オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく国際婚活物語 Vol.23。(Vol.22はこちら) <Vol.1はこっち>
日本語使いの韓国女ケイト、魔性タイ女チェリー、それぞれと一歩ずつ進展を進めるY氏。
ここから、タイ女チェリーが大胆な行動に出るのだが。。
時はクリスマスだったのだが、
私は実は日本に一時帰国していた。
というのも、青春時代にドハマりし、解散した某バンドが
一夜限り復活コンサートをするというので、
急遽そのためだけに日本に帰国していた(若かったなぁ~)
クリスマスという女を落とす絶好の日に、女を放置して帰国し、
私は野郎共と東京ドームで歓喜の涙を流していた(爆)。
チェリーとの悩殺マジデート
年末、オーストラリアに戻ってきたY氏。
チェリーに戻ってきた事を伝えると、
チェリーは年越しの花火を一緒に見に行こうという。
そう、オーストラリアでは、大晦日の夜からのカウントダウンと共に
各所で盛大な花火が上がるのだ。
快諾し、チェリーの住むマンションへ迎えに行き、
とりあえず日本食レストランでご飯を食べる事にした。
なんだかんだ2人きりでちゃんとデートは初めてだよな。。
そう思いつつ、レストランへ。
対面に座らず、真横に座るチェリー。そして密着し、
私の手を自分のふとももに置く。。
おいおい、今日はずいぶんと積極的だな(汗)。。。
注文したたこ焼きがやってくると、
熱でうにょうにょ動く鰹節に、
「うそ?これ、生きてるの!?」と目が点になってマジでビビるチェリー
(これ、外国人あるあるネタ)
ビビりながら、私の腕にしがみつき、胸を押し付けてくる。
うーん、ほんとに今日のあんたはどうしたんだ?酒頼んでないぞ。。
チェリーの悩殺攻撃は本気だった。。
食事が終わり、
花火が上がるハーバーへ行き、
一緒に花火を楽しむ。
チェリーはとても嬉しそうだった。
花火が終わり、多くの人が帰っていくが、
我々は船着き場に腰掛けて、しばしマッタリする事にした。
気づけば、周りもアベックだらけであった。。
何を語らうでもなく、ただ海を眺める2人。
すると、突然チェリーは私に顔を近づけてきた。
ウフフと微笑みながら、何度も顔を急接近させては、
おでこをスリスリさせたりを繰り返してきた。
お、おい、そんな顔を近づけたら、
誤って唇と唇がゴッツンコしてしまいそうでは。。
はっ?え?そういう事?キスしろって事なの?
マジで?お前が?本気なのか?
大変混乱するY氏。
この魔性の事だから、そんな事したら、
突然しかめっ面になって、ぶっ叩かれそうだ。
でも、延々とそれをやめないチェリー。
え?え?えぇ?
二人は唇を重ねていた。。
え?キス。。。してる。。。
マジか。。マジ。。なのか。。
嫌がるどころか、めちゃ唇を這わせていた。。
何度も何度も見つめ合い、キスを繰り返す二人。。
ここまで来ると、私も男なので、
ちょっと下の方が熱くなってきた(汗)。。
次回、チェリーの悩殺攻撃に抑えきれない衝動がやってきたY氏。
果たして2人はそんなに都合よく結ばれてしまうのか!?怒涛の展開の続きはVol.24で!