ゴリラチョップでシュノーケリング。お魚は?初心者にも安心?行き方や施設も解説。

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沖縄本島のシュノーケリングスポットで一番有名なのは青の洞窟がある真栄田岬ですが、
有名過ぎて、朝9時には駐車場や海への階段が満車満員になり、何時間も待つはめになるという状態なので、

そんなごった返したくないけど、沖縄本島で本格的な青い海でお魚天国シュノーケリングを満喫したいというのであれば、沖縄本島北部、美ら海水族館にも近い、ゴリラチョップが有名です。

岩がゴリラがチョップしてるように見える事からそう呼ばれてるそうです。

ゴリラチョップは実際、全然混んでないですし、なによりシャワー施設なども綺麗で使いやすいです。

ここではゴリラチョップへの行き方や施設、実際のシュノーケリングの様子や安全度、初心者向け度などなどお話ししていきます。

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ゴリラチョップへの行き方と駐車場はココ!

まず、ゴリラチョップへの行き方ですが、ちょっと特殊なので下の地図を見てください。

地図上のゴリラチョップと書かれた所の前にも一応2,3台停められる駐車場はありますが、ここに停めても下に降りれませんし、何もありません。

そうではなく、崎本部緑地という所に行きます。
ナビやGoogleマップを使う時も、「崎本部緑地」で検索してそこを目指してください。

ピンク矢印のようにコーナーを曲がった所に駐車場入口があります。

Googleストリートビューで見ても、工事中の画像しかないですが、2017年現在はすでに完成して綺麗になっています↓

実際、駐車場はこんな感じで、左脇に映っている建物には、トイレ、更衣室、シャワー(3分100円)、ドリンクの自動販売機などがあります。まだ新しく、とても清潔で綺麗です。

建物前にも屋根付きのテーブルとベンチがあり、そこでちょっと休憩したりも出来ます。

駐車場自体は無料です。つまり無料で手軽にシュノーケリングできるのが、このゴリラチョップなんです。

シャワー施設の前にあるバケツ、ここに足を突っ込んで、砂を落としてから入ります。
シャワーは9時~15:30までとなってます。

シャワールームは更衣室が併設されていて、無料で使えます。
シャワーで3分100円ですが、正直いって最初の3分はお湯が出ないです。まあもともと暑いので、ぬるい水が出てて、全然寒く感じなかったですけどね。温かいお湯を使いたい場合は最初の3分は出しっぱなしにして、もう100円入れると温かいお湯が出てきます。

ただ、シュノーケルセットなどのレンタルが出来るわけではないので、
装備は全部持参する必要があります。

自動販売機の飲み物しか売ってませんから、食べ物は来る前にローソンやファミマで軽く買っておくと良いです。

海へのエントリーは2箇所ある!

ゴリラチョップは海にエントリーできる箇所が2箇所あります。

駐車場から浜辺のゴリラ岩まで歩いてくれば、浅瀬になっているので(黄色矢印)、シュノーケリング初心者の人や、最初は浅瀬で肩慣らししたい人はここや、ゴリラ岩周辺の浜辺からエントリーすればOKです。

もしくは、砂地を歩くと小石がフィンの中に入ったりして嫌だという人は、
赤矢印の階段を使えば、砂や小石を気にする事なく、駐車場からいきなり海に入れます。

ただ、この赤矢印の階段の下はいきなり深いです。階段の下も一応坂のようにずっとセメントが張られているので、いきなりドボンと深くなるわけではないですが、すごく滑りますし、もう水深5m以上の深さなので、結構怖いです。

久しぶりのシュノーケリングや初心者シュノーケラーであるのであれば、階段からのエントリーはやめて、迷わずゴリラ岩にまずは行きましょう。

この岩の周辺であれば、常に足が付きます。周辺の岩に捕まってれば流される心配もないですし、まずはここでウォーミングアップするのが良いです。

岩から離れるとどんどん深くなります。ここからはライフジャケットなどの浮力体を必ず持って行きましょう。

足が付く深さなのは水色枠周辺のみと思った方が良いです。

岩周辺も魚はいます。
岩周辺は浅く、岩から離れるほど深くなります。

岩から駐車場の階段までシュノーケリングベストを付けて私も泳ぎましたが、
浜から離れてないのにどんどん深くなっていくので、ちょっと恐怖感がありました。

泳ぐ時は常にこのゴリラ岩を目印にして沖に出すぎてないか気をつけましょう。

泳げば巨大なサンゴリーフが出現する!

