美ら海水族館は沖縄旅行で行く価値あり?他の水族館と何が違うのかを教えます。

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沖縄観光というと、必ずと言っていいほど上がるのが、美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)です。

ただ、美ら海水族館は、那覇からは90kmほど離れた沖縄本島北部にあり、
レンタカーやバスツアーなどを使って、2時間近く使ってようやく着きます。

「水族館なんて別にどこの都道府県にもあるし、わざわざ沖縄に行った時に行く必要ないんじゃないの?」

と行こうか迷ってる人もいると思うので、
美ら海水族館が他とどう違うのか、そして行くべきなのかを解説します。

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美ら海水族館と他の水族館の違い

美ら海水族館の最大の特徴は、「熱帯魚の水族館」というとこです。

例えば、私が水族館と聞いて連想するのは。。

  • イワシやアジの群れ
  • ペンギン
  • マンボー

こういったものです。

薄暗い館内、そこに銀光りする魚達の群れ。。静かでひんやりした空間。。

これが水族館のイメージです。

もちろん、ペンギン、アザラシ、亀、マンボー、タツノオトシゴ、ウーパールーパー、イルカやシャチなどの珍しい生き物やショーを売り物にしている水族館も多いですよね。

だって、ただ、銀光りする魚の群れを見てたってあんまり面白くないじゃないですか。

実際、私も水族館というと、銀光りの魚達がただ大量に泳いでるイメージだったので、
美ら海水族館へ行く事も最初はそんなに乗り気ではありませんでした。

しかし、那覇空港に降り立つと、その考えは一変しました。

これは、那覇空港にある美ら海水族館から寄贈されている水槽です(2つあります)。

もうこれ見ただけでも分かると思うんですけど、美ら海水族館は熱帯魚の水族館なんです。
というか、この空港の水槽だけでも美しすぎてすでにテンションがかなり上がります。

美ら海水族館にはマンボーもペンギンもいません。
でももっとすごいものがここでは見れます。

超巨大水槽のカラフル混泳を堪能せよ!

美ら海水族館の特徴としてスゴイと言える所は、1つ1つの水槽がバカでかく、しかも四方から見えるようになっている所、そして混泳させてる所なんです。

普通、水族館の水槽って、水槽が壁に埋まってて、1方向からしか見えないですよね。
だから、岩陰とか水槽の奥に魚が隠れてしまって見えないじゃんという事が多々あるのですが、

美ら海水族館は、多くの水槽が、複数の角度から見れるようになっています。

いろんな角度から見れる巨大水槽が多いので、角度を変えると、見えなかった魚が見えたりしますし、水槽内の立体感を味わう事が出来ます。

そしてなんと言ってもすごいと感じるのが、混泳です。


色とりどりの違う種類の魚が1つの水槽で一緒に生活しているのです。

本来なら、魚同士で縄張り争いしたり、食べちゃったりするので、
混泳というのは難しいわけですが、

ここはうまく躾けているようで、1つの巨大水槽の中で、ものすごい種類の生き物が混泳してるんです。それがまた本来の海っぽく、そしてカラフルで大迫力になるように仕掛けられています。

海亀(赤矢印)までお魚の水槽で一緒に泳いでるのには仰天しました(笑)。

普段見ないような変わった顔や形、色した魚が多く、見ていて飽きません。さすが南国の水族館だなといった感じを受けます。

とどめのジンベエ

そして一番美ら海水族館で有名なのはこれですね。

超巨大水槽にて泳ぐ、ジンベエザメとマンタ。迫力が桁違いで、ただただ溜息です。

マグロやカラフルな魚群も混泳しており、これも圧巻です。

写真では伝わらないこの迫力と世界観。。行った人のみが味わえます。

シュノーケラーやダイバーでも行く価値あり!

私は沖縄に行ったらひたすらシュノーケリングしているので、
最初は「どうせ海で泳いでればいろんな熱帯魚見れるし、水族館まで行く必要ないよな?」って思ってました。

しかし、水族館で見る魚はまた一味違います。

まず、実際に海の水というのは濁っていたり、日差しで海の色が変わるので、
シュノーケリングでは、毎回魚の見え方が違います。

濁った日だと、鮮明には見えない時もあります。
対して水族館は水がクリアなので、お魚の細部まで見えます。

もちろん、シュノーケリングやダイビングなどの「お魚と一緒に泳いでる感」や「迫ってくる迫力、ドキドキ感」は実際に泳がないと味わえない極上のフィーリングなわけですが、
水族館には水族館の利点というのがあるというわけです。

また、海で見たけど、名称が分からなかった魚の確認などが出来るのも水族館の良い所ですね。どの魚がどんな毒や棘を持っているのか、攻撃的なのかなども勉強になるので、海の危険生物事故を減らす目的でも行くべきですね。

これだけじゃない美ら海水族館

美ら海水族館自体は、そんなに大きな水族館というわけではないので、
1時間もかからずに見終わると思います。

ただ、美ら海水族館の外には巨大な公園が広がっており、
外に無料で見れるイルカのショーや亀の水槽があります。

外に複数ある亀の水槽(無料で見れます)。ただこれは水槽が小さいし、なんだか亀も狭苦しそうに泳いでて逆に可哀想に感じたほど微妙なものでした。。

亀を見るなら私が人生で一番感動した野生の海亀と泳げるビーチがオススメです。

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外でやってるイルカのショー(こちらも無料)もぜひ見て帰ってください。

ただ、激混みです。

というわけで、美ら海水族館は、沖縄観光に行ったら絶対に行くべきです!
こんなに癒やされる水族館は他にありません。

ただ、1つ問題点がありまして。。それは平日でもかなり混んでます。

やはり沖縄随一の観光スポット。外国人も大挙して押し寄せていて、常に混み合ってます。

まあ、館内の通路は広いですし、人は常に流れているので、ちょっと待ってればちゃんと水槽の目の前に立って間近で見る事は出来ます。

正直、土日祝日にここに行くのは想像したくもないですね。。混んでるって事だけは覚悟しておいてください。

美ら海水族館に行くなら北部に一泊すべし!

もし、あなたが海で泳ぐ派なのであれば、美ら海水族館に来るついでに、
ここら一体の浜辺や車で行ける離島にも立ち寄るべきです。

写真は古宇利大橋

というのも、那覇近辺や沖縄南部に比べて海がすごく綺麗です。
色が素晴らしいです。

これぞ南国という気分をぜひ名護辺りで1泊して美ら海水族館付近の浜辺や離島で味わってくださいね↓

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美ら海水族館の料金や駐車場、割引

美ら海水族館の入場料ですが、通常は大人1850円です。

ただ現地で買うと混んでますし、
近くのローソンやファミマで割引券が売ってるので、それを買うのが無難だと言えます。

また、夕方16時からだと、1290円と割引になりますので、夕方から行く場合は現地で買った方が安くなりますね。閉館は18時半(3月~9月は20時まで)です。

ただ、夕方だともうイルカのショーなどは終わってるので、やっぱり午前中や昼から行くのが無難かなと思います。

駐車場は無料ですし、大きいので問題なく停められます。

沖縄旅行の際、移動手段として必要となってくるのが、レンタカーです。 那覇市内だけの移動であれば、ゆいレール(モノレール)やバス、タクシーだ...

というわけで、美ら海水族館、沖縄観光に来たら1度は行ってみてくださいね!

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