スマホで一番困るのが、充電切れ。
その充電切れ対策として、私も最近はちょっと軽く遠出しそうだという時や、
一日出かけるという時は、必ずモバイルバッテリーを携帯している。
そして、今回、何日外泊しようが、
震災などで電源のない避難所生活になろうが、
近くにコンセントがないテント生活になろうが、
山で遭難しようが、
絶対にバッテリー切れしないモバイルバッテリーを手に入れたので
レビューしたいと思う。
その名も
Chargi-Q mini(チャージックミニ)である。
もくじ
ソーラーと手回し充電が出来る最強のモバイルバッテリー
ご覧の通り、このモバイルバッテリーChargi-Q mini(チャージックミニ)には、ソーラーパネルが表面に付いていて、ソーラー充電が出来るようになっている。
ソーラーパネルはなかなか優秀で、
上の写真のようにちょっと日当たりがいまいちの北側の窓際に昼過ぎに置いておいても
しっかり充電してくれていた。
ソーラー充電がちゃんと発動しているかどうかは、
脇にあるランプで確認できる。
写真のように、充電が出来てる時は、ランプが赤く光る。上の写真では、リビングの窓の近くのソファに置いた状態なのだが、後ろのカバンで影になってる部分に置いたにも関わらず、ちゃんとソーラー充電が動いていたのには驚いた。
この時、昼の1時過ぎだったのだが、日当たりの良い部屋の昼の室内の明るさであれば、
ソーラー充電が働くのだ。
ちなみに夜、蛍光灯の明るさの部屋ではさすがにテーブルに置いた状態ではソーラー充電は動かなかったが、蛍光灯の下で顔の高さくらいまで持ち上げると、ちゃんとソーラー充電が発動した。
まぁ、そんな事するなら、直接USBでコンセントに繋いで充電した方が効率が良いが(笑)、コンセントが無ぇ!って時は、「オラに力を分けてくれ!」と蛍光灯の下で元気玉のポーズを取る事でソーラー充電も可能だ。いや、このチャージックミニを帽子にくくりつけて頭の上に乗せてしまえば、両手も使えるぞぉ。
実は手回し充電も出来る!
「でも、このモバイルバッテリー、日が当たらない所にずっといる場合は、ダメじゃね?」なんて心配もあるかもしれないが、なんと手回し充電まで付いていたりする。
そう、たとえ光が得られない場所ですら、自家発電が出来るのだ!
説明書によると、1分間の手回し充電で、5分の充電時間に相当するとの事。
これは、本当に突然の停電時や災害時などに役立ちそうだ。
本体充電しながらモバイル充電も可能!
またこのチャージックミニが優秀だと感じた点は、
本体を充電しながら、モバイル端末を充電できる点だ。
つまり、チャージックミニ本体のバッテリーが空っぽの時でも、
日光の下に行けば、チャージックミニをソーラー充電しながら、モバイル端末自体もそのまま充電出来るというわけだ。
もちろん、手回し充電や、USBケーブルでのコンセントからの充電も同様に本体充電とモバイル充電の両方同時充電が出来る。これは本当に優秀だと感じた点だ。
LEDライト付きの完全防水だが、難点はやはり・・
とにかくこのチャージックミニは、災害時、停電時はもちろん、山登りなどでの遭難時などでも活躍できるように完全武装されている。
まず、このチャージックミニ、完全防水防塵になっている。
特に水深何メートルのような記述はないので、あくまで雨や水たまりポチャ、トイレポチャには耐えられると考えておくのが良いだろう。
さすがにUSBコネクタがむき出しなので、海とかだと塩水でやられてしまうと思う。
また、本体にはLEDライトが付いており、これが懐中電灯として使える。
全体にボワーっというよりは、しっかり遠くまで照らすようなライトになっていて、
まさに懐中電灯代わりに出来る感じだ。
なかなかの明るさで、スマホのライト機能が手元をボワっと照らす感じなら、チャージックミニは遠くまでしっかり照らす感じ。自分のiPhone6(2019年も現役:笑)のカメラライトと比べた所、チャージックミニの方が明るいと感じた。
ただ、この完全武装のチャージックミニにも欠点が・・それは本体の大きさにやや難ありといった部分だ。
やはり、ソーラーに手回しまで付いてるだけあって、どうしても通常のモバイルバッテリーに比べるとデカイのだ。
縦13.5cm x 横7.0cm x 高さ3.5cm(手回し部を含むと高さは5cm) といった寸法。
