クレジットカードの審査に確実に通るためのコツの1つとして、
「キャッシング枠を作らない」という方法があります。
実際、これをやるだけで審査時間も大幅に短くなりますし、
収入証明の確認作業や本人確認電話がかかってこない確率もあがるので
クレジットカードを確実に作りたい人にはキャッシング枠を申しこないように勧めていますが、
「海外に行った時に外貨をATMで引き出したいし、臨時で借りたい時もあるから、キャッシング枠も欲しい。」という人もいるでしょう。
というわけで、キャッシング枠に通りやすいカード3つをランキングで紹介していきます。
キャッシング枠にも通りやすいカードは?
キャッシング枠を付けても審査に通りやすいカードをランキングしていきます。
1位:楽天カード
もともと審査の通りやすさではすべてのクレジットカードの中で1番とも言われている楽天カードですが、キャッシングを付けても審査に通りやすいです。
まず、楽天という会社は、自社で楽天銀行という銀行を持ってます。
楽天という会社自体、お金のやり取りで儲ける会社になろうとしています。
なので、楽天銀行、楽天証券、楽天カードとお金のやり取りをする場を
自らどんどん作って大きくしています。
以前何かでアナリストが「もともと三木谷さんは銀行を作るために楽天を作ったのだと思う。楽天市場は楽天銀行を作るための資金作りの布石に過ぎなかったのでは」と言った発言をしていた事がありますが、あながち間違っていないと思います。なぜなら賃借業は一番儲かるからです。
そして、楽天カードの申し込み画面でも
楽天カードウェブサイトから引用
と書いてある通り、楽天側はポイントを更に進呈してでもキャッシングを申し込んで欲しいのです。
収入証明確認がなかった!
実は私も楽天カードをキャッシング枠付きで過去申し込んでます。
キャッシング枠は希望額を選択する形なのですが、
たしか満額の50万円を申し込みました。
ちなみにカードを申し込んだ時に記入したのは、
- 自営業(個人事業主)
- 年収200万未満
- 借金はなし
- 借家(アパート)
というかなり不安定さが見られるスペックを記入しました。
しかしそれでもカード申し込み後、30分後に「カード発行完了」というメールが届き、
無事楽天カードをゲットしました。
その時結局付いたキャッシング枠は10万円でしたが、
特に本人確認の電話や収入証明の提出はありませんでした。
他のカード会社だと、収入が不安定、もしくは低い人が、
キャッシング枠を大きく希望すると、その時点で弾かれて審査落ちする事もあります
(エポスカードなんかは、収入が倍以上の時に申し込んだのに、キャッシング枠や住まい、仕事の記入などが落ち度となり、申込後2分で審査落ちした事があります。)
その点、楽天カードは、キャッシングを申し込んだからと言って、それを理由にクレジットカード審査を落とすというスタイルは取ってないようなのです。
キャッシング希望額が申告した収入に対して大きすぎるなと判断すれば、減額もしくはキャッシング枠0円でいずれにせよクレジットカードは発行してくれます。
(審査スピードの速さから、この辺は機械的にやってるんだと思われます。とりあえず低収入の人であろうと、最低限の機能のカードをとりあえず発行してあげて、今後キャッシングの増額を望むのであれば、その時はちゃんと収入証明を確認して増額するというスタイル)
楽天カードの場合は、カード発行後半年が経っていれば、
新たにキャッシング枠を申し込んだり、増額を希望する事も出来ますから、
申し込んでみる事に損はないと言えるカードです。
多重申込をしていたり、借金が大量にあったりと、よほどブラックでない限りは通るカードです。
楽天カードのメリット・デメリット
楽天カードのメリット
- 楽天スーパーポイントが貯まる
- 楽天市場での買い物で使うとポイント3倍
- 海外旅行保険が利用付帯
- キャッシングの早期一括返済も可能
- ポイント還元率が1%と高い
- 年会費無料
- 収入証明なしで申込後30分ほどで審査に通る。
楽天カードのデメリット
- 大量のキャンペーンメールが届く(配信停止可)
楽天カードは持ってて損がないカードです。
