沖縄には多くのビーチがありますが、
ビーチによってはシュノーケリング禁止の場所も多くありますし、
入場料的な物を徴収されるビーチも結構あります。
ここでは、駐車料金や入場料、利用料などが基本的に無料な所、ほとんどお金がかからない沖縄本島のおすすめシュノーケリングスポットを紹介していきます。
最後に有料だけど、有名なスポットも書いていきます。
もくじ
沖縄本島ほぼ無料で使えるシュノーケリングスポットランキング
それでは1位から紹介していきます。
1位:アンチ浜
ご覧の通り、橋のたもとにある隠れビーチ。
車で行ける離島、瀬底島の瀬底大橋を渡ってすぐの所にあるビーチです。美ら海水族館にも近いです。
眺めは絶景、透明度も良し。魚の種類が豊富で、クマノミ(ニモ)も見れます。
- 橋のたもとに無料駐車場+トイレあり(ビーチ脇に500円の駐車場もあり)
- シャワーあり(300円)
- シュノーケルセットなどのレンタルあり。ビーチハウスや売店があるので、そこで軽食やパラソルなどのレンタルも可。バナナボートなどもある。
- 浅い岩場があるので、泳ぎが苦手な人、子供も可(ただし波が船で高くなったりするのと、流れがあるので若干注意必要。詳しくは上のリンク参照)。
- 眺め絶景。海の色は綺麗。
- 透明度良し。魚種豊富
ビーチも駐車場も無料で使えるので、かかるのはシャワー代程度。さらにシュノーケルのレンタルなど売店もあり、それでいて眺めの美しさと魚種の豊富さ、泳ぎやすさ、浅瀬での安心度など、沖縄本島では満点のシュノーケリングスポットと言えます。
2位:ジョン万ビーチ(大度浜海岸)
沖縄の南端にある岩場で形成されたビーチです。ジョン万次郎が上陸した事で有名なビーチです。
- 駐車場無料。満車の場合は隣に300円の駐車場あり。
- トイレあり。シャワーは300円。小さな売店と自販機はあり。
- レンタル類はなし
- 遠浅の岩場で初心者や子供でも楽しめる。
- お魚豊富。
- 深い所まで行けば透明度も高く、魚種も豊富だが、サメ注意
- 眺めや海の色は他のビーチと比べるといまいち
このビーチは遠浅のゴツゴツした岩場で形成されており、
一部天然のプールのようにすらなっています。
そこでシュノーケリングする分にはライフジャケットもいらず、すぐ戻れるので安心して遊べます。
浅瀬を越えていくと、魚影も濃くなり、本格的に熱帯魚鑑賞が出来ますが、
過去にサメ被害があった場所でもあるので、サメよけバンド及び、ライフジャケットなどの装備があった方が良いです。
シャークバンズ/シャークバンド/SHARKBANZ/サメ除け対策バンド |
シャークバンド!?そんなの効果あるの?って思った方は下の動画参照。
個人的にはシャークバンドで避けられるサメよりモンガラやクラゲの方が怖いですけどね(汗)
また、岩場なので、裸足で歩くのはキツイです。マリンシューズも必須ですね。
ジョン万ビーチは沖縄本島では手軽に沢山のお魚が見れて、那覇からも近く、初心者から中級者まで楽しめる構造になっているので、2位にしました。
3位:ゴリラチョップ
沖縄北部、美ら海水族館近くにある、シュノーケラーやダイバーのために整備されたビーチです。
ゴリラがチョップしてるように見える岩の両脇に広がるシュノーケリングに適したビーチ。
- 大きな無料駐車場(崎本部緑地内)
- 新しく綺麗な更衣室、トイレ、シャワーは3分100円、自販機あり
- 外にちょっとした屋根付きテーブルもあり。
- レンタル類はなし
- 波は穏やかで、流れも特になく、泳ぎやすい。透明度も高い。
- 巨大なサンゴリーフ、クマノミ(ニモ)もいる。
- お魚豊富
- 階段から足を砂や小石で汚さずにエントリーも可
- ゴリラ岩付近は浅瀬で初心者も楽しめる
- 海の色は綺麗だが、砂浜はゴミが打ち上げられていて綺麗ではない。また付近に工事現場のようなものが多いので、眺めはそれほど良くはない。
まだ出来てそんなに経ってない駐車場と着替え施設があるので、とても清潔で綺麗です。
すぐにサンゴリーフが現れるので、まさにシュノーケリングにもってこいのスポットとなっていますが、割りとすぐ深くなるので、ライフジャケットを持参する事を強くおすすめします。
4位:真栄田岬
こちらは駐車場料金が無料ではありませんが、1時間100円なので、
3時間で300円といった所です。
Googleマップより引用
真栄田岬は青の洞窟がある事でも有名なシュノーケリングスポットなので、
シュノーケリングスポットの知名度としては、沖縄本島で1番です。
実際、駐車料金さえ払えば、無料で海には入れますし、
魚種も多く、魚影も濃いです。
ただ、人気スポットゆえに、朝9時には駐車場が満車になり、
駐車場待ちや、海への階段待ちだけで、1時間、2時間待ちは当たり前という所ですので、
当ランキングでは4位としました。
- 駐車場は1時間ごとに100円で有料。
- レンタルショップなどあり。シュノーケリングツアー会社など多数。
- 青の洞窟がある
- 岬の階段から降りて、そこの岩場からエントリーする。
- 魚種豊富、魚影濃く、クマノミ(ニモ)も見れる。
- 人気スポットゆえ、平日でも朝から大変混雑
- 波が荒い時は、個人では入水不可になったり、閉鎖される日もある(公式サイトでチェックできる)
- トイレ、更衣室、シャワー(200円)、コインロッカー(100円)、ドライヤー(100円)、各種売店、レンタル店、シュノーケルの販売、タオルの販売、シュノーケリングツアー、食事処あり。
