当方は1日中毎日デスクワークをしているのですが、
ある時から肘痛に悩まされるようになりました。
肘の内側、外側、全体的に痛みがあり、
肘の骨とつながっている筋肉がどれも触ると痛いんです。
痛みは上腕や前腕にも肘から広がっていき、
おまけに、手の甲から人差し指、中指、薬指にかけても、
触るとビリビリ痛む状態でした。
普段の生活の中ではそんなに痛みはないのですが、
荷物を持ち上げようとするとピリピリ痛んだり、
特に夜寝る時に、肘を曲げても伸ばしてもどっちでもズキズキ鈍痛がありました。
湿布剤を使ってましたが、まったく改善せず・・
ただ、これ右手側にだけ起こっていたので、
「やっぱりこれ、マウスが原因なんだろうな」と。
いわゆるテニス肘ならぬ、マウス肘っぽいなと。
肘の痛みに悩んでる人はマウスをやめている!?
このマウス肘について調べてみると、
「マウスをやめて、トラックボールにしたら痛みが改善した」
という意見を複数見かけました。
同じように、指、手首、腕、肘など、
どこかしらに痛みを感じてる人たちは「マウスをトラックボールに変えたら、痛みが改善した」というのです。
私も明らかにマウスが原因だと感じていたので、
マウスを変えてみる事にしました。
購入したのは、Logicool(Logitech)のトラックボールM570です。
マウスからトラックボールに変えて、肘痛はどうなった?
トラックボールを使い始めた頃は、正直、「親指釣るわ~!」って思いながら悪戦苦闘しました(笑)。思い通りに動かすのが、かなり最初は難しかったです。
トラックボールは本体をマウスのように動かしても反応しません(それでも動くのかと最初勘違いしてました^^;)。本体は固定し、親指の所にあるボールを転がしてカーソルを動かします。
本体の位置は固定されるので、手首や肘は動かさなくなります。
最初は親指が筋肉痛になりましたし、「これむしろ妙に腕に力入って痛み増すんじゃないか?!(汗)」と心配しながら使っていました。
しかし、3日4日と経っていくうちに、徐々にコツを掴み慣れていきました。
そして、継続して2週間も使っていると、
何をやっても痛みが増すばかりだった肘の痛みが引いてきました。
1ヶ月、2ヶ月と使っていくうちに、どんどん痛みは消えていき、
今は全く痛みがなくなりました。
もちろん、最初は筋肉痛になった親指もなんともありません。
今は重たいものも以前のように普通に持てるようになりましたし、
長時間パソコン作業してても、大丈夫な元の状態になりました。
つまり肘痛の原因はやっぱりマウスで、トラックボールに変えて大正解でした。
胴体に角度の付いたトラックボールかマウスを選ぶべし
どうも、机に手のひらが並行になったまま、腕を動かす行為が肘痛の原因のようでした。
このように、トラックボールはものによって角度が付いてます。私の肘痛が発生したマウスは逆に並行です。
このトラックボールのように、角度が付いてると、手首の角度がより自然になり、無理な力が加わらないので肘や手首に無理な力が加わらないというわけです。
仮にマウスでも角度の付いたマウスは売ってるので、エルゴノミックデザインな角度の付いたものを選ぶと痛みが改善するかもしれませんね。
実際に当方が使ってるモデルです。M570は非常に評判がよく、廃盤になったら困ると予備として複数買ってる人もいるくらい人気のモデルです。最近はM570tという名前でも売られてます(微妙に違うらしいですが、見た目は一緒です)
ちなみに左利きだと、エレコムが唯一出してます。
マウスでも、このように角度の付いたものを使う事で痛みが軽減するかもしれませんね。