何と言っても楽天カードを使えば楽天スーパーポイントがじゃんじゃん貯まるというのが良いです。100円で1ポイント貯まり、楽天市場ではポイントが3倍以上になるので、本当にじゃんじゃん貯まります。
楽天スーパーポイントは最近は、サンクス、くら寿司、ミスド、マクドナルド、ツルハドラッグ、PRONTOなど、実店舗でも貯まったり使ったりができる店が劇的に増えてきていて、非常に使い勝手が良いです。
また、実際にキャッシングをした場合も、
早期で一括返済してしまいたい場合は、それが可能です。(リボ払いは除く)
例えば、あなたがキャッシング機能で10万円借りたとします。
もしそのまま何もしなければ、約1ヶ月後に利子が上乗せされた請求が来ます。
金額は大体101500円位になり、1500円ほどの利息を上乗せして払う事になります。
しかし、利息を小さくしたい場合は、
楽天カードコンタクトセンターに電話して、オペレーターにつなぎます。
「キャッシングの早期一括返済をしたいのですが」と言えば、
早期に返済が可能です。
例えば、1ヶ月後なら1500円ほどかかる利息も
1週間後に早期一括返済したのであれば、350円ほどで済みます。
私自身も海外に行く事が多いのですが、
現地で楽天カードのキャッシング枠で外貨を引き出して、
その週のうちに楽天カードに電話して、
キャッシングの一括返済をする事で、
利子を大幅にカットしてました。
楽天コンタクトセンター自体もオペレーターが沢山おり、
比較的すぐつながります。
コンタクトセンターはケータイ・スマホからかけるとバカ高いナビダイヤル番号ですが、
普通の市外局番の番号も用意されていて、そちらにかける事もできるので安心です。
唯一の難点は、楽天からやたらキャンペーンメールが届く事ですね(汗)
もうこれは仕方ないので、私は楽天専用フォルダを作って、全部そっちにメールが行くようにしてます。もちろん配信停止も出来ますので、停止すればデメリットは消えます。
楽天カードはキャッシング付きでも収入証明確認なしで審査に通りやすく、
実際キャッシングを使った場合も早期返済もできるなかなか融通の利くカードと言えます。
私自身も楽天カードには、かなりお世話になってます。
現在も使用率1、2を争うカードです。
さらに楽天スーパーポイントもじゃんじゃん貯まるので、ダントツ一番オススメのカードと言えます。
楽天カードの公式サイト
↓
2位: イオンカードセレクト
最近、楽天に追いつかんという勢いでサービス拡大中のイオンのイオンカード。
イオンモールに行くと、必ずイオンカードいかがですか~とおばちゃんの勧誘を見かけますよね。
イオンカードもキャッシング枠がすごく通りやすいカードと言えます。
その最大の理由は、イオンカードの申し込み画面にあります。
利用可能枠は株式会社イオン銀行が審査のうえ、10万~100万円の範囲内で決定いたします。キャッシング利用可能枠は50万円までの範囲内で決定いたします。
そう、イオンカードはそもそも「キャッシング枠を申し込みますか?希望額はいくらですか?」という問いかけ自体がないのです!←ここ超重要!
つまり、キャッシング枠をいくらにするかはイオン側で勝手に決めさせて頂くよというスタイルなのです。
逆に言えば、イオンカードはカードの審査に通れば、自動的にキャッシング枠が付いてくるカードなのです。
実際主婦の人でも20万~50万程度のキャッシング枠が望んでもいないのに付いてきたという人が多いです。
なので、イオンカードの場合は、「カードの審査に通るために、キャッシング枠を無しにした方がいいかな。。」なんて悩む必要すらありません。
ただ、カード申し込み画面に
「カードのご利用目的」という選択肢があります。
ここに「キャッシング」という欄がありますが、ここで無理にキャッシングにチェックを入れる必要はありません。
「生活費支払い」にだけチェックして申し込んでもいずれにせよキャッシング枠も付いてきます。
「私キャッシングなんか興味ないんだからね!(ほんとは欲しいけど。。)」とツンデレな感じで、チェックしないで良いです。チェックして逆に向こうに経済状況とかを勘ぐられても嫌ですからね。
イオンも自社銀行を持っているので通りやすい!
