ダイバーシティ東京inお台場から元祖RX-78-2ガンダムが撤去されたのが、2017年3月5日。
あの頃は「なんで撤去しちゃうの?やっぱ維持費大変なのかな~」と寂しくなりましたが、
あれから半年後、お台場に新しいガンダムが立像されました。
RX-0 ユニコーンガンダムです。
前のガンダムも良かったけど、こいつはこいつでクール過ぎるし、変形(変身)までしてしまいます。
まさに男の夢、ロマンが具現化されたようなこのガンダム立像。そして全身のネオンが光る所が女の子的にも心をくすぐられるようです。
今回は、このお台場の新立像ユニコーンガンダムについて、
見てきた感想や展示期間、時間帯別の展示モード、
自撮り、インスタ映え失敗注意点など、見どころを解説していきます。
もくじ
ユニコーンモードを楽しみたいなら、昼から行こう!
このユニコーンガンダム、前回のガンダム立像から恐ろしく進化している点として、変形(変身)するという部分があります。
この白い騎士の状態がユニコーンモードで、先程の光るガンダム状態はデストロイモードと呼称されています。
この一角獣モードもまた痺れるかっこよさなのですが、
せっかく見に行ったのに、デストロイモードのユニコーンガンダムが見れなかったというのは、それはそれで寂しいと思います。
というのも、時間帯によって、ユニコーンモードで展示されている時間帯と、デストロイモードで展示されている時間帯があり、変身シーンは日中は2時間おき、夜は30分起きにあります。
ユニコーンガンダムのそれぞれのモードの時間帯と、変形演出タイム
一応、2017年9月時点では、日中はユニコーンモードで常時展示し、11時から2時間起きにデストロイモードへの変身演出タイムが1分間ほどあります。
つまり、日が出ている日中は、変身タイムのわずか1分間程度しかデストロイモードを見れる時間がありません。
ただ、17時の変身演出の後は、ずっとデストロイモードで固定されます。
なので、明るい時間でデストロイモードをじっくりみたい場合は、
17時~18時位がベストと言えます。
ユニコーンモード | デストロイモード |
変身タイムはこんな感じです。
早朝
|ユニコーンモードで展示
11:00 (デストロイに一時的に変身) |
|ユニコーンモードで展示
13:00(デストロイに一時的に変身) |
|デストロイモードで展示
15:00(デストロイに一時的に変身) |
|ユニコーンモードで展示
17:00(デストロイに変身) |
|デストロイモードで展示
19:30 (緑にも変身) |
|デストロイモードで展示
20:00 (緑にも変身) |
|デストロイモードで展示
20:30 (緑にも変身) |
|デストロイモードで展示
21:00 (緑にも変身) |
|デストロイモードで展示
21:30(緑にも変身) |
|消灯(朝までユニコーンモード)
オススメの時間帯は16時からの理由
ユニコーンガンダムをしっかり堪能したいのであれば、
ユニコーンモードで固定されている16時半頃にダイバーシティへ行き、
16時半~17時までユニコーンモードをじっくり堪能、記念撮影を楽しみ、
17時に1分間の変形演出を楽しんだ後、17時からは夕暮れに輝くデストロイモードを堪能するのが良いと言えます。
まだ、外がほんのり明るいので、ユニコーンガンダムのアンテナのゴールド感もしっかり目視できますし(夜だとそこが見づらいので)、
セルフィ(自撮り)したい場合は、明るいうちの方がうまく撮れます。
夜のユニコーンガンダムとの自撮りは超難しいよ!
特に女の子なんかは、夜にユニコーンガンダムと自撮りしてインスタなどのSNSにアップする事を狙ってると思うのですが、これ、夜だとすごく難しいです。
なぜかというと、自分の顔に明るさを合わせると、ユニコーンガンダムが白い上に光ってるので、真っ白にぼやけて映ってしまいます。
じゃあ、ユニコーンガンダムに明るさを合わせると、今度は自分の顔が真っ暗に映ってしまいます。
こんなふうに(笑)
なので、ベストは、夕方5時に行く事。この時間帯ならまだ外が明るいので、デストロイモードのユニコーンガンダムと自撮りが綺麗に撮れます。
もしくは、フラッシュを使えば、撮れなくはないと思います。
ただ、自撮りカメラに大抵はフラッシュは付いてないので難しいですね。
電灯の下や、別のスマホのトーチライトで顔を照らしながら自撮りなど、
なんとか工夫する事で、夜でもユニコーンガンダムとのセルフィを撮る事は可能だとは思います。
ちなみに、特設ステージで無料でユニコーンガンダムをバックに撮ってくれるサービスも現在やってるので、そこで頼むのもありです。(スタッフが自分のスマホで1枚無料で撮ってくれて、ちゃんとしたカメラでも撮ってくれますが、そっちの写真はもちろん有料です)
終了してました。
緑の覚醒モードが見たければ夜まで粘れ!
