ダイロンで染めたくない部分もある黒のジャケットを染め直してみた。

4年前に買ったお気に入りの黒のジャケットがあったのですが、

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これが結構使ってるうちに色褪せてきてしまいました。
こんな感じで、全体的に白っぽく、特に縫い目の縁が白くなってしまってます。
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ただ、捨てるほどほころびてないし、自分的にはまだまだ着たいのですが、嫁から「そんな色褪せてるボロボロの着ないでよ」と言われてしまったので、噂のダイロンで染めてみる事にしました。



ダイロンで黒ジャケット染め。ジャケットの素材は?

使ったのはこれ

ダイロン・プレミアムダイ・ベルベットブラックという奴で、私の場合、ジャケットの重さが530gほどだったので、1袋では足りないようだったので、2袋買いました。

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ひと袋で250gまでと書いてあるので、2袋で500gまで。まあ大丈夫かなという事で2袋を使用する事に。これが、ケチって1袋だけとかでやっちゃうと薄い色になっちゃうらしいです。

ちなみにこのジャケットの素材なんですが、

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本体 綿70% ポリエステル30%

と書いてあります。ダイロンはポリエステルは染まらないと書いてあります。
なので、このジャケットもちょっと微妙だったんです。ポリエステルの割合が多いほどパッと見薄い色になってくわけです。

しかもこのジャケットはドライクリーニングオンリーで、光沢がちょっとある材質で、変なコーティングとかしてあったら染まらないだろうと。

ただ、普通に過去洗濯しちゃってましたし、失敗したら失敗したでいいやという事で、チャレンジしてみる事に。

ダイロンで染めたくない部分はどうする?

ただ、ちょっと心配だったのはここ

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所々裏地に違う色が使われてるんです。まあ、黒い液に漬けちゃったら、これも全部真っ黒になっちゃうよなぁと。まあ、それはそれでいいやって感じだったんですけど。

ただ、ここはポリエステル100%なんです。
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なので、ダイロンの理論上は染まらないわけです。というわけで、どうなるかは見てのお楽しみにしましょう。

用意する物が意外と大変(汗)

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最初、ダイロンの袋に「6Lの水に溶かす」と書いてあったので、ダイソーで8Lのバケツを買ったんですが、よく考えたら私は2袋使うので12Lの容器が必要なわけです(-_-;)

しかも、容器は1つではなく、実質2つ必要です。

・ダイロンを混ぜて溶かす500mlのお湯が入る容器
・塩を溶かす6Lの容器

私の場合、2袋なので、

・ダイロン用1Lの容器
・塩用12Lの容器

の2つが必要だったりするわけです(汗)

ダイロンを溶かす1L容器はペットボトルでも代用できると思います。ペットボトルに粉とお湯を入れて、シャカシャカしてもイケるとは思います。

塩用の大型容器が無ければ、これは大きなゴミ袋でも代用出来ると思います。その方が綺麗に浸かるので綺麗に染まるという意見もあります。(マルチなどの熱湯使うタイプだと袋が溶ける可能性がありますがね)。キッチンシンクで染めるなんてのもありですね。

塩は1袋につき250g。私の場合2袋なので500g。結構な量です。
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袋詰でスーパーで売ってる塩が大体1Kgパックや700gパックで売ってますから、その半分以上使うと考えてください。

汚れても良い服と汚れてもよい場所で!!!

あ、ちなみにこの染色作業中、結構粉とか液が飛び散ります!なので、お気に入りの服なんか着ながら作業なんて絶対にダメですよ。汚れてもよい服で望みましょう。私も全身黒の古着で望みました。

あとゴム手袋も必須です!

あと結構飛び散るので、風呂場とかがベストではないかと。
後で掃除が簡単なのはキッチンシンクとかですかね。

染色作業開始!

まず、染めるジャケットを普通に洗濯します。洗濯が終わったら、そのままその濡れた状態(もちろん脱水はしてある)のまま置いておきます。

で、ダイロンプレミアムダイには40度のお湯が必要です。
私の場合、たまたま引っ越した後に温度調整できる給湯器が付いてたので

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温度を47度くらいにセットして、そのお湯を使いました。
寒い時期だったので、すぐ冷めてしまうだろうというのもあり、ちょっと熱めのお湯にしておきました。

まあ40度だったら、温度調整機能が無くても単純に蛇口から出るお湯を使えば60度~70度位だと思うので、それをちょっと冷まして使えば良いと思います。

40度ってお風呂に入る時にちょっと熱い位の温度ですから、その位の熱さにしておけばOKって感じです。

そしてダイロンの粉、2袋を

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500mlのお湯に投入!(一袋なら250ml)

