オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく国際婚活物語 Vol.19。(Vol.18はこちら) <Vol.1はここ>
学校で、エクスカーションと呼ばれる遠足イベントで、
ビーチに来ていたY氏。
キャット、真治、隣のクラスの女子達と
楽しい遠足は始まったはずだったが。。。まさかこんな事になるなんて。。
我々が談笑しながら、海岸沿いを歩いていた時だった。
ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、
そこに後ろから猛烈な早足で我々に駆け寄る人影が。。
ふと私は「誰だ?」と思って後ろを振り向くと、
そこには、先程までの隣のクラスメイト達がいるのみ。
しかし、右を向くと、
自分の真横に見慣れない誰かがいるではないか!?
「ヘイ、Y。今日はいい天気ね。」
忍者の如く忍び寄り、私の真横にピッタリと着陸したこの女、
なんと、昨日、私が声かけたのを無視した、
あの清楚お嬢様系タイ女のチェリーだった(ドーン)
魔性降臨!
ビックリしつつも、チェリーは私の横にピッタリとマークし、
私が別の女と話そうとすると、すかさず先に話しかけ始めて、
徹底的に妨害を始めた(滝汗)
私が自分から話しかけずとも、一切会話が途切れさせないチェリー。
これは私の獲物だから、
お前ら下級女共は手を出すなと言わんばかりの、
禍々しいオーラとディフェンスで周りの女は圧倒される。。
昨日とは別人の如く私にフレンドリーなチェリー。
お前に何があったのだ(汗)
名所各所で写真を撮るのだが、
写真はどれもチェリーが私の真横に陣取っている。。
逆に、いつも仲良くしているキャットはどんどん端に追いやられている。
なにが起こっている~(汗)。
お嬢様の魔性術
しばらくすると、チェリーは、
「ねぇ、私寒いから、あなたの羽織ってるジャケット貸してくれない?」
と言って、私のジャージを剥ぎ取り、
自分が着て、誇らしげに歩き始めた。
そして、帰り際に、そのジャージを返すと、
「うーん、ちょっと変な臭いがするから、もういいわ」と言った。
こいつ~~~。
なんか、「思ったよりイケメンじゃなくて残念」発言の高飛車お嬢様と
同系統だなこいつ。。やりづらい相手だ。。変なのに目を付けられたぜ。。
女に囲まれて良い気になってたY氏に、
なによあの男!
なんで上級の私をチヤホヤしないのよ!
とお嬢様のプライドが許せなかった!?
その日の夜の職場で
その日の夜、スーパーの仕事があったので、棚に商品を詰めていると、
なんとスーパーにキャットと
今日仲良く話してくれてた隣のクラスのエフィちゃんが現れた。
2人は非常にエキサイトしていた。
C&E「もうーー今日のあの女、見た~?Y氏!!!」
Y氏「あぁ、凄まじかったな。。」
C&E「チェリーはあなたの事、好きなのよ!!猛烈アピールじゃない!」
Y氏「いや、好きって、昨日初対面で無視されて、今日会ったばっかだぞ。。(汗)」
とにかく、邪魔者なしでキャットと普通に話せて良かった。
しかし、次の日の学校からチェリーの真性魔性波状攻撃がY氏をとことん追い詰めるッッ!!
激動の続きは、Vol.20で!