「左曲がって」とか「右側のタオル取って」とか
普段の生活でのやり取りや、運転中など、
左右を突然言われるとパニクりますよね?
はい、私もそうですし、そういう人って実は「左右盲」と言って結構多いんです。
左右盲で検索するとかなりヒットするので、
同じ悩みを抱えている人が意外に多い事に驚きましたし、
他にも同じ悩みの人がいるって事がすごく嬉しかったりします。
ちなみに、この左右が自然に分からない人は、
左利きを右使いに矯正された人に多いとの事ですが、
私もまさにそれです。
「いや、私右利きだけど、左右盲だよ(泣)」
「直されてない左聞きだけど左右盲だよ(汗)」って人も大丈夫です。
これから左右盲の人が、よく使っている
目印なしで左右を素早く判断する方法を教えます。
・普段の生活で左右をぱっと判断できる方法
・運転中の右折左折を判断する方法
・左右盲自体を改善するトレーニング
という3つの方法を教えます。
この中で自分にとって使いやすい方法をどんどん取り入れて、
視力検査や車の運転など、左右判断が怖くないようになりましょう!
もくじ
普段の生活で左右判断を素早くする方法
手のホクロやピアス、指輪など、何かしら目印を付ける方法もありますが、
何も付けてない人でも、
お箸を持つ方とか言われても混乱する人でも
確実にすぐに判断できる方法があります。
普段の生活でぱっと左右を判断するのに分かりやすい方法としては、
・「左右」という漢字を頭に浮かべる
・アナログ時計を頭に浮かべる
この2つの方法はかなり有効です。
左右という漢字を頭に浮かべる
「左右」(さゆう)という漢字を頭に浮かべてください。
そう、この漢字、左が左側、右が右側にあるんです。
だから、「左右」と頭に浮かべれば、どっちが左でどっちが右かが
ぱっと分かります。
私も迷ったら、この方法を必ず使って判断してます。
まぁ、とっさに「右向いて」とか言われると、
焦っちゃって、この技を使い忘れてあたふたとかありますけど、
それを減らすために、普段から、「さゆう!さゆう!」と独り言を言って
左右を浮かべるのを癖付けると良いですよ。
アナログ時計をイメージする
よく時計周りって言葉聞きますよね。時計周りっていうのは、
時計の針が12345時と周っていく方向を意味してます。
で、この時計周り=右回りなんです。
つまり、時計の針が動いていく方向(3時側)が右で
反対側(9時側)が左なんです。
なので、左右で迷ったら、このアナログ時計を思い出して、
時計の針が12から3時の方向に流れる方向が右っていうイメージができれば、
判断できるわけです。
個人的には、「左右」という漢字の方が、ぱっと浮かびやすいですが、
その方法がいまいちピンとこない人は、時計の針は右回りでイメージすると
左右判断しやすくなります。
特に右向いて、左向いてみたいな時は、
時計の針のように、向く方が右、
反対周りに向くのが左と分かるので
分かりやすくなります。
車の運転は道をまたぐ方が右折
車でもやっぱり最初は左右がぱっと分からず、
「右曲がって」とか言われると困るって奴ですが、
・右折は車線をまたぐ
・左折は簡単に曲がれる方
と覚えてれば、間違えずに済みます。
運転席側が右。
反対車線と接してる側が右。
反対車線の車とすれ違う側が右。
のように覚えておけば、基本間違えません。
高速道路みたいに反対車線がない場合も、運転席側が右という事を意識してると、
分かれ道で間違えにくいでしょう。
左右盲が大幅改善したトレーニング
基本的に、左右が分からない人って、普段から左右を意識してない傾向があります(自分も含めて)。
例えば、「棚からコップ取って」と頼む時も、左右が分かる人は、
「棚の右側にあるコップ取って」と言うんですが、
我々左右盲の人って、「そっちの長細い緑のコップ取って」みたく、左右以外の特徴で言いながら、指をさして指示する傾向があります。
そうではなく、左右が分かる人のように、普段から
「そこ右に曲がって」とか
「もっと右側寄って」とか
「右側にあるバッグ取って」とか
そういう風に自分も普段から左右を言葉として使う事で、
左右を頭に覚えさせる事が出来るようになっていきます。
(まあそれでも間違える事はありますが、クセ付けてしまえば間違いは減りますし、判断スピードを0.1秒ぐらいづつ上げていく事が出来るようになります。)
普段から「左から2番目の包丁を使おう。右端の包丁を使おう」のように、
左右を使った独り言を言いながら、左右という表現を使う事を心がけていくと、
脳も左右という表現を認識するようになっていくので、
間違える確率を減らしていく事が出来るようになります。
左右盲の人が左右をぱっと判断する方法・まとめ
・「左右」の漢字か時計を思い浮かべる
・運転は対向車とすれ違う側、車線をまたぐ側が右
・普段から左右という言葉を使って指示する
特に視力検査などでは、始まる直前に
「左右」という漢字を思い浮かべれば迷いが晴れるので、
安心感が倍増しますし、
こういう判断材料を備えておくのが、左右盲の人にとっては大事と言えますね。
例えば、箸を持つ時、マウスやスマホを使う時って、
左右の判断をせずとも、自然といつも使う手で持つじゃないですか、
でも、左右という言葉にすると分からなくなるので、
脳に左右という言葉を認識させる(体の動きとリンクさせる)事が
うまくできれば、左右盲は改善してくと言えます。
諦めず、「右向け」と言われれば、自然と右を向く癖が付くまで、
左右表現を徹底して自分に叩き込んでいく事が左右盲改善には必要だなと
感じています。
参考にして頂ければ幸いです。