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で、泡立て器でシャカシャカと混ぜます。結構簡単に溶けます。匂いはインクっぽい匂いがしますが、匂いはうっすらで全然きつくないです。

結局私はベランダにあった、灯油缶を保管するベランダボックスを使って染める事にしました。

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こちらには12Lのお湯と500gの塩を投入して手でぐるぐる混ぜました。(一袋なら6Lのお湯と250gの塩)

ちなみにバスタブで染める事も考えました。確かにバスタブでも出来ない事はないと思います。色もまあ基本的には残らないですし、ちょっと残ってしまっても激落ち君(メラミンスポンジ)でこすれば大体は落ちるので。ただ、やっぱり長時間入れて、色がうっすら付いてしまったらイヤだったのと、バスタブだと大きすぎてうまく漬けられないだろうなと思ったので、この容器にしました。バスタブを使うなら、前述の通り、ビニール袋に入れてバスタブに置いた方が安全かと思います。

そして、先程のバケツの黒い液をこの塩水の中に投入し、混ぜて、ジャケットも投入。

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この後は「15分間混ぜる」と袋に書いてあったので、水をバシャバシャして混ぜたり、服をもみもみしたり、ひっくり返してまんべんなく浸かるようにしました。

ようは塩とダイロンがしっかり化学反応する必要があるのと、それがむら無く服全体に浸透するためにこの15分間が結構重要なんだと思います。

そして、15分経ったら、そこからさらに45分間そのまま浸けておきます。

すすぎ

45分経ったので、この黒い水を捨てます。
この作業が結構大変で、やっぱりそこらじゅうに墨汁が飛び散るみたいになるので、掃除が結構大変です。すぐシャワーで流せばこすらずとも取れますが、細かい所はメラミンスポンジで擦り落とす感じですね。

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やっぱりキッチンシンクの方が液を捨てる時に飛び散りが少なくて楽かもとか思いました。

ちなみに使ったバケツやベランダケースにはまったく色移りはなく、簡単に洗い流せました。プラスチックにはまったく色が移らないようで安心しました。

で、3回位、ボックスの中ですすぎ洗いして、若干水の色が真っ黒ではなくなってきたので、ここですすぎは終了にします。

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この後も紺色っぽい水がまだまだ垂れてきてますが、気にしない(笑)。
飛び散った水を見ると、青っぽいです。紺に近い黒なんだろうなって思いました。

そして、このままこのジャケットを洗濯機に投入し、脱水だけかけます。
脱水したら陰干しして終了です。

ちなみに脱水かけた後、やっぱり洗濯槽に黒い水が残るので、洗濯槽を拭いたり、カラ洗いした方が良いです。この後すぐに白なんか洗ったら、多分色移りします。

出来上がりは?

さて、無事色は綺麗に染まったでしょうか!?

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こんな感じです。

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左が染める前、右が染めた後。
写真だと分かりづらいですが、しっかりと色ハゲして白くなってた部分が黒くなって古着っぽい感じが消えてます。

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左が染める前、右が染めた後。だいぶ白い跡は無くなりました!
もともとの黒とは違う黒になった感覚はあります。

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同じく左が染める前、右が染めた後。しっかり黒が戻ってるのが分かります。
ポリエステルの裏地は確かに染まってません。若干色が変わった感じは正直ありますが、汚くなってないので、大満足です。

こんな感じで、一応大成功です。違う黒になったなって印象は正直ありますね。

ダイロンで染色。染めたくない部分

染色後の写真

ただ色落ちが心配。

正直、この後の色落ちが心配ですね。
染めた時も水が完全に綺麗になる前に脱水かけたので、また水に浸けたらダラダラ黒い液が出て来ると思います。

正直、汗や雨なんかで濡れると下に着てるシャツに色移りするんじゃないかなって思います。
なので、色落ち防止剤のダイロンのカラーストップも次回使ってみようと思います。

感想

仕上がりは満足です。これであと数年またこのジャケットが使えると思うと嬉しいです。
ただ、結構大変な作業だったなと。いかに周りを汚さず、後片付けを楽にするかがポイントですね。タオルやバスマット、服を汚しそうで心配でした。下準備をしっかりしておかないと染めたくないものまで染めてしまうので、注意が必要ですね。

慣れれば楽しいと思います。

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