ここゴリラチョップがなぜシュノーケラーに人気なのかというと、
色とりどりのサンゴ礁が見れて、そこに住み着く様々な熱帯魚達と出会えるからです。

ゴリラ岩周辺の浜辺からエントリーして、水色枠周辺まで泳ぐと、そこは一面サンゴ礁の森になっています。干潮時は触れられる位の距離になるので、逆に注意が必要です。(サンゴは毒針を持っているので誤って触れると刺されます。)。

またサンゴの上に立ったり、フィンで蹴ったりも絶対にしないでくださいね、サンゴが死んでしまいますので。

個人的には満潮時の方が適度な距離で泳ぎやすい印象でした。

こんな感じで、ひたすらサンゴリーフが一面に広がっており、そこにカラフルな熱帯魚達が沢山潜んでいます。

私が感動したのは、サンゴの色です。赤紫だったり、黄色だったり、こんなにいろんな色のサンゴが見れたのは、ここが初めてです。

タイのサムイ島の離島などでもシュノーケリングしましたが、こんなカラフルにサンゴが群生してる所はなかなかありません。他の沖縄のビーチと較べても、ビーチから泳いですぐこんなのが見れるのは、ゴリラチョップならではです。

ニモ(クマノミ)にも会えました。

サンゴリーフの一角にイソギンチャクが生えてたのですが、そこにニモさん一家が暮らしてました。

クマノミがいたのは地図のピンク印の所らへんです。

初日はこの周辺にひょこっと海面に突き出た岩があって、それが目印になってニモの巣の位置を覚えていたのですが、満潮になるとこの岩が海面下に沈んでしまうので、どこだか分からなくなりました。

ゴリラチョップの魚達

比較的、おなじみの熱帯魚や南国だとどこでも沢山見かけるオヤビッチャ(しましまの魚)が多いですね。

小型魚が多いです。
逆に他のビーチではやたら出くわすムラサメモンガラ(攻撃的な魚)もあまりここでは見なかったので、サンゴに触れてしまうのさえ気をつければ、波や流れもあまりないですし、比較的安全にシュノーケリングできる場所だと感じました。

ゴリラチョップの景色

ここはあくまでシュノーケリングする場所であって、景色を楽しむ場所とは言えません。

ぱっと見、南国の雰囲気漂うんですが。。

実際は、工事現場やら、漁港やら、採掘現場やらに四方を囲まれていて、とても良い眺めとは言えません(汗)。

逆にそういうので囲まれた角っこにこのビーチはあるので、波は静かで、流れもあまりなく、泳ぎやすい事は確かだったりするんですがね(汗)。

またビーチ自体も小さいですし、ビーチにも打ち上げられたゴミや流木が沢山あって、とてもリゾート気分は味わえません。でも海の中は綺麗ですけどね。

海の色自体は綺麗ですし、透明度も比較的良い方だと思います。
まさにシュノーケラーのためのビーチといった感じです。

ゴリラチョップまとめ

  • 無料駐車場、無料で綺麗なトイレ、更衣室。3分100円のシャワー、自販機あり。コインロッカーはなし。
  • 屋根付きのベンチとテーブルあり。
  • 階段から直接エントリー可
  • 岩場周辺のみ浅い。子連れにはちょっと怖い感じがある。
  • シュノーケリング初心者も岩場で練習可
  • レンタル用品はなし。すべて持参する必要あり。
  • 砂浜は小さく、サンゴの死骸やゴミ、流木が沢山。裸足で歩くのは厳しい。
  • ゴリラ岩周辺に少々日陰あり。
  • 魚は小型熱帯魚がメイン。クマノミもいる。
  • サンゴ礁がすごい。色とりどりで巨大なリーフ
  • 波は静か、流れもほとんどなし。
  • 干潮時はサンゴに触れそうになるので注意。
  • 危険生物はあまり見ない。ウニが時々いるぐらい。サンゴに刺されないよう注意
  • 人は少なめ。ダイバーも多い。
  • 深い所が多いのと、監視員もおらず助けを呼ぶのが困難なので、ライフジャケットなどの浮力体は必須。
  • 眺めは漁港やら採掘現場やらに囲まれていて、とてもじゃないが綺麗とは言えない。。

この記事の水中写真は防水カメラNIKON S33で撮影しています。

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現在はW150という名称で売られています。全メーカーの防水カメラで一番安い機種ですが、この記事の写真のように、それなりに良い写真や動画が撮れます。

私は過去にiPhoneにCatalystという有名な防水ケースを使って2回も水没、交換を経験してます。特に海水はパッキンを痛めますし、回路を一撃で壊しますから、たとえ防水スマホでも海中での撮影はおすすめしません。

大切な写真やLINEのデータが消えるばかりか、スマホは修理や買い替えも高いですから、
防水カメラを1つ持っておく事を強くおすすめします。