オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく国際婚活記録Vol.9、レディーゴー!(Vol.8はこちら)
前回、4ヶ月ぶりに愛しの中華童顔娘の福ちゃんとの再会を果たしたY氏。
久しぶりに2人きりで食事に行き、そこで福ちゃんの驚愕の秘密を知る事に。。
福ちゃんは、先日お土産にあげた、テディベアのピアスを
私との食事にわざわざ付けてきてくれた。
どこまでも気遣いが出来ていて、やさしい福ちゃん。
本当に彼女のおかげで、辛い4ヶ月の農業生活が乗り切れた事、
送ってくれた英語メールのおかげで英会話が上達して、そのおかげでやってこれた事、
その感謝の気持ちを福ちゃんに伝え、
この4ヶ月間あった事をお互いに話した。
福ちゃんの秘密
Y「そう言えば、福ちゃん、こないだ、『私が今じゃこの職場で最年少の最年長者なんだよ』って言ってたよね?あれ、どういう意味なの?」
福「どういう意味って、私、<ピー>歳で、職場で一番若いし、でも周りは辞めちゃった人が多いから、周りのスタッフと比べたら一番先輩って事だよ。」
Y「!?」
Yはちょっとパニックになっていた。
そう、福ちゃんが、学校に行ってる事は知っている。
Schoolっていうから、大学の事だろうと思ってた。
でも年齢を聞いて、福ちゃんの童顔の秘密が分かった。
童顔というか、実際まだまだ幼いのである(ドカーン)
いや、もちろん働ける年齢ではありますよ。でもホント想像以上に若かった。
うーん、これ、日本で彼女と付き合ったら、犯罪になるのかな(汗)?!
っていう微妙な年齢だった。。
ここではあえて何歳なのかは書かない。ご想像にお任せした方が楽しいと思うのでw
いや~でも、英語堪能で、仕事も先輩としてテキパキやってるから、
もっと歳行ってるのかと思ってた。これは誤算だった(汗)。
うーん、いいのかこれで!?
と思いつつも、福ちゃんとの楽しい日々は始まった。
久方ぶりの幸せな日々に感じた本音
それから福ちゃんとは、2人で動物園や公園など出かけるようになった。
彼女はいつもデート中、ずーっと自分と談笑しながら、私に英語を教えてくれた。
完全に英会話の先生になってくれていた。
私もスーパーで働くようになり、仕事も先輩として的確に教えてくれた。
自分は年上かもしれないけど、オーストラリア経験者としては完全に彼女が先輩であった。。
でも、やっぱり子供なんだなって思ったのは、
たまたまケータイの写真を見せてた時に、
自分の水着の写真(上半身裸の背中)が写ってる写真が出てきて、
それを見た福ちゃんは、
「おっおっおっおっ、ちょっと、それは大丈夫な写真なの?」と焦っていた。
なんかヤバイ写真を見ちゃったかのような素振りをしてたので、
いやいや、別に変態写真じゃありませんから、そんな驚かないでよとたしなめたが、
うーーん、やっぱりこの子、まだ大人な恋愛する年齢じゃないんだな。。って思った。
すごく福ちゃんとは良い感じだし、話も合うし、
性格も見た目も知性も、全部最高だけど、
あくまでプラトニックな関係であって、
それ以上進むことはないなって思ったし、進ませちゃいかんだろとも思った。
言うなれば、アスカと加持さんみたいな感じ。
でも自分はアスカではなく、
ミサトを探さなきゃいけないんだよなぁっていう気持ちが揺らめいていた。。
次回、Y氏のゆらめきは、ありえない形で一つの完結を迎える。
「Vol.10 世界の中心で、愛をさけんだケモノ」へ続く。。