とにかく施設が完璧に揃ってるので、身一つで行ってもシュノーケリングが出来る場所です。
そしてお魚もバッチリ見れます。本島では最高の環境とも言えます。各種料金も良心的な値段ですしね。
ただ問題はものすごく混んでる場所だという事。何時間も待ってやっと入水できるといった感じになります。また行ったら波が荒くて閉鎖なんて日もあります。
行くなら早朝がオススメです。
5位:トケイ浜
車で行ける離島、今帰仁村 古宇利島にある隠れビーチ。近くには観光名所のハートロックがあります。
Googleマップより引用
ハートロックがあるティーヌ浜は正直泳ぐような所ではありませんが、せっかく離島に来たのならシュノーケリングしたいですよね。なので、お隣のトケイ浜でしましょう。
そんなハートロックのお隣のビーチがこのトケイ浜です。
- 無料駐車場と、前には有料でシャワーやトイレが借りられる海の家的なものがある(こちらのページ参照)
- 有料で300円の駐車場も隣にある。ここもトイレあり。シャワーは300円(こちらのページ参照)
- 遠浅で両岸が岩で囲まれているため、安心感が高い。初心者、子連れも楽しめる。ライフジャケットなくても可。
- お魚も豊富。サンゴ豊富。離島ゆえ、透明度も高い。
- 岩で出来たビーチなので、裸足はキツイ。マリンシューズが必要。
- 逆にサンゴに阻まれて満潮時以外は深い所には出れないので、潜りたい人には不向き。
- サンゴが触れられる距離なため、誤って触れて怪我に注意。特に干潮時は泳げないほど浅くなる。
という感じで、泳ぐというよりは、浅瀬の海中散歩的な色合いが強いです。
サンゴやお魚を間近で鑑賞できますが、触れて怪我するのには注意が必要なので、
マリンシューズやマリングローブ(軍手などでも)をしておく事をオススメします。
6位:ダイヤモンドビーチ
沖縄中部の恩納村にあるのがダイヤモンドビーチ。
Googleマップより引用
御菓子御殿 恩納店というお店の裏にあるビーチです。
ここもかなり穴場で人が少なく、その割に魚はいろいろ見えるので、オススメです。
- 御菓子御殿の駐車場(無料)を利用
- 御菓子御殿の脇の階段よりアクセス(こちらのウェブサイトが詳しいです)
- シャワー、ロッカーなど無し。レンタルなし。
- トイレは無いが、御菓子御殿のトイレを借りる
- プライベートビーチ的な感じで、人も少ない
- ダイヤモンドビーチの脇のナカユクイという場所も中級者以上にはオススメの場所(こちらのウェブサイト参照)
- お魚も割りと豊富だが、すぐ深くなるので注意。
- レンタル類はなし
このビーチはプライベート感満点の穴場ですが、それゆえに設備もなく、助けてくれる人もいないので、全て自己責任となります。どちらかというと何度もすでにシュノーケリングしてる人や中級者以上の人向けと言えそうです。
7位:長浜ビーチ(今帰仁村)
美ら海水族館近くにある、かなりマニアックなビーチで、人はほとんどいません。
Googleマップより引用
上の写真の岩の横もずっとビーチが続いているので、実際はとても広いビーチです。
- 駐車場なし。路駐。
- 公衆トイレは道路脇にあり。シャワーはなし。
- レンタルなし。
- お魚は沢山。大きめの魚も沢山。
- 洞窟状の日陰あり。
- 遠浅。初心者、子連れも遊べる
- 人まばら。プライベートビーチ感満点。眺めも良し。
- 透明度抜群。眺めも絶景
完全にプライベートビーチ的な所なので、設備がないのがネックですね。
旅慣れている人、シュノーケリング旅行に慣れてる人向けといった所です。
8位:カナイビーチ
カナイビーチはニライビーチの隣にある、マニアックなビーチです。
このビーチは施設が何にもありませんが、隣のニライビーチのトイレやシャワーを使う事は可能です。
- ニライビーチはシュノーケリング不可だが、ここでは出来る。
- ビーチ前に2,3台停められる無料駐車場を使うか、その前に路駐、もしくは、ホテル日航アラビアの無料駐車場に停める。
- シャワー、トイレなし。必要であれば、隣のニライビーチのを使う事は可能。シャワーは200円、ロッカー100円
- シュノーケルレンタルはお隣のニライビーチで可。
- 遠浅で岩場。
- 透明度はまあまあ、岩場付近は藻が多い。
- お魚は岩場にまあまあいる。あるポイントまで行けばそれなりに見れる(こちらの記事参照)
- 眺めはまぁまぁ。
ちょっとこのビーチは裏技的なビーチです。
お隣のニライビーチがリゾートなので、全て揃ってる上、それを宿泊客以外でも使えるようになってるので、シュノーケリング目当ての人は着替えなどはそちらでやり、歩いて(もしくは車で)カナイビーチまで移動するのはあり。
ただ、お魚がそんなにいるわけでもないので、全てがまぁまぁのビーチです(汗)。
9位:古宇利ビーチ
5位で紹介したトケイ浜やハートロックがある、車で行ける離島 古宇利島の古宇利大橋のたもとにあるビーチです。
この橋からの眺めも絶景です。
- 無料駐車場あり。近くに300円程度の有料駐車場もあり。
- お土産店や売店、食事処あり。
- トイレあり。更衣室あり。シャワーは有料(100円か200円)。
- シュノーケリンググッズレンタルあり。
- グラスボートツアーなどあり。
- 遠浅で泳ぎやすい
- お魚はまあまあいる
- 初心者、子連れOK!
