【こじらせ国際恋愛 Vol.28】ギャル語を操るオージー男

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オーストラリアに自分探しの旅に出たこじらせフリーター男のYが、次々と現れるこじらせ女達との壮絶な国際恋愛バトルの末にまさかの人種とドタバタ国際結婚に至るまでのノンフィクション・ドキュメンタリーを綴っていく Vol.28。(Vol.27はこちら) <Vol.1はこっち>

日本語を操る韓国女ケイトとお別れし、魔性タイ女チェリーを選んだY氏。
そんなチェリーと少しずつ関係を深めていくY氏であったが、
そんなおり、旧友たちと再会する機会があり、意外な事実が発覚!?


チェリーとは、最近は頻繁にデートするようになっていた。

動物園に行って、カンガルーと触れ合ったり、
フェリーに乗って隣町のビーチに行ってみたりと、

それなりに彼氏と彼女っぽい事はしていた。

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女心は台風の空

チェリーは毎日性格が変わる。

一日中、ムスーっとして、「触らないで!」と言ってきたと思えば、
次の日は、夜の公園のベンチに座るなり、人目はばからずディープキス。

かと思えば、突然、
「私達はいつか別れるのよ。ただその時まで今は楽しんでるだけよ。。」
魔性の女全開なささやきを始めたり。。(汗)

食事に行っても、無表情+無言でただただパクパク食べて、
おいしいのかも全然分からない(汗)。

相変わらず何を聞いても「シークレット」と答えるばかりで、
私はチェリーの事が何も分かってはいなかった。

唯一の救いは、チェリーとは無言でも何も違和感を感じない事だ。

そう、男女2人きりで、無言になると気まずいものだが、
チェリーとは無言でも気まずくない。。
これって恋人選びで重要なポイントだと思うのだが。。

バーでクラスメイト達と再会

そんなおり、クラスメイト達がバーで飲んでるというので、
私とチェリーもバーへ。

チェリーは他の友達と飲みたいようだったので、
私とは離れて、そちらへ。

見回すと、我が親友キャット、エフィ、さらに担任の先生だったロバートがいた。
ロバートはイケメンのオーストラリア人だ。

エフィは今日はキメッキメの化粧とドレスだ。ロバート先生を口説く気か。。

もちろん、私はこのキャット達のテーブルへ。

すると、ロバートが私に聞いた。

「あれ、Y氏、チェリーと出来てるのかい?中国人の彼女はどうしたの?」

どどーん!先生、あんただけだよ、そこ突っ込んでくれるのw。

そう、私はこの学校に入学した時に、中国人の彼女がいると嘘を付いていたが、
なぜか誰にもその後、そこは触れられず、普通にタイ女達にはアピールされまくっていた。。

<詳しくはVol.15>

「あはは、先生、もうその子とは終わってるんですよ!」

と取りあえず流すと、ロバートは

「そっか、そっか、Y氏はタイ人の方が良かったかぁ」と日本語で言った。。

はへ??

Y氏「え?ロバート先生、日本語話せるの????」

先生「うん、実は話せるんだ。昔日本にいた事もあってね、
でもみんな言ってる事が分からないんだ、

ビニるとか、ガスるとか。

それで、現代語を勉強したら、ギャル語っていうのがあると知ってねぇ~
いや、ギャル語も勉強したんだよ。」

おいおい、先生(爆)、あんたメチャクチャあらゆる意味ですげぇじゃねぇかぁ。。

もしかして、若い女、日本では沢山口説いてたんじゃねぇのぉ?渋谷あたりで(爆)。
ロバート絶対日本の女にモテそうだもん。コノヤロー、コノ、コノ!おいしい男め!

ロバートは学校では英語以外一切使ってこなかった。
これも私の語学力の成長を阻害しないように隠していたんだと。

あんたどこまでもイイ男だなぁ!
今こうして日本語でフレンドリーに話せて嬉しいよ。

今日は、チェリーはご機嫌なのか、自分の事で忙しいのか、
天敵キャットの隣に私が座ってても、何も邪魔して来ない。ふぅ~。

旧友とのお茶会

そんなおり、別の学校で仲良くしてくれてた旧クラスメイトの、
韓国女のバリアちゃんとおばちゃんとお茶をする機会があった。

<Vol.11Vol.13で登場。身持ちが堅いのでバリアと呼んでる>

おばちゃん「Y氏~、あなた最近タイ人の彼女、いるらしいじゃない?」

Y氏「え?なんで知ってんすか(汗)?おばちゃん達には言ってなかったのに。」

バリア「え、彼女できたの?うそ~!ガビーン!」

おばちゃん「ふふ、おばちゃんの情報力を舐めちゃいけないわよ。最近よく私の姉や友達がY氏とタイ女がマンションのロビーでイチャイチャ談笑してるの、目撃してるんだから!」

Y氏「あ、そっか。。そういえば、あそこのマンション、おばちゃんのねぇちゃん達も住んでたもんな。。あはは。。」

おばちゃん「Y氏が通ってた学校の同じビルに私の姉のサロンもあるから、実はよく目撃してたらしいわよ。あそこの学校、トランスジェンダーだらけよね。ビックリしちゃうわ。」

Y氏「ははは(汗)、おばちゃん、見分けられるの?」

おばちゃん「見りゃ分かるわよ~。あと、今度、あんたのタイ人彼女も連れてきなさい。ホームパーティーしましょ。ねぇ、バリア。」

バリア「え、えぇ、そ、それは、ちょっと無理~、ジェラシーしちゃうよ~。連れてこないでね!」

おいおい、バリアちゃん、私の事を男として意識してくれてたわけ?まぁ、遅いけど(爆)。
そう、そのバリアを外して、好きな男には身も心も捧げて、幸せゲットしろよ~!

多くの奥手の女性は友達から一歩先に相手が踏み出そうとすると、
ビビってガードを上げて踏み込ませまいとする。

すると相手は「あ、やっぱ俺には興味ないのか」と去ってしまい、
そこにしっかり恋愛アピールする女が現れ、その男をあっという間に狩り取っていく。

そりゃ、みんな傷つきたくないので、踏み出そうとしないわけだが、
恋愛なんて傷付いてなんぼ、生傷沢山作ってる奴が勝ち取っていくのだ。

(と、ちょっと真面目に語ってみた)

もしかして、元男じゃないよな。。

おばちゃんの「トランスジェンダー」発言で余計な事が頭をよぎる。。

そう、クラスメイトのハリウッド女優並のボディを持ったダイナマイト姉ちゃんが、
実はトランスジェンダー(性転換)だったように、

実はチェリーも元男って事はねぇよなぁ(汗)という心配もあった。
ゲイ男とよくつるんでるし。。

彼女は子供の頃の写真などは持ってないというし、
パスポートなどの証明書類系も一切見せたがらない。

もしかして、子供の頃は男でしたとか、
パスポートの写真は男だったりしないだろうなぁ(;´Д`)

相変わらず、チェリーの事は何も分かってないY氏。
果たしてチェリーとはこのままで良いのだろうかと悩んでいた時、
クラスメイトだった8等身モデル美女のアルバから連絡が!?
どうなるY氏、続きはVol.29で!

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