夜の変身演出は、19:30から30分起きに5回もあります。
しかも夜の演出は約5分間と長い上に、ファンなら感涙する緑の覚醒モードも見られます。
特に19:30と21:00の演出はアニメのストーリー(バナージの掛け声)に沿って変形するのでオススメです。
なので、
16時半~17時 ユニコーンモードを堪能
17時~17時半 デストロイモードを明るいうちに堪能
17時半~19時半 ガンダムベースでガンプラ見学、夕飯、ショッピング
19時半 夜の演出で覚醒モードを堪能
こんな感じのプランが短時間でユニコーンガンダムを一番楽しめるかと思います。
展示期間はいつまで?また撤去されちゃうの?
初代ガンダムも永遠に展示されているわけではありませんでした。
2009年夏にお台場潮風公園に展示開始され、415万人という来場者数を記録しましたが、展示されていたのはなんとたった1ヶ月半。その翌年2010年にはバンダイの本拠地である静岡のホビーフェアにて再び立像されます。
静岡には2010年7月から2011年3月末と、最初のお台場よりも遥かに長い期間展示されました。
その後、2012年4月にお台場のダイバーシティ東京前にガンダムは帰ってきました。
そして2017年3月まで5年間という長きに渡り、人々に夢とロマンを与えてくれました。
現状、初代ガンダム立像については、次の展示の予定はないそうです。
そもそも初代ガンダム立像は、東京オリンピックの誘致の一環という目的もありました。
そして、実際に2020年の東京オリンピック開催は決定しました。
そう考えると、もともとオリンピック関連事業として建てられた経緯もあるので、
今回のユニコーンガンダムは、2020年のオリンピックが終わるまでは少なくともお台場に展示されるのではと考えられます。
アニメのガンダムシリーズの制作をしているサンライズからも、2018年春に新ガンダムプロジェクトが発表されている事、そして、2019年4月はガンダムアニメ放送開始から40周年である事から、少なくともこのカウントダウンが終わる2019年4月までの1年半はダイバーシティ前にて地球の防衛、平和の象徴としての役目を果たしてくれそうです。
立像前には、40周年記念の日までのカウントダウン時計がありました。
少なくともこれが0になる2019年の4月まではここに立像されるのではないでしょうか。
ただ、個人的には、このガンダム立像に一番お金を出していると思われるバンダイさんの懐具合にも展示期間は関係してくるのではと思っています(^_^;)
このユニコーンガンダム立像の維持費、電飾の電気代や土地代を払っているのは、どこなのか。きっと大部分はバンダイさんだと思うんですね。
そうなると、バンダイのおもちゃの売上が急激に落ちたりなんかしたら、ユニコーンの展示終了、撤去も早まるのではと心配しております。(頑張ってガンプラ買って応援しましょうw)
というか、すでに観光スポットとしては廃れてきている感が否めないお台場には、ガンダム様がないとかなりマズイと思います。お金を落としてくれる外国人観光客だって、ガンダムがなかったらわざわざお台場なんて来ませんよ。
私もここ数年は、お台場にはガンダム目的でしか行ってませんからね~(汗)
あとはZeppでのコンサートや大江戸温泉物語目的のお客さんとか?
お台場の経済圏維持のためにも、ガンダム立像にはこれからもずっと頑張ってほしいですね。
ガンダムベースで暇つぶしだ!