イオンでキャッシング枠が付く理由の2つ目として、
楽天と同じ理由で、自社でイオン銀行を持ってるというのがあります。
基本的に自社で銀行を持っている会社というのは、
お金を貸す事でも儲けたいから、銀行を作ってます。
特にイオンは今勢力拡大を狙って楽天に負けじと顧客獲得を狙ってますから、
キャッシングも使ってもらいたいのです。
だから主婦にですら、どーんと、キャッシング枠を20万以上付けてる事が多いのです。
イオンはメイン顧客が主婦ですから、特に主婦は通りやすいカードと言われてます。
というわけで、イオンカードもキャッシング枠を潰さないでもクレジットカード審査に通りやすいカードと言えます。
イオンカードのメリット、デメリット
イオンカードのメリット
- カードにWAON機能が付いている
- ときめきポイントやWAON POINTを貯められる(イオンのポイント解説はこちら)
- 年会費無料、ETCカードも無料
- イオンでの買い物でポイント2倍などの特典
- ショッピング保険、カード盗難補償などが付いてる
- 年会費無料のゴールドカードの案内がある
- キャッシング枠は勝手に付いてくる
イオンカードのデメリット
- お問い合わせセンターがケータイからだとナビダイヤル。
- 旅行保険が付いてない
イオンカードもイオンモールでの買い物が多いなら、なかなか活躍するカードと言えます。
イオン系のカードの中では一番ポイントが貯まるカードです。
ETCカードの年会費も無料なのはなかなかありがたいです。
旅行保険が付いてないのはネックですが、
イオンカードを毎日の買い物で使っている場合、年会費無料のイオンゴールドカードが送られてくる可能性があります。
ゴールドカードになれば、旅行保険も付いてきますし、ゴールドカードで年会費無料なんていうのは、イオンカードとセブンカード位しかないです。
イオンカード唯一の難点は、ケータイ・スマホからお問い合わせセンターに電話するには、ナビダイヤルしか使えない点です。
ナビダイヤルは通話料がバカ高いですから、固定電話がない場合は、非常に痛いです。
例えばキャッシングの利息を節約するために、早期返済の電話をかけたら、
その電話代だけで利息と変わらない金額になってしまったなんて事がありえます(汗)
そういう意味では、固定電話が家にない場合は、ちょっとマイナス要素とも言えますね。
イオンカードは最初に話した通り、キャッシング枠を付ける付けないの選択肢がなく、
審査に通れば勝手に付いてきてくれるので、キャッシング枠付きのクレジットカードを求めている人にはかなり有利なカードと言えます。
年会費も無料で、クレジットカード機能を使わなくても、WAON払い+オートチャージによるポイントの2重取りや、現金払い+カード提示でポイントゲットなど、イオン系列店では持ってるだけでもポイントが貯まる優秀なカードです。(ポイントシステム解説はこちら)
というわけで、楽天よりイオンモールでの買い物がメインという人には
持ってて損なしのかなりおすすめのカードです。
セレクトの方が合格率が高い
イオンカードには、
- イオンカード(WAON機能付き)
- イオンカードセレクト(WAON、イオン銀行キャッシュカード機能付き)
の2種類があります。
で、合格率が高いのは、やはりイオンカードセレクトです。
というのも、そりゃイオンも自社のイオン銀行を使ってくれる顧客ならクレジットカードを発行しても安心感があります。
なので、審査により通りやすいのは、イオンカードセレクトの方ですので
そちらに申し込む事をオススメします。
イオンカード公式サイト
↓
というわけで、
キャッシング枠付きのクレジットカードをゲットするのに有効なのは、
楽天カードとイオンカードです。
どちらもそれぞれポイントを貯めやすく、ポイントを使いやすいカードで
メインカードとして使ってる人も非常に多いカードです。
現在、申し込むとポイント進呈のキャンペーンをやってますから、
キャンペーンをやっているうちにぜひ申し込んでみてくださいね。