仮想通貨のポートフォリオ管理アプリで、アルトコイン(オルトコイン)をいろいろ買ってる人はみんな使っているBlockfolioというアプリがあります。
ちなみにポートフォリオとはどういう意味かというと、
コトバンクより引用
つまり、いろんなコインの現在の価格や残高をひとまとめに表示してくれるアプリです。
様々なコインを買っていると、コインごとに取引所を開いて現在の価格をチェックするのはすごく面倒な作業になります。
なので、こういうポートフォリオアプリが大活躍しますし、
現在までにトータルでいくら買ってるのか、そしてどれくらいの損益が出てるのかも分かって非常に重宝します。
しかし、そんなBlockfolioなんですが、
最近利用者が爆発的に増えてきたのが原因なのか、
サーバ落ちしていて、更新されなくなったり、
おまけに入力したはずの残高が表示されなかったりと、
おかしな現象が出てきています。
「Blockfolioが重い、表示されない、壊れた~。代わりのアプリってどれ使えばいいかな?」と悩める方々にBlockfolioと同等の機能が付いていて、それでいて無料で使えるアプリを見つけたので紹介します。
Blockfolioと似たアプリの中でベストはコレ!
Blockfolioに負けず劣らずの性能と使いやすさを兼ね備えたアプリはDeltaです。
「Delta」とだけ検索しても、デルタ航空のアプリばっかり出てきてしまうので、
「Delta crypto」で検索すると良いですよ。
確かにアプリストアで探せば、Blockfolioのようなポートフォリオアプリはいろいろ出てくるのですが、Blockfolioと比べるとどれも今ひとつなんです。
特にダメな点として、「ビットコインの過去の値上がりを計算に入れてない」っていう点なんです。
日付入力でビットコインの値段を考慮!
Blockfolioには、自分がコインを買った日付を入力する欄があります。
なぜかというと、コインを買った日付によってBTCの値段は違うからです。
多くのポートフォリオアプリでは、ただ単にコインの「枚数」と「そのコイン1枚辺りのBTCの値段」を入力するだけです。
例えば、
購入したXRP 1000枚 購入時のレート 0.00002BTC |
みたいな事を入力するわけです。
ここから、日本円に相当する金額をアプリが割り出すわけですが、
ここに日付がないととても大きな誤差が出てしまいます。
例えば、
2017年9月13日にXRPを買った場合、
その日のBTCは43万円ほどの価格です。
2017年11月27日にXRPを買った場合、
その日のBTCは103万円ほどの価格です。
9月13日のレートで日本円換算した場合、 11月27日のレートで日本円換算した場合、 |
なので、日付入力項目がない、あってもそれが価格に反映されないポートフォリオアプリというのは、
正直実際には現在円建てで儲かっているのか損してるのかが全く分からない状態になります。
その辺の細かい部分がDeltaではしっかり考慮されていて、
Blockfolio同様に、日付入力によって現在の損益が変わります。
つまり、より現実に近い数値を表示してくれます。
また以前購入したBTCを使ってALTを買ったかも入力できるので、
正直Blockfolioよりも正確な儲けを算出してくれます。
Deduct from BTC holdings(ホールドしているBTCから差し引く)を選択する事で、
より正確な現在の資産を算出する事もできます。
マニアックな通貨にも対応
これも重要な点で、アプリによっては最新の通貨や、一部の海外取引所でしか扱われていないマニアックな通貨が反映されていないアプリが多いです。
その点Deltaは、Blockfolio同様に、草コインもしっかりカバーされていて、ちゃんと最新の情報を追っています。
というわけで、Deltaかなりオススメです。
Blockfolioが壊れてしまって困ってる人は、ぜひDeltaを使ってみてくださいね。
-追記-
ちなみにDeltaの表示がおかしい、起動しないなど、問題が起こった場合は、
アプリの更新(update)をすると直ります。
あと、Deltaのディスカッションが
Telegramというチャットアプリにあるので、問題が起きたらそこで質問(英語で)すると返答してもらえたりもします。