オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく国際婚活物語 Vol.24。(Vol.23はこちら) <Vol.1はこっち>
年末の花火デートで体を密着させ、悩殺攻撃を仕掛けてくる魔性のタイ女チェリー。
そんなチェリーの悩殺攻撃は本気だったらしく、我々はいつの間にかキスをしていた。。
花火が終わり、ハッピーニューイヤーな深夜、
私とチェリーは海辺の船着き場でキスをしていた。
チェリー、つまり、お前は本気で私の事が好きなのだな。。そうか。。
何度も唇を合わせる二人。
しかし、私も男だ。そんな何度も濃厚にキスなんてしてたら、
下の方が抑えきれない衝動になってきてしまった(爆)。
ホテル行く?
私は考えていた。。この後、どうすればいいんだと。。
どうすればベッドインできるのだろうかと。。
というのも、私はシェアハウスに住んでるので、
そんな所でおっぱじめるのは無理がある。
チェリーの所もシェアハウスなので、同じく無理。。
じゃあホテル?うーん、オーストラリアってラブホってないけど。。
こんな年末の夜中に入れるホテルがあるんだろうか。。
もしくは草むらで?いやいやそれはないだろ。。
でも、ここまで女から本気でアピールされて、
そのまま「じゃあ帰ろうか?」でいいのだろうか?
そんな事したら、女のプライドが許せないよな?
据え膳食わぬは男の恥って奴で。。
それ以前に、もう私の方が理性保てないくらい、下が辛いっす(爆)。
もう、どうすればいいか、分からないけど、
とにかく、とにかく、聞くだけ聞いてしまおう。。
「えーっと、この後どうする?ホテル行く?」
もう、ど直球で聞いた私。。
しかしチェリーは、私の想像をはるか斜め上にいった返答をしてきたのだった。
「Y。私はね。。結婚するまでセックスできないの。。」
「はへ?」
まさかの展開であった。
今まさに私の願いが叶うその瞬間、
はるか見えない遠くへ行ってしまった夢の世界。。
まるで神龍を目の前に今願いを届けようとした瞬間、
ウーロンにギャルのパンティにされ奪われたY氏の夢。。
とにかく、衝撃の一言で、私の下半身の熱は静まった。
「よし、そろそろ帰ろうか。」
手を繋いで帰る二人。
うーん、これって進展していいのだろうか?
流石に結婚するまでセックスできないとかいう女と
付き合いたくないんだけど。。
そもそも結婚願望ないし。。彼女欲しいだけだし。。
そんなお預けくらいながら付き合うのなんて、酷すぎるんですが。。(とほほ)
あまりにも魔性な展開に、全く素直に喜べないY。
なるほど、あんたが元彼に捨てられた理由はそれか。
そりゃ、お預け食らってる所に、体も許してくれる女がやってくれば、
誰だってそっちに乗り換えるに決まってるだろ。。
私はこのままチェリーに絞るのはまだ早いと感じた。
そう、周りにはまだまだ沢山の女がいるじゃないか!
挫けず彼女探しを続けるY氏に、
新たな魔性姉妹が出現!?続きはVol.25でッッ!