バンドブレーキのドラムが外れない!自転車屋で外してもらうといくら?

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1年も乗れば、あっという間にキーキーうるさく鳴り出す自転車のバンドブレーキ。

今回、このバンドブレーキをサーボブレーキに
自分で格安で交換する事にしたんです。

アマゾンでサーボブレーキを購入し、

唐沢製作所 AN-BL サーボブレーキ ワイヤー式ブレーキ 511-00011 ブラック

この唐沢製作所のブレーキ交換動画で予習し、

その1取付編/バンドブレーキからサーボブレーキへの交換方法

交換にチャレンジ。

取り外しは簡単でした。そう、噂のラスボスを除いては・・

そう、必ずこのバンドブレーキ交換で誰しもがぶち当たるのがドラムです。

「行けるだろ」そうナメていました。

しかし、奴はレベルが違いすぎました・・

針金5重巻きのモンキーレンチで回してもびくともせず・・

ならばと、1.5mの鉄パイプで延長し(鉄パイプはクローゼットの服かける奴を持ってきた)、
てこの原理で回そうとしても、
5重巻きの鋼の針金がブチブチブチブチブチ~っと全部ちぎれるだけでダメ。

針金がダメならと、

ペンチの持ち手をドラムの穴に差し込んで、モンキーレンチくくりつけてやってみても・・
回らん。ペンチの持ち手のゴムが破けて外れただけ・・

バーナーで炙っても、やっぱり回らない。(完全に職質されるよね・・)

穴にマイナスドライバーを引っ掛けてトンカチで叩いた。

持ち手が粉々に・・

それでも、マイナスドライバー本体をタガネ代わりにして、
トンカチで何十回と叩くも・・

マイナスドライバーがドラムに食い込むだけで全く回らない・・

(はぅあ)

そう、完敗でした。

でも、ここまで硬いと、小型の1500円くらいの
安いドラム抜きを買ったとしても、絶対外れないだろう・・

ユニバーサルホルダー Moto Tools 汎用 975003

↑これじゃ絶対無理・・

じゃあ、もう5000円くらいする、
本格的なでかいドラム抜きじゃないと
絶対に抜けないだろう・・

ドラム抜き ユニバーサルホルダー 最大開き幅:100mm C-349

そう確信しました。

「だったら、自転車屋に頼んだ方が安くね?」

というわけで、近くのイオンバイクに電話してみたのです。

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自転車屋さんに、ドラム抜きを頼むといくら?

トゥルルルルルル

「すいません、後輪バンドブレーキのドラムだけドラム抜きで外してもらう事って出来ますかね!?」

『は、はぁ・・外してどうされるんですか?』

「いや、自分でブレーキ交換するんですけど、ドラムだけは自分で外せないもんで、そちらで頼めないかと・・」

『タイヤだけ持ち込まれるという事でしょうか?』

「そうです、後輪タイヤだけそっちに持ってくんで、ドラムだけ外して貰えればと」

『あぁ、いいですよ。できますよ』

「ちなみに工賃はおいくら位になりますかね?」

店員さん同士で相談している・・

『まぁ、ウチで外れれば500円くらいで』

「あぁ、じゃあ、後ほど伺いますんで」

『はい、お待ちしてまーす!』

という事で、500円位で外してくれるなら、
全然道具買うよりいいなという事で、徒歩15分くらいの距離にある
イオンバイクまで、後輪だけ片手に持って向かいました。

自転車の後輪片手に民家をノシノシと前進する男。

実に怪しい・・犯罪者の匂いしかしないっす(汗)。

そして、15分後、無事イオンバイクに到着。

「あの~先程電話した者なんですが~」

『はい、このドラムを外せばいいんですね』

「はい、お願い致します(ペコリ)」

すると、どでかいドラム抜きが出てきて、

ぐ、ぐ、ぐいん・・・

「え、外れた・・」

丸2日、全身ギシギシ筋肉痛になりながら死闘を繰り広げたのが嘘のように
3秒で簡単にはずれてしまいました・・

『これで、いいですね。えーっと、じゃあ110円でいいっすよ』

「え、いいんですか?そりゃありがたいです」

500円との事だったんですが、3秒の仕事にその料金は悪いと感じたのか、
税込み110円でやってくれました(つд`)ありがとーー!

左がサーボ用、右がバンド用。中央の穴の大きさは一緒ですが、本体の大きさはサーボの方が一回り大きいです。

で、サーボブレーキを付けてみて、分かったんですが、

バンドブレーキとサーボブレーキのブレーキワイヤーの固定金具が
微妙に違くてですね、

バンドブレーキの金具をそのまま使うと、
自転車によっては、ブレーキワイヤーの長さが足りなくなったり、
バネの長さに見合わなくて、ブレーキを引きづりながら走るようになっちゃいます。

上の写真は、バンドブレーキの金具をそのまま流用。ブレーキワイヤーの長さがギリギリだし、バネも全く意味をなしてないので、ブレーキをサッサッサッと引きずりながらの走行になってしまいます。

金具とバネをサーボブレーキ付属のものに変更。すると正常に機能するようになりました。

で、サーボブレーキに付属してる金具にちゃんと付け替える際、
ブレーキワイヤーのインナーワイヤーエンドっていう、
ワイヤーのキャップを外す必要があります。

ペンチでグイって引っぱれば外れるんですが、
通常、このワイヤーエンドは使い捨てなので、
再度付けられないです。

私の場合はすごく固くて、ペンチでグリグリやってたら、砕けて外れました。

で、まぁ無くても、ブレーキ操作自体には関係してないんで、
無いなら無いでもいいのかもしれませんが、

一応、安全のためにワイヤーエンドも買って
付けた方が良さそうだな~と思いました。

SHIMANO インナーエンドキャップ φ1.6mmブレーキ用 10個入

私の場合は、とりあえずホットグルーガンで代用

というわけで、

いやーほんとこれでしたね

結局ドラム抜きだけ自転車屋さんに
頼んでみるのが一番安く、楽に交換できるという話でした。

まぁ、徒歩圏内に自転車屋さんがないと辛いですし、
お値段は店や店員さんによるでしょうから、
電話してみて、工賃確認してから安くやってくれる所に向かうのが吉ですね。

ちなみにサーボブレーキの制動力、バッチリです!
思い切り握れば、バンドブレーキみたくロックもしますよ。

バンドブレーキは、1年かからずキーキーなりますが、
サーボブレーキはどれくらい持つのか、ずっと鳴らないのか、
続報があれば、追記します。

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