オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく、国際恋愛戦記 Vol.51。(Vol.50はこちら) <Vol.1はこっち>
彼女チェリーがタイに一時帰国で1ヶ月間離れ離れに。
その間Y氏は一体何をしでかすのか！？新たな女に今回は、にらまれる！？
チェリーが帰ってしまったわけだが、
私は案外、忙しい時期だった。
私はもうオーストラリアに来て2年が経とうとしている。
ビザがもうすぐ切れてしまうのだ。
もちろん、私はまだまだオーストラリアにいたい。
やっと英語環境に馴染んできたわけだし。
チェリーとだって始まったばかりだ。
というわけで、私はワーホリビザから学生ビザに切り替えて、
オーストラリア永住権を目指しつつ、生活するという方向に決めていた。
というわけで、学校見学に行ったり、
手続き書類を集めたりと結構忙しかった。
職場も職場で、新店舗開店に向けて忙しい。
なんだかんだ朝から晩まで予定はぎっしりだ。
にらんでくる新人
新店舗の手伝いに行くと、
また見慣れない新人の女の子がいた。
挨拶しようと目を合わせると、
なんか怪訝な顔でにらみ返された(爆)。
あ、あれか、変な男は寄ってくるな～ナンパ男うぜ～みたいな感じか(汗)
ATフィールドぜんかーーいって感じだな(汗)。
というわけで、相手のATフィールドが強力でとても中和できそうにないので、
まあいっかと、特に挨拶もせずその日は終わった。
数日後。。。
数日後、働いていると、
シェアメイトのユカリがスーパーにたまたま来ていた。
ユカリ「あ、Y氏。私の友達と会った？やっちゃんじゃない方。」
Y氏「ん？やっちゃん以外にもユカリ氏の友達がココにいるんすか？」
ユカリ「うん、台湾の女の子で、その子は日本語ペラペラなのよ。って、あ、いた！ヨリ子～！」
ヨリ子！？また日本名をあんたは付けたのか(爆)。
そのヨリ子を見ると。。
ヨリ子「あ！」
Y氏「あ！」
そうだ、先日、新店舗でにらんできた女だ(爆)。
ヨリ子「え、あなただったの？ユカリが言ってた日本人って。全然分からなかった(汗)」
Y氏「あ、君だったのね。そして日本語ペラペラなんだね(汗)」
ユカリ「え？初対面なんだ？」
Y氏「いや～ちらっと顔は合わせたよな、新店舗で。でも挨拶しようとしたら、怖い顔してにらむからさ～挨拶出来なくてさ～」
ヨリ子「ちょ！にらんでないですよ、Yさん(汗)。私、そんなんじゃないですからね(苦笑)」
ユカリ「ぷっ！」
ほっ。。にらむ女から、はにかむ女に(笑)。ATフィールドは下ろしてくれたようだ。
グッジョブだユカリ氏。
ヲタクカラオケへ
職場の男の中にも日本語を操る新人が数名いた。
やはり日本語はアニメで学んでるらしく、オタク会話が弾む(爆)。
というわけで、メリーナ、ヨリ子も誘って、
みんなでカラオケへ行く事になった。
ヨリ子はそんなにアニメ通ではないが、
自然と選曲は、アニソンばかりになっていた(爆)。
いや、私も普通の日本人のお友達とカラオケ行くと、
アニソンなんてドン引きされてなかなか歌えないので、
堂々とアニソンを歌えるというのが清々しい(笑)。
ヲタク外国人同盟が出来上がりつつ、
なんだかんだこの1ヶ月は楽しく過ごせていた。
チェリーと交信断絶！？
さて、タイに帰っているチェリー。
毎日連絡をよこせと言ってた割には、なかなかチャットやスカイプに出ない(汗)。
出たと思ったら、すんげぇ音質悪かったりして、途切れ途切れで会話にならない(汗)。
会話にならないから、お互いイライラ、いや、イライラしてたのは、私だけ(笑)。
奴は地元でなんやかんや楽しんでる様子で陽気だった(爆)。
うん、でも遠距離恋愛ってこんな感じ。
電話越しだったりは、誤解が生じてよくケンカになるんだよな。(過去経験あり)
まぁねぇ～この時代はまだネット環境がそんな整ってなかったからね～。
普通に国際電話しても、音が途切れ途切れでちゃんと聞き取れないし。
なんか連絡しても、こっちがイライラするだけなので、
そのうち、連絡しなくなった(爆)。
でも、チェリーはチェリーで最初は「寂しい～」とか言ってたが、
やっぱり実家で家族や親族と一緒で、
そっちが忙しくて楽しくて連絡してる暇などないみたいだ(汗)。
連絡しなくても、全く文句も言われない。。これは放置が一番だ(爆)。
まあ、というわけで、お互いそっとしときましょって事で、
連絡しなくなっていったのだった。
次回、チェリーが戻ってくる。。しかし！？は？お前？何じゃそりゃ！！！
チェリーの意味不明理論にY氏は着いていけなくなる！？
ちょっと修羅場な続きはVol.52で！！
