【こじらせ国際恋愛 Vol.39】光速で噂を散布する女

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オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく、こじらせ国際恋愛道 Vol.39。(Vol.38はこちら) <Vol.1はこっち>

元カノのタイ女・チェリーとよりを戻したY氏。
しかし、そのキッカケを作ったのは、チェリーと犬猿の仲のタイ女・キャットだった。
なぜキャットはチェリーとY氏が別れた事や事故にあった事を誰よりも早く察知できたのか?
ついにその答えにたどり着くのだが・・・


Y「そういえばさ、お前が事故った時、お前の大嫌いな女、キャットから電話があって、事故の事から別れた事まで全部知ってたんだけど、なんでキャットはお前の状況、いの一番に知ってたのかな?」

C「そ、それは~(汗)・・・・」

Y「いや、お前が事故った事は、エディが知らせたんだろうけど」

Y「でもその時、キャットはもう俺たちが別れてる事知ってたんだぜ?別れてまだ2日しか経ってない状態で。しかも経緯まで詳細に。」

Y「ありえないだろ?お前らのゴシップネットワークってどうなってるわけ?高速すぎるだろ。。」

C「いや、実は。。。その。。私がキャットに直接電話して話したのよ。。」

ホワッ!????(汗)

こいつは何を言ってるんだ?と思った。

だってお前とキャットはいつも、いがみ合っていたではないか。。お前らが仲良さそうにお友達トークしてるとこなんぞ、見たことないぞ。。。(汗)

C「いやさ、なんか自分でも分からないけど、Yにフラレて即、キャットに私電話してたの。。なんでって聞かれても、分からないのよ。で、フラれた状況から何から何まで全部キャットに話して、恋愛相談みたくなってたのよ。。」

ズコッ(汗)。女の考える事は分からん(汗)。いや、女は、とにかく噂話が好きだし、話したくてしょうがないのは知ってる。でも、それがキャットかよと(笑)。

確かにY氏の事をよく知り、Y氏に興味を持っているキャットなら、
隅々まで熱心に話を聞いてくれただろう。。
鬱憤ばらしにはちょうど良かったのかもな。。って、

噂の発信源はお前かぁ!!(爆)

ま、でもそれがあったおかげで、キャットから私に電話があって、
それをキッカケにまたチェリーとY氏が会うようになったわけだし、

お前、キャットに感謝しろよ。。

なんでチェリーはキャットの電話番号を知ってるかというと、
私が入学してくる前、以前は仲が良い時期もあったらしい。
ただ、人間性が合わなかったらしく、微妙な関係になっていったと。

そこにY氏が現れて「あの男と仲良くなろう♪」って思ったら、
まさかのキャットの隣の席に座って仲良くしてたもんだから、
チェリーメラメラで引き裂きにかかったって感じのようだ(汗)

チェリーがY氏の家に来る

そんなある日、チェリーはY氏の家に来る事になった。
なんだかんだ今までうちに来た事がなかったチェリー。

と言っても、Y氏が住んでるのはシェアルーム、
ここでベッド・インみたいな展開はないので、期待しても無駄である(残念)。

たまには、Y氏が手料理でも作って、
部屋でまったり楽しもうと思ったのだ。

チェリーが家に来ると、シェアメイト達はどよめいた。

「え、Y氏の彼女、タイ人なの?しかもカワイイじゃん!サワディーカップ!」

とチェリーを歓迎した。

チェリーはシェアメイト達から質問攻めだ(笑)。まぁ馴染めて何よりだ。

しばらくすると、パッパラS男が帰ってきた。

S男「ヘイY氏~!って、チェリーじゃないか!なんだチェリー、まだY氏に惚れてたのか、ハッハッハ!」

相変わらず、発言が微妙に空気読めてないぞ、S男(笑)、

チェリー「うるさいわね!あんたこそ、あのインドネシアの女と続いてるわけ?」

S男「もちろんさ~、俺たちの愛はお前らよりはるかに深いぜ~、これからその子猫ちゃんとお電話タイムさ~♪」

と行って、バルコニーに行き、ニヤニヤと電話を始めた。
とりあえず危険人物が去って、一安心である(爆)。

「あいつ、本当にバカよね?きっとすぐインドネシアの女も愛想をつかすわよ」と息巻くチェリー。

息巻くチェリーとご飯を食べていると、他のシェアメイトからこんな質問が。

「ちなみに、チェリーちゃんは何歳なの?」

どどーーーん、一難去ってまた一難、その質問禁句だよ、禁句!(爆)。

チェリーの顔を見ると、笑顔ながら、眉間の血管がピクピクして、私にアイコンタクトを送っている(笑)、これはどうしたものか。。

Y氏「いや、それが、チェリーが年齢は誰にも言うなって言っててよぉ~」

チェリー「そうよ、歳は秘密。秘密よ。」

メイト「じゃあ、どっちが年上なの?」

Y氏「それは~こ。。。ふごふご」

チェリーは私の頭にヘッドロックしながら、口を塞ぎ
「私が年下に決まってるじゃない!誰がどう見たってそう見えるでしょ!」
とシェアメイト達を強制的に納得させた(爆)。

その後も、作り笑いしながらも、笑ってない目でこちらを見ながら、
テーブルの下では強烈な突きを私の横っ腹にかましてくるチェリー。。

ぐほっ。。やめろ。。私はそこが弱いのだ。。

いや、私はベストを尽くしたぞ。。チェリー。。

チェリーとの仲を深めていく中、
ちょっと久しぶりにアイツから電話が!?
アイツのアドバイスがY氏を救う!?続きはVol.40でッッ!

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