ちなみにこのユニコーンガンダム立像があるダイバーシティ東京というショッピングモールには以前、ガンダムフロント東京という、ガンダムのアトラクション施設がありました。
しかし、このガンダムフロントは、以前のガンダム立像と一緒に閉館してしまいました。
しかししかし、現在は、ザ・ガンダムベース東京という巨大なガンプラショップとして復活しております。
ここには、プロモデラー達が作ったカッコイイ数々のガンプラが展示されていますし、もちろんガンプラが圧倒的な品揃えで売ってます。
エントランスには、歴代のアニメ化されたガンダムのガンプラが並んでいたのですが、なぜかGのレコンギスタだけはありませんでした(爆)。あれ、ハブられてるの!?黒歴史化されてるの?!ガンプラ売り場には飾ってありましたけど。。
立像と同じく色違いで発光するユニコーンガンダムのモデルもかっこよかったです。
ぜひ売り出して欲しいですね。。きっと5万超えしそうですけど(汗)
外のユニコーンガンダム立像の次の変身演出までの待ち時間、ここでじっくり様々なモデラー達が作った渾身のガンプラを堪能すると良いでしょう。もちろんぜひガンプラも買っていくと良いと思います。
このガンダムベースには、ガンプラ制作ができるスペースまであるので、
次の発光演出までの2時間の待ち時間をガンプラ作りに費やすのもありかもしれません。
私も、17時の演出の後、19時半の演出まで、2時間半ありましたが、
外で立像を眺めて写真やビデオ撮影しているうちに30分くらいはあっという間に過ぎ、
その後、ガンダムベースでも1時間位あっという間に過ぎてしまい、
その後、フードコートで夕食を食べたり、ショッピングセンターでちょっと買い物してる間にあっという間に2時間半過ぎてしまいました。
他のビーナスフォートやら、デックスなどの商業施設まで行こうかなんて考えてましたが、
そんな暇はむしろ無い位あっという間でした。
ダイバーシティの外にも、ガンダムカフェというガンダムのお土産が買える場所もあるので、
そこもぜひ立ち寄ってみてください。
ガンダムベースも、ガンダムカフェもどちらも入場は無料です。安心して中に入ってみてくださいね。
なんで立像はユニコーンガンダムになったの?
ガンダムのモビルスーツは星の数ほどありますが、なぜ初代ガンダムから今度はユニコーンガンダムになったのだろうかというのは、誰でもよぎる疑問かもしれません。
プロジェクトの広報によると
「宇宙世紀」を舞台にした作品であり、ガンダム立像から「宇宙に住むこと」「人と分かりあうこと」「人の持つ可能性」というガンダムの持つメッセージを発信できること。また、ガンダムシリーズの中で国内外ともにお客様の認知度が高いことです。
YahooニュースBuzzFeed Japanニュース記事より引用
という事らしいですが、実際、観光名所として盛り上げるには、やはり全身が発光するという見栄えの良さが男性だけでなく女性にもウケる点、全身が白という東京のスタイリッシュ感や高級感にマッチする外観などからユニコーンに決まったのではと考えています。
LED技術が進化した今、その技術を遺憾なく発揮して魅せる事が出来る機体となるとやはりユニコーンガンダムに必然的になるのではと思います。
そして、顔かたちなども初代のガンダムをユニコーンガンダムはうまく踏襲しているので、
ガンダムに詳しくない人でも、ひと目でガンダムだと分かりますしね。
ガンダム好きでなくとも、あの美しいピンクと緑の発光、いかにもガンダムと分かる顔とボディ、そして変形(変身)ときたら、見に行きたくなりますしね。
最近のガンダムシリーズは、背負い物がやたら大きいので、それを再現しようとするとまた大変です。それこそ、フリーダムガンダムやガンダムX、ウィングガンダムなら、羽根無しとかの展示になりかねないと思いますし(爆)、ダブルオーならオーライザーなし(これもなんか悲しい)。エクシアならGNソードなし(これも寂しい)。
いかにもな武装なしでもシックリ来るのが、ユニコーンだったのではと思います(まあビームサーベルは装備してますけど、物々しくないですからね)。
知名度はまだまだなユニコーンガンダムですが、その存在感は立像にピッタリだったわけですね。
それにしても、ユニコーンガンダムの立像が決まった時は、まさかユニコーンモードからの変身までやるとは思っていませんでした。
個人的には角がピッタリと隙間なく綺麗に閉じる所がすごいなと感じました。
全身を光らせるだけでもカッコイイのに、変形演出まで作ってしまう所が日本の情熱のすごい所だと思いました。ディズニーがディズニーランドの演出や造形にかける完成度に匹敵するすごさがお台場のガンダムにはありますね。
あの迫力は写真やビデオでは伝わらない!
すでにYoutubeには、お台場ユニコーンガンダムの映像が山ほどあります。
それを見るだけでも感動しますが、やはりあの迫力は本物を見ないと伝わってきません。
富士山も写真やテレビで見るのと、実際に肉眼で見るのでは全然迫力が違うのと同じですね。
特に男性であれば子供の頃、特撮で出てくる変形ロボットが実在したらなぁと夢見たと思いますが、その男のロマンがお台場に今、実現しているのです。
ぜひあのデカさ、メカメカしい迫力をお台場まで行って体験して欲しいです。
タダで間近で見れるんです。行かない理由がありません。東京に立ち寄った際は、面倒くさがらずに是非この興奮のダイバーシティ前まで足を運んでくださいね。