、インテリアにもなるこのASUSのルーターはとても気に入ってます。あとレビューでも値段の割に距離がしっかり届くと好評だったので、これを買いました。

ルーターの寿命

あと、私がADSLを使っていた時の話なのですが、その時使ってたモデムルーターは、大抵2年以内に壊れました。

段々接続がすぐ切れるようになったり、動作不安定になってきて、最終的にはネットに繋がらなくなりました。1年使うとどのメーカーのでも動作不安定になりました。

ただ、ネットに繋がらなくなるだけで、室内の無線LAN(家のパソコン同士やプリンタとの接続)は可能だったので、壊れてるのはルーターではなく、モデムだと思います。

そう考えると、ルーター単体であれば、寿命はもっと長いのではと考えてます(追記:現在4年以上問題なく使えてます。)

ただ、基本的に24時間つけっぱなしにしてるものですし、寿命はそんなに長いものじゃないと考えると、無理にオーバースペックで高価なものを買うより、安いのをしょっちょう買い替えたり、もしくはレンタルした方が得なのかもしれません(レンタル品が壊れた時のプロバイダの対応は謎ですが)

この辺も参考に適度な値段のものを選ぶと良いと思います。

というわけで、光回線につなぐ際、自分で用意する必要があるものは、この無線LANルーターです。ここだけ準備を忘れないようにしておけば、バッチリ光インターネットを堪能できるようになりますので安心してくださいね。

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