本体の縦横の大きさ的にはiPhone6程度のサイズだが、どうしても厚みがあるので、普段の通勤などで持ち歩くにはちょっと微妙な感じも。。
ただ、重さは320gと、缶ジュース1本より軽い重量になっている。
ちなみに充電容量は8000mah。
iPhone6 で 1810mah iPhone XSで2,658mAh S7 edge で 3600mah Xperia XZ1 で 2700mah |
というバッテリー容量なので、実際は電力ロスなどで表記容量ほど充電は出来ないとしても、2台分の充電は行けるだろうと言える容量。まぁ足りなくても、ソーラー充電しながらモバイル充電すれば、本体バッテリーの充電を使い切っても充電が可能って所はやはり緊急時には強い。
ソーラー充電では、約10時間で8000mahのこのバッテリーを満充電に出来るとの事。
またUSBソケットがチャージックミニには2個付いているので、端末の2台同時充電が可能になっている。
1つは5V1A、もう一つは5V2.1Aになっていて、急速充電にも対応との事。(ただ、どっちの接続部が2.1Vなのか書いてないので、そこはちゃんと表記して欲しい所:汗)
また、本体バッテリーの残量メーターがないので、それも付いてると、さらにパーフェクトと言えると感じた。次世代バージョンではぜひ追加して欲しい点だ。
ただ過充電、過放電、過電流の安全保護集積回路が内蔵されているので、充電し過ぎて壊れるという心配がない点など、有名バッテリーメーカー同様にしっかり作り込まれていると感じた。
付属品について
画像のように、本体充電用のUSB-MicroUSBケーブル(長さ約60cm)、引っ掛けられるカラビナ、本体収納メッシュ袋も同梱されている。付属品も申し分なし!
側面のスイッチは左から
- OFF(この状態だと、出力はしないが、本体充電(ソーラー、手回し、USB)は可動する)、
- OUT(本体充電+モバイル充電が可動する。)
- LED(本体に付いたLEDライト(懐中電灯)が点灯。この状態でもOUT同様、本体充電、モバイル充電ともに可動する)
という3つのモードスイッチになっていて、その横には本体充電用のマイクロUSB接続口が付いている。
下部には左から
- LEDライト、
- 作動確認LED(本体充電時は赤、モバイル充電時は緑、両方同時ならオレンジに点灯する)
- USB出力ソケット2つ(5V1A、5V2.1Aらしいが、どっちがどっちだかは明記されておらず:汗)
が付いている。
災害時、アウトドア時に備えて1台
私が感じたのは、このチャージックミニはとにかく震災時、遭難時などの緊急時にめちゃくちゃ役立ちそうだという部分。
今や、我々にとって、スマホやタブレットなどのUSB充電できるガジェット類は必需品と言える。しかし、震災などで、停電や避難所生活となると、やはり困るのが電源の確保。
そんな時、ソーラーパワーで無限に電力供給してくれるチャージックミニがあれば、安心感は桁違いだろう。避難所生活でやる事がない、暇で辛いという時も、スマホでゲームなど、電池切れを心配せずやる事も出来るし、知人と連絡を取り合うためにずっとスマホを電源ONにしておく事も出来る。
また、登山など遭難の危険性があるような所に行く時も同様にこのチャージックミニがあれば、万が一の遭難時もスマホのGPS機能を使い続けたり、電波が届く所までずっとスマホをONにしてられるので、生き残れる確率も上がるわけだ。
もしくは、節電目的で、毎日ソーラー発電しながらチャージックミニだけでスマホやタブレットを充電すれば、電気代節約になるのではとも思ったが、さすがにそれはチャージックミニのバッテリー寿命の方が先に来てしまう気もするし、本体代の元を取るほど、使い続ける事が出来るだろうかという疑問はアリだ(笑)。
あなたが、自転車通勤だったり、アウトドア派だったり、普段モバイルバッテリーを使った後に毎回充電するのを忘れてしまうズボラなタイプであるのなら、このチャージックミニを常にリュックの外側にぶら下げていれば、毎日勝手にソーラー充電されるので、充電切れの心配なく使えるという利点はあると言える。
いずれにせよ、2台同時充電も出来るし、チャージックミニは一家に1台、備えておくのもありだと感じる一品だ。
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