無料駐車場はそんなに大きくないので、埋まりやすいですが、ちょっと停めてすぐ出てく人が多いので、少し待ってれば結構空きます。ただ狭いので駐車苦手な人はぶつけないようにやや注意。
施設はいろいろ揃っていて、眺めも絶景なので、正直もっとランキングは上でも良いのですが、魚の数が思ったほどでなくて微妙という意見が多いので、下の方にしました。
シュノーケリング目当てなら、この近辺であれば、
ランキング上位のトケイ浜、アンチ浜、ゴリラチョップなどの方が楽しめると思います。
お金がかかるけど、オススメなシュノーケリングスポット
一応、番外編として、お金がかかるけどシュノーケリングできるビーチも。
瀬底ビーチ
1位のアンチ浜がある瀬底島の人気ビーチです。アンチ浜よりも大きいサイズの魚がいるそうです。ただ駐車料金が1000円というのがネックです。シャワー500円、ロッカー200円といろいろ金がかかるビーチです。まあ車で行ける離島の綺麗なビーチで設備も整ってるので、払う価値はありますけどね。
大泊ビーチ
こちらは沖縄の中部の東にある車で行ける離島の伊計島にあるビーチです。
お魚いっぱいで、シュノーケリングスポットとしては好評ですが、ビーチ管理業者同士の争いがある場所で、それがトラブルで嫌な思いをする人も結構いるそうです。
というのも、このビーチ、
半分は「伊計サンシャイン大泊ビーチ」で、半分は「大泊ビーチ」です。
2つの管理業者が客を取り合っていて、
どちらの駐車場に停めるかによって、使えるビーチも変わってきます。
Googleストリートビューで見れば分かりますが、いたる所に駐車場誘導の看板があり、客の取り合いで揉めてるのがよく分かります。
また、料金もややこしく、
サンシャインの方は、駐車料金のみで、500円
大泊ビーチの方は、駐車料金500円+入場料が1人500円といった具合です。
しかし、実際に魚が沢山見れるのは、大泊ビーチ側です。
シュノーケリング目当てであれば、おとなしく入場料払って、大泊ビーチ(黄色の看板)の方に行った方が楽しめます。
検索すれば、この大泊ビーチの業者間トラブルの事は沢山出てきます。
なんだか旅行で楽しみで来てるのに、お金で地元住民と揉めるのはとっても嫌ですよね。
なので、魚が見れるとはいえ、おすすめするのは微妙な所です。
無料で使えるシュノーケリングスポットまとめ
というわけで、沖縄本島のほぼ無料で楽しめるシュノーケリングスポットランキング
- アンチ浜 (沖縄北部)
- ジョン万ビーチ (沖縄南部)
- ゴリラチョップ (沖縄北部)
- 真栄田岬 (沖縄中部)
- トケイ浜 (沖縄北部)
- ダイヤモンドビーチ (沖縄中部)
- 長浜ビーチ (沖縄北部)
- カナイビーチ (沖縄中部)
- 古宇利ビーチ (沖縄北部)
特に5位まではオススメです。
クマノミ(ニモ)が見れる所としては、
アンチ浜、ゴリラチョップ、真栄田岬などがあります。
シュノーケリングセットやライフジャケットがレンタルできる所は
アンチ浜、真栄田岬、古宇利ビーチなどです。
施設充実度で言えば、
真栄田岬、古宇利ビーチ、アンチ浜です。
遠浅の場所であれば、
ジョン万ビーチ、トケイ浜、カナイビーチ、古宇利